叔母の葬儀で出会ったその人は、機敏な動作の元気な人でした。叔母は享年82歳。その人は叔母の専門学校時代の同級生ということで同歳です。叔母も若くきれいな人でしたが、その人も若々しく、到底80代には見えません。聞けば、未だに週に数日、請われて家政婦の仕事をしながら、カーブスには週5で通っているとのこと。この若さの源はここから来ているのかと得心しました。
老いは誰にでも来るもの。その時に、どんな自分でいるのか、いやいたいのか、その人に会ったお陰で、その入り口に立つ私は、課題をつきつけられた気持ちになりました。
先日、昔の同僚に久しぶりに会いました。私より5つ下の人です。昔はもう一人の友人と三人でよく海外旅行に行った仲間でした。彼女は、体育大学出身で、学年時代はバスケットボールの選手とバリバリのスポーツウーマンです。その彼女でさえ、還暦を過ぎ、体の衰えを感じ、カーブスに入っているとのこと。同時に彼女は自分のことだけではなく、母親の体調も気にかけていました。だから母親と一緒にカーブスに通っているとのことでした。(母子でカーブスに通うなんてステキなことだなあ)と思いました。
余談ですが、マシーンをやって心拍数が「紫色」になったという話を聞いて、「私が通っているカーブスで紫色になった人なんて聞いたことがない。やりすぎじゃない。きっとコーチに何者って思われているよ」と言って、二人で笑いました。
ちなみに、若い頃に海外旅行に一緒に行っていたもう一人もカーブス友だちです。私が入会して翌年の賀状に「週2で運動を始めました」と書いたら、返事に「それカーブスでしょう。私もカーブスに通ってます」とありました。年賀状が同じだよね、と満面の笑みを浮かべているように思えました。
さて、そんな私がカーブスに入るきっかけを作ってくれた友人がいます。彼女とは高校時代の同級生です。私はその彼女からカーブスを紹介されて入会したのです。でも彼女はカーブスを無理に勧めたりしませんでした。彼女とはランチをしたり、旅行をしたりする友だちです。旅行のたびに「カーブスに行ってから帰る」と言うのです。「そんなに楽しいの?」と聞くと「これ以上、動けなくなるのが嫌だから」というのが口ぐせでした。その言葉に私も興味をもち、カーブスへの入会を決めました。彼女はガンの手術をしているのですが、私より元気でカーブスのおかげだと思っています。
カーブス仲間といえば、もう一人います。私がカーブスを紹介して、入会した友だちです。彼女は脳の血管の病を患ったことがあります。でも今はとても元気で、仕事に励みながら、週3でカーブスに通っているそうです。紹介した私よりカーブスにどっぷりはまっている彼女を見て「どちらが紹介者かわからないねぇ」と言って笑いあいます。彼女の場合、仕事のことなどで落ち込んでいると、旦那様が、「カーブスにでも行って、気分転換してくれば」と言って背中を押してくれるそうです。ステキがご夫婦だなぁと思います。
このように私の周りは、いつのまにか、カーブスで結ばれています。
昨年4月から今年3月まで、ほぼフルタイムの仕事が入り、カーブスには週1で通うのが精一杯でした。今年に入り、仕事が落ち着いてきたと思ったとたん、叔母や妹の死という局面にぶちあたり、心身ともにたいへんでした。しかし、これから周りの友人たちに負けないようにカーブスに通いたいと思っている今日この頃です。