カーブスの入会時、コーチに「早和子さんの夢は何ですか?」と尋ねられ「20kg痩せて主人と屋久島の山に登ることです」と答えていました。
 3年前、太っていた頃の私は、膝の骨を損傷し、痛みを我慢しながら足を引きずり、杖をついて歩いていました。病院の診察で、先生から「手術をするか、痩せて筋肉を付けるか、どちらかです。痩せて膝に筋肉を付けると痛みは治ります。プールではなく、地面に足を付けて運動をしないと筋肉は付きません。飛んだり跳ねたりする運動ではなく、しっかり筋肉トレーニングをしてください。膝に負担が来ますから」とアドバイスを頂きました。
 そんなある日、長い間会っていなかった友人が急に会いに来てくれました。股関節の手術をして、8kgも痩せてとてもきれいになっていました。「カーブスに行って痩せたのよ。コーチ達が『Mさん、こんにちは。Mさん、痩せたわね。』と言って、一つ一つ運動を褒めてくれるのよ。名前も呼んでもらって若返って、心がワクワクして、もうカーブスに行くのが楽しみなのよ!」と話してくれました。
 私は、主人に5年前からカーブスに行くことを勧められていましたが、「私には無理!」と頑なに断り続けていたのです。友人のお陰で決心が付き、次の日にカーブスの入会申し込みに行きました。しかし、最初は歩くと足に痛みがあり、体力の無い私はカーブスのマシンをなかなか上手く動かす事ができませんでした。コーチに「早和子さん、入会して大丈夫ですか?」と尋ねられましたが、「ダメな時は辞めればいいのです。やれるだけやってみます」と答えていました。病院の先生の言葉と、コーチ達の励ましと、カーブスで元気になった友人の話を信じて、カーブスでやってみようと覚悟を決めました。
 カーブスの部屋の壁には、コーチの手書きで、その人の持つ痛みの程度に合わせて、痛みを乗り越える心得を書いてある表が貼ってあります。

①関節液=血液(骨液)の説明(関節の液を回す。安静にしていても何も変わらない)
②痛みスケール表(先ず、自分の痛みを確認しよう)
③痛みと上手く付き合うトレーニング ステップ1~ステップ4(筋肉は天然のコルセット。私達の関節を守ってくれます)

の3枚があります。痛みがあるとき、この3枚の貼り紙を読み、自分の心に『大丈夫、大丈夫』と言い聞かせながら、一つ一つコーチのアドバイスに助けてもらってやってみました。
 3カ月位経った頃からでしょうか、不思議なことに、カーブスで運動を始める前にズキンズキンと疼いていた足の痛みが、帰る頃には無くなっているのです。筋肉と関節液が、痛みを取ってくれている事を感じていました。20kgの重みを体に抱えていた私は、いつもきつくて疲れていました。「あぁきつい、きつい」と間食をしていたのです。お腹が減ると不安になるので『大丈夫、間食しなくてもいいんだよ』と自分の心に言い聞かせました。先ず、間食しない事、おやつを食べない事から始めました。そして、タンパク質と野菜と魚を中心に、バランスと栄養を考えて、3食しっかり摂りました。自営業で毎日忙しい我が家ですが、笑顔でカーブスに送り出してくれる家族に感謝しながら、週2~3回通わせてもらいました。確実に1kgずつ痩せて、足の痛みも無くなりました。足に筋肉が付き、膝をサポートしている事をしっかりと感じました。
 20kg痩せるまでに、なかなか痩せない時期がありました。スランプの時、カーブスのコーチや長男の嫁に温かい言葉と励ましの言葉をいただきました。嫁からは、「体重が減らなくても、増えないこともすごいですよ」と言ってもらいました。感謝しかありません。
 先日、とても嬉しい事がありました。カーブスの筋トレ中に、初めてお会いする方から声を掛けてもらいました。
「あなたが、カーブスで痩せたと噂ですよ。私は、あなたが以前太っていた頃を知っています。あなたが頑張っているのを見て、私もカーブスに入会して頑張っているのです。太っていた頃のあなたは、今や跡形もありませんよ」
その後も同じように、2~3人の方が声を掛けてくださいました。驚きながら、とても喜んでいる私でした。
 これからも、できるだけ長くカーブスに通って体力を付けて、カーブスの筋肉トレーニングの素晴らしさを伝えたい。それが私の願いです。
「私の夢を諦めないで、続けて良かった」
 沢山応援してくださった方々に感謝します。
 カーブスに感謝します。
 もうすぐ、主人と屋久島の山に登ります。