二年前の六月、私はそれまで七か月位、喉のガラガラ声が治らず疑問に思って耳鼻科へ...。そこでははっきりとした事がわからないので、大きな病院へ紹介状を書いてもらい行く事に...それだけで不安が募りました。
大きな病院で検体検査を受けた結果「喉頭がん」とわかり治療は名医のいる他の大きな病院に行って受ける事になりました。
病名:喉頭がん声帯上部型
声帯はハート型になっていてその右側のハートの半分が見えない状態になっていました。幸いがんの大きさは小さくステージⅠの診断でしたし、声を失いたくない事を先生に伝えたら放射線治療一本での方針が決まりました。
放射線治療を始めて十日位たった頃から喉の渇きや飲み込みにくさ、更に声が出にくいなどの症状が出て仕事は休みがちに...喉以外にがんは広がっていなかったので体は大丈夫。カーブスでみんなの笑顔や終わった後の爽快感・コーチとの会話で気持ちが明るくなれる・前向きな気持ちになれるので喉の病気を忘れて運動できて素敵な時間となっていました。声が出なくても脈拍の色を伝える時は指で一・二・三。一は赤・二は黄・三は緑とコーチに決めてもらって、指で特別なコミュニケーションを取りながら続けていける喜びを感じていました。
丁度その時期に私の母が認知症を発症し、昨日できていた事が今日は無理だったりする母を抱えながら「何で出来ないの?何で?」と思う気持ちを抑えられなかったりして、自分の病気と母の認知症がダブルで私に振り掛かり悪戦苦闘していました。
でもカーブスに通う事で一回我に帰って冷静に考える時間ができ、何よりもストレスがたまる事を防いでいたと思います。がん克服と体力維持を目標に週二~三回腹圧と息を吐く事を意識して運動する事で筋力アップできていた事は奇跡です。職場復帰した時、立ち仕事でしたが疲れる事なく仕事ができて嬉しかったです。
がんによって体重は半年で八キロ減ったけどなぜか腹筋だけは上昇中↑。カーブスの運動が筋力アップに一番大切だと思って今も続けています。カーブスは病気を治してくれる。そして筋力アップによる体力維持はみんな◎(二重まる)、いや花丸(はなまる)にしてくれる場所として私にはなくてはならない存在だと思います。
今はがんが消えていますが、放射線治療の後遺症の為完治はしていないけれど筋力アップと健康維持・そしていつまでも長ーく通うことで、私の夢である日本のまだ見ていないたくさんの観光地を巡る旅を実現する事ができる様に体の貯金として続けていきたいと思います