カーブスに入会して、6年9ケ月になりました。入会は、初孫が生まれて、半年くらいの時でした。きっかけは、カーブス群馬中之条ができて、新聞の折り込みチラシを見た夫のすすめ。夫の行きつけの床屋の高齢女性が、渋川市のカーブスに通っていて、とても元気な様子とのこと。
入会したのは、2017年7月。その年の3月に、高校の教員を退職しました。夫は、退職後には運動不足になることを心配したようでした。初孫の成長を見るたびに、自分も元気に成長しているように思います。
今日、3月30日は、13000歩ほど歩きました。ここ半年くらいは、カーブスまで歩いて行っています。片道5000歩弱の道のりです。いつも、道中で何がみつけられるかなと思っています。今日の収穫は、バッタをみつけたこと、道端の菜の花と蓬を摘んだこと。バッタの写真は、Lineで友人に送り、菜の花はお浸しに、蓬は小エビとかき揚げに。途中の川には、大きな鯉がいることもあります。
カーブスまで歩き始めたのは、いつか運転免許を返納する時が来てもカーブスに行きたいから。それには、楽しんで歩こうと決めました。早く歩こうと思わない。その日の、その時の気分で。姫クルミの実、柚子、柿、三ツ葉。田舎の道なので自然の恵もあります。
さて、カーブスに到着していつも想うこと、カーブスに来ることができて、幸せを感じます。一世代前の女性は、自分の時間を持つことができなかった、と亡き実母を想い出します。カーブスに多くの女性が入会しているということは、どれだけ日本の未来が明るいか、介護保険を利用する日が少しでも遠くなるのではないかと思います。コーチからの声かけ、知りあいとの会話、今日も来ることができた幸せを感じます。まずは、起床して、カーブスに来られたこと。コーチや知りあいに挨拶して心和むこと。コーチからの声かけや健康確認は、1人の人間として大切にされていると実感します。脳への刺激も、良好と思います。
そして、筋トレスタート。メンバーさんのウェアが目に入ります。素敵なウェアと褒めたり、私も着たいと思ったり、流行を知ったり、これも脳への刺激となり、認知症予防につながると思います。自分の手持ちのウェアの組み合わせを考えたり、忘れていたウェアを思い出したり、ここでも脳の働きを活性化。
私の趣味は、手仕事です。実母は和裁の仕事をしていました。1人っ子の私は、母の周りで布やボタンなどで遊んでいました。5歳頃から縫い針で何かを縫っていたような記憶があります。母に教えてもらったり、母が読んでいた婦人雑誌の付録には編み物が載っていたり、大いに興味が湧きました。成長して、手仕事だけは誰にも負けたくないと思うようになり、高校の家庭科教師になりました。現役時代の良き思い出として、料理コンクールの指導、生活部という部活動の一環で、長野県諏訪市の原田泰治美術館主催絵画キルトコンクールに数回入賞しました。画家の原田泰治先生の絵画を布で表現するというコンクールです。繊細な手仕事で、膨大な時間がかかります。その作業をしながらのおしゃべりは、とても充実した時間でした。
退職した現在は、自宅で着物リメイク教室を開いております。生徒さんは4名。主に各家庭にある着物や布をリメイクして、洋服やバックにして再利用します。作品は、個人別、楽しいおしゃべりをして、にぎやかに作業しています。カーブス仲間のママ友もいらっしゃいます。当然カーブスの話題もあり、日々の食事の参考になります。最近の作品では、ネコのベストが気に入っています。図書館で借りた本の編み図を参考にして作りました。毛糸は義母が残した毛糸、手芸店で見つけた目玉のボタンをつけたら一層ネコらしくなりました。
今日は、カーブスで計測をしました。コーチからのアドバイスに励まされ、今日も来てよかったと思いました。人は、褒められるとうれしくなります。それは、人生前向きに考えられます。人生いろいろ、人それぞれ、若い頃は他の人の生活をうらやましく思う自分がいました。最近は、自分の人生を大切に生きようと、特に思います。
私なりに考えたこと。自分らしく、自分の好きな趣味に取りくみ、その喜びを味わうこと。自分のための、自分探しと思います。今日の筋トレの間こんなことを考えていました。カーブスに来れて、幸せ。それを、コーチやメンバーさんと分かちあいたいと思います。小さなでき事に、喜びをみつけたいです。
3月31日、上越線の沼田駅~岩本駅~敷島駅にSLが走りました。上越線開業100周年イベントでした。記念のSLパンの販売がありました。午前と午後に、100個ずつ。私は23番目。それだけでも、うれしい。前後の方々とのおしゃべり。それも楽しい。このような事の積み重ねで、寿命も伸びるように思います。敷島駅の女性駅長さんが、パン屋さんと相談して作った竹炭入りの黒いSLパン、正面には百周年のマークが入っています。孫にあげたら大喜び、喜びが増しました。
カーブスから帰宅して、庭の草取り。草取りも、「あ~、いやだなあ」より、「これだけキレイに採った。うれしい」この思うほうが、楽しい。草取りのついでに採った、フキノトウで小さなパン、フキの小さな葉の天ぷら、ヨモギは干しエビと合わせてかき揚げ。朝から作ったカレーと一緒に食べました。春を味わって幸せです。ほんの小さな事に喜びを感じる事が、幸せに生きるコツのように思います。
明日は、夫の誕生日。カーブスの帰りに、新装開店したカフェで話題のイチゴスィーツを買いに行きます。これも、カーブスのメンバーさんからの情報です。
今年の初夢では、我が家の玄関前を2本足で歩く熊の姿を家の中から見ました。ネットで検索すると、今年は良い事があるかも。
今後の人生をどのように生きるか、考えてみました。まずは、健康第一。元気にカーブスに行くこと。コーチやメンバーさんとの交流を大切に、頭をめぐらし、何事も前向きに考えること。小さなでき事に幸せを感じること。そして、その流れは、自然に湧いてくるものであること。
カーブスエッセイを綴ることにより、より明確に心の方向が決まってきたように感じます。カーブスは、幸せを作って、分け合う場所なんです。1人の女性として、筋トレを通じて、生き方を考える場所が、カーブスです。年齢を重ねた現在。何かをしなければならない、をやめる。たとえば、終活を考えた断捨離。いやだなあと思ってやっていましたが、片づけの中にも小さな幸せを発見できました。決して、完璧を目指さない。自分のペースで、前向きに考えれば、何事もハッピーです。カーブスエッセイを書くことで、今後の生き方が見えてきたことに感謝します。そして、明日も、カーブスで筋トレ。楽しみだなぁ。
佳作
「カーブスを通じて何事もハッピー前向きに」
カーブスって
どんな運動?