午前10時を過ぎた頃、夫が「今日はカーブスに行かないのか?」と聞いてきます。北海道に住む夫の従姉妹は私達より10歳位若い人なのですが、内科的にも問題が有り、足腰も痛いと言った様で夫が電話口で「カーブス行ってるか?うちの奴はカーブスに行ってるけど、すげ~元気だぞ、行った方がいいって」と話してるではありませんか、私はとても驚きました。
 
 カーブスメンバーになり昨年10月で早や10年、プラチナ会員です。あっと言う間の10年でした。まさしくカーブスが夫婦共に生活の一部になっていると言う事だと思います。
 元々身体は丈夫な方ですが、運動が得意でもなく、ウォーキングするだけの60歳でした。なんとかしなければ!何かを始めなければ!と考えた矢先、2013年9月カーブス会員募集のチラシが入りました。それまで私が住む岩手県奥州市には店舗がありませんでしたが、以前からカーブスは知っていましたのですぐに加入の手続きをしました。会員NO.1のHさんとNO.5の私は早速9月のプレオープンから運動を始めました。
 いよいよ10月オープン!全員初心者のメンバーさん、当時のコーチさん達もさぞ大変だったでしょう。今でも偶然Hさんと並んで運動する事があり、2人とも元気で嬉しく思います。
 
 10年間で健康数値に関し大きく変わりありませんが、逆に変わらない事が素晴しい事だと言えますね。ここからはカーブスで運動し変わった事を紹介致します。
 先ずは頭痛までする肩こりでした。しかし運動を始めてからマッサージに行く事も全くなくなりました。冷え症で靴下を履き電気アンカで寝ていましたのに気がつけばそれもなくなっていました。1番は骨粗しょう症の改善です。2011年9月59歳の時に受けた人間ドックで全ての検査判定がaにもかかわらず骨粗しょう症のみc判定でした。2017年8月65歳カーブス会員になって4年で正常になっていました。同性同年代平均値の110%以上、若年成人平均値は88%以上です。言うまでもなく筋トレのお陰です。
 
 次に私がいかに鉄人(?)かを紹介します。私はカーブスの他に週一でノルディックウォークという2本のポールを使って5km程歩く運動をしています。その他時々ではありますが自宅から15kmの所にある世界遺産平泉を観光客にまぎれ、1人で7km前後、時には10km以上歩きます。必ず最後は中尊寺・金色堂まで続く月見坂片道1400mを息を切らしながら登り、更にその奥にある国重要文化財指定野外能楽殿のある白山神社で参拝し下ります。又、年に一度山形県の山寺1015段の石段を登る事も楽しみの一つで、脚力の衰えチェックにも最高の場所で頂上のポストから小さなこけしのお便りを投函します。"山寺山頂"の消印がスタンプされ受けとった人達も喜んでくれます。やはり今年もチャレンジの予定です。これはあくまでカーブスと共に自主トレの一環です。
 
 毎年8月『いわて花巻 イーハトーブの里ツーデーマーチ』と言う全国的なウォーキング大会があり、私はそこで20kmを完歩する目標があります。例年1日目20km、2日目10kmを歩いています。昨年は猛暑のため途中リタイヤの方が多くいましたが、私は前年より時間がかかりましたが完歩しました。これはやはり筋肉のある人は熱中症になりにくいと言う事でしょう。今年で大会はファイナルになるそうなので、是非20km完歩したいと思っています。
 
 私が10年以上カーブスを続けられたのは、60歳の時にこれからの自分、なりたい自分を想像したからで、確かにやめたいと思った事もありましたが、カーブスをやめて別の道があるか?と問いかけた時に答えは『カーブスを続ける』オンリーでした。私はこの奥州市水沢で生まれ育ったので知り合も多くいて、少しお休みが続いたりすると心配してくれる仲間がいます。中高生の頃の後輩には「先輩!おはようございます」「お姉様、おはようございます」と声をかけてくれ私も○○ちゃんと呼んでいます。古希を迎えた私達が少女時代に戻れたり、青春時代に戻れたり、筋トレの場所だけでなく仲間に会える楽しいカーブス、安否確認のできる大切な場所でもあったからです。そして何より、笑顔の素敵な元気なコーチ陣がいてくれた事が大きかったでしょう。
 これから10年後の自分を想像するのは、中々難しいものですが、年齢だけで諦める事なく、興味ある事にはチャレンジ、参加していこうと思います。たとえ免許証を返納しても隣町のカーブスにバスで通い続けようと改めて誓いました。
 これからも、カーブスで!!