カーブスの筋トレは、私の経験から、特に高齢者には有益だと思います。私が、カーブスに出会ったのは、5年前、長年の膝痛がますますひどくなり、何とかしなくちゃと思ってました。そんな時、夫の友人（女性）が、カーブスのキャンペーンクーポンを送付してくれ、それを持って、どんなかな？と思いつつ、お店に行き、少し体験後、運動音痴の私にもできる筋トレだと分かり、即入会しました。

　超高齢社会に生きる私、還暦、古希、喜寿を超え、今、傘寿が目前です。今まで、節目を迎える都度、誕生日には赤や紫色のちゃんちゃんこを着て、同色の被り物をかぶり、こんな年になったのだと、半ば楽しみつつ、お祝いしていました。自分の年に改めて驚く一方、ここまで来れたことに感謝し、また、昔の知っている老人に比べて、自分は若いなと思ってきました。それが、今、傘寿を迎えると意識した途端、人生百年時代とは言え、余命はあと10年もあるのかしらと思うようになってきました。
　とはいえ、5年前は、私は、膝痛に加え、年に7回くらい風邪をひき、花粉症による鼻づまり、それによる慢性的頭痛に悩まされ、また乱高下する血圧にも不安があり、いつもどこかが不調でした。
　それがここ数年は、頭痛や腰痛はほとんど感じることなく、風邪もひかなくなりました。膝痛だけは相変わらずだけれど、老化する一方だった体の老化が止まっているように感じます。体温も、35度だったのが、今は36度を超え、１℃以上も上がりました。なんだか、今の調子でいけば、あと10年位は今の調子で行けそうな気さえします。
　若い時から、ずっと薬剤師として働いてきましたが、5年前に、もういい年だし、膝も大変になってきて、かつコロナ禍、満員電車の通勤は危険ということもあり、仕事を辞めました。それから2～3年は、趣味や、映画や観劇など優雅に遊び暮らしました。それが、一昨年、なんだか物足らなくなり、これまでとは違う仕事を始めました。週2日程度の出勤ですが、職場の若い同僚らと話し、Lineを通じてコミュニケーションをとり、仕事では、何かと気を遣うことも多くなりました。それでも、仕事をするのは、楽しく、素晴らしい脳トレです。高齢を顧みず、新たに仕事をする意欲が出たのは、カーブスで元気をもらい、気持ちが前向きになったからと思います。

　ヒンズー教の教えによれば、私は、今、遊行期。人生の終焉を迎える準備の時期とか。私は、充実した時間を楽しみながら、今を生きています。カーブスに出会え、免疫力が向上し、元気になり、前向きになれたから、この遊行期と言われる時期を楽しく過ごせるのだと思います。
　カーブスありがとう。