もともとすぐ近くのスポーツジムに通っていました。スタジオプログラムやマシンなど全て自分で好きに選べます。が...いかんせん、何でもかんでもやりたいわけではなく、ハードな内容のプログラムは避けると、参加出来そうなのはストレッチ要素の強いヨガだけでした。しかしこれがまた、インストラクターの指示通りに動きが取れない。頑張ってしばらく通ってましたが...。「ま、いいか」と思う様になり、マシンだけになってしまいました。そのマシンもほとんど自己流で、ちゃんと正しく動かせているかわからないまま使っていました。また平日の午前のみの会員制度だったので、少しだらだらしていると、慌てて用意しなくてはいけないので、「ま、いいか...」と行かなくなりました。
しかし...何もしないわけにはいかなかった。専業主婦で、子育てもほとんど終わりになっている今、やらないといけないって事が少なくなっていた。出不精でじっとしているのが平気なタイプな自分が今後の事を思うと、持て余す時間を体と頭の維持の為にどう使えばいいだろう...。そんな時にあるキャンペーン情報が目についた。カーブス・お試しキャンペーン。ジムよりは少し距離はあるが、すぐさま予約し、向かいました。初日はいかにもなスポーツウェアで行きましたが、動けば普通の服でも良いのがまた億劫にならずに有難いです。コーチの指導の元、マシンを動かし、ストレッチをしました。その後、心地良い疲れを感じました。とりあえずやってみようと思い、入会しました。
何より、月曜日から土曜日、午前の部と午後の部の時間帯を自由に予約無しで行ける気軽さは自然と足が向くような感じです。私にとって、外に出る理由と一日のメリハリがつくのは助かります。ジムの時とは比べ物にならない頻度で通うようになりました。マシンの使い方をコーチが度々チェックしてくれるので正しく使え、腹圧を意識すると三十分だけでもかなり効果を感じます。順調に筋肉や体力が付き、風邪をひかなくなりました。以前はちょっとした用事でも腰が重く、なかなか動かなかったのですが、一度外に出ると色々と動く様になり、時間の使い方が良くなったと思います。
そんなある日、あってはならない事が起きました。なんと大腿骨を骨折してしまいました。上半身は元気ですが歩けないので、何も一人では動く事が出来ない状態を早くも経験しました。看護士さんや介護士さん達はとにかく忙しい中、少しの移動でも手を借りないと出来ず、この事が一番つらかったです。
やっとリハビリの許可がおり、指導者に従い軽く運動しました。「よく動くね、まだ手術して日が浅いでしょ」私はにこやかに、「カーブスに通ってます」「ああ。いいって聞いてるよ」この時、通っている自分をほめたいと思いました。退院後、悩んだけれど、「上半身だけで動かせるマシンもあるし、歩く事でリハビリになりますよ」という助言もあり、カーブスに再び通う事にしました。動かなければ筋肉や体力が付かない事を十分に理解していたのでよかったです。
そしてカーブスにはもう一つの魅力があります。来る時間帯が同じ人やコーチと挨拶や天気、たわいもない会話を少しするだけで気分が違います。会員もコーチも昔、「女子」だった方々です。マシンを使っている姿や話しをしている姿を見ては、遥か彼方の昔となった空間にいるかのように懐かしい気持ちになり、心が明るくなります。
入賞
「継続は幸せなり」
カーブスって
どんな運動?