カーブスエッセイを書き始めて6年目になる。昨年5年目で終了しようかと考えていたが、今年は「おうちでカーブス」という新たな試みもあり、自宅では、最近太りだした運動不足の夫とともに、「おうちでカーブス」を始めている。夫はあまり乗り気ではないが、何分年齢も52才であり、中年太りが気になる体格で、わが待望の5歳児を育てるにあたり、夫婦の健康は一番必要で、一番の責任であると考える私は、多少無理強いをしても、彼にも健康でいてもらわねばならない。
また、身体だけでなく、精神面でも運動はホルモンバランスを整えて、幸せホルモンが放出されるという。実際運動すると、身体も気持ちもさっぱりと軽くなり、一日の疲れが引いていくような感じがする。今はまだ大きな変化は見られないが、いずれ夫も継続していけば何らかの変化を感じてくると思うし、私自身は、肩こりや首の凝りなどの軽減に役立っていると感じている。
私は今年で51歳になる。同級生の中には孫もいる人もいる。私は、長い間不妊治療をして45歳で待望の我が子に会うことができた。だから私は、わが子のためにも心身ともに健康であらねばならないと考えている。日々の生活の中で、多少の悩みや、困難はつきものである。落ち込むこともあるけれど、カーブスに行けば、コーチや他のメンバーさんから優しく声掛けをもらえる。「子供さんはいくつになった?もうそんなになるの!」などと声をかけてくれるメンバーさんもいる。私も頼まれもしないのに、七五三や何かイベントの時の写真を見せたりしている。わが子の成長を見守ってくれていることがうれしい。我が子が生まれていなければ、話をすることさえなかったかもしれない人たちだ。我が子が紡いでくれた縁だと感じている。この子が私の世界を広げてくれた。人と人との関わりは大きな財産であると感じる。声をかけられるとそれだけで優しい風が頬をかすめたように感じる。
さて、夫の話に戻るが彼はまだ大きな変化は感じていない。嫌々始めたことだけど、習慣化はされてきており、寝る前には「今日は体操しないの?」と聞いてくる。私は「もちろんするよ」と答え、6分間の短時間コースが多いけど(時間があるときは15分30分を行う)ほぼ毎日行えている。今はまだ目に見える変化はないけれど、何年か後に彼も私に感謝することがあるかもしれない。今の私の目標は、奇跡的に生まれてくれた我が子のためにも夫婦で健康で長生きして、沢山働いて、足腰が丈夫で、自分のことが自分でできるようにしておき、息子に迷惑や心配をかけないで過ごせるようになりたいと考えている。可能ならばあと20年は働いて、彼に学費のことで迷惑をかけたくないと思っている。できれば年をとっても老人ホームにお世話にならずに済むようにしたい。
そして今は、夫と、息子と沢山のところに出かけて共にいろいろ経験し、学びを得たい。そのためにもカーブスで体を鍛えて、気持ちもリフレッシュして頑張りたい。そう考えている。カーブスは身体だけでなく、精神的にも安らぎを与えてくれる。自分を守ることも必要だ。だから私はカーブスに通う。これからもずっと。
佳作
「家族でカーブス」
カーブスって
どんな運動?