私とカーブスとの出会いのストーリーはとても興味深いものです。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まってから二年経った頃、私は自由な時間がたくさんあることに気づきました。 多くの人は当時、コロナの影響であまり外に出ていませんでしたが、私は外出が大好きだったので、頻繁に外に出ていました。
 ある日、近所のスーパーで買い物を終えた後、店の外にテーブルが設置されていることに気づきました。 そこには、カーブスの黄色いシャツを着た笑顔の素敵なスタッフが二人立っていました。「簡単体力チェックを受けませんか」と言われた私は、その日暇でしたし、運動には結構自信があったので、すぐに簡単体力チェックを受けることにしました。ところが、自分自身の自信とは裏腹に、私は簡単な筋肉運動があまりできなかったことにショックを受けたのです。スタッフさんが「もしよければ、地元のカーブスで無料レッスンを一度試してみませんか」と誘ってくださったので、私は二つ返事で応じました。

 私は若い頃からスキー、スイミング、テニスなどの運動が大好きでした。以前、夫が通っていたスポーツジムに一度ついて行ったことがありましたが、マシーンを使ったエクササイズはどうしても好きになれず、一回行って辞めました。「カーブスってどんなジムなんだろう?」と期待半分、不安半分でしたが、行ってみることにしました。とは言え、実際には「以前の夫のスポーツジムと同じく、ウェイトを持ち上げたりマシーンを使ったりするのだったら、嫌だなあ。それだったら、むしろ自転車に乗ったり、テニスをしたり、プールで泳いだりしたほうがましだし・・・」と行く前からすでに不安の方が期待よりも大きかったかもしれません。しかし、最後には「まあ、失うものは何もないし」と割り切って考えることにしました。「この前受けた 筋肉運動の簡単チェックを受けてみて、自分には筋肉もストレッチ能力もあまりないことにも気付いたし、ちょっと頑張ってみようかな」とポジティブな思いになり、カーブスに足を運んだのです。
 最初の無料レッスンの日、コーチはとても親切に丁寧に教えてくださり、他の女性も楽しそうにエクササイズに励んでいる姿がとても私には印象的でした。カーブスの温かみのある、こじんまりした環境もすぐに好きになりました。

 コロナパンデミックの時期、私はカーブスに通うのがとりわけ楽しみでした。 自宅からカーブスまで自転車で行き、カーブスの帰りには図書館に寄ったりスーパーに寄ったりが、 私の一週間のハイライトになりました。カーブスまでは自転車で約15分、そこで30分運動して、また自転車に乗って家に帰る。それだけで気持ちのよい1時間の運動になったのです。 天候に関係なく、楽しくカーブスに通い、徐々に体力がつき始めました。雨の日も風の日も、冬も夏も自転車に乗って通い続けました。
 コーチ陣や他のメンバー達とすぐに仲良くなり、最初は戸惑っていたローテーション・サーキットにもすぐに慣れました。 当時は、みんなマスクを着用していましたが、それでも相手の笑顔が分かるようになったものです。コーチから健康について色々と教えてもらったり、カーブスの季刊誌を家で読んだり、私にとっては大きな楽しみとなりました。 学生時代に体育の授業が好きだった私は、カーブスであの頃のことを思い出しました。
 
 カーブスに入会してから3ヶ月に、私はカーブスの会員になったことをフェイスブックに投稿しました。すると、ある友人が「カーブスは女性に長生きしてほしいと願う男性によってアメリカで設立された」という記事をシェアしてくれました。 彼の母親は、彼が13歳の時、体調を崩して亡くなっていたのです。 私はアメリカ出身なので、この話を聞いて胸が熱くなりました。カーブスは「女性が健康であることを助ける」という大切なミッションを担っており、私はカーブス設立の理念に心から賛同しました。

 さて、カーブスに通い続けているうちに、どんどんと新しい友達ができてきました。さらに、長年音信不通だった私の元英語の生徒さんたちにもカーブスでばったり会いました。これは実に嬉しい驚きでした。 ある日、私はAさんとカーブスで再会しました。 彼女は私と一緒にかつて英語を勉強していた生徒さんの一人でした。 その数日後、私たちは地元のレストランに朝食を食べに行き、約30年前の楽しい思い出が蘇り、会話が大いに盛り上がりました。彼女は、当時私の長女に哺乳瓶で飲むのをやめさせる方法について尋ねた時に、いろいろと助言をくれた人でした。今、私の長女は33歳ですから、ずいぶんと昔のことになります。 さらに彼女は、もう一人のカーブスの友人と私たち夫婦を、彼女の親戚が経営する寿司屋に誘ってくれました。 一緒に美味しい寿司を食べ、私の世界はさらに広がりました。

 カーブスに通うことによって、私は身体面だけでなく、精神面も強くなった感じがします。以前は重い荷物を持つのは嫌だったのですが、今ではかなり簡単に運べるようになりました。例えば、 旅行中に駅で電車に駆け込んだり、スーツケースを持って階段を上っても、疲れたり息切れしたりすることがなくなりました。さらに、気分的にもより楽観的になり、夜もぐっすりと寝ることができています。
 カーブスに通う利点は健康面だけにとどまりません。カーブス関連の新しい語彙や漢字を学ぶことで、日本語を上達させることにもつながりました。壁に貼ってあるいろいろなチラシを読んだり、コーチや他の会員と話したりするのも、楽しみの一つです。 いただいた料理のレシピも、自宅で実際にいくつか作ってみました。カーブスの雑誌で読んだたくさんの体験談に刺激され、私も思い切ってこの度、体験談を紹介したいと思うようになりました。

 私は週に二度英語を教えていますが、帰宅後はどうしてもお腹が空いているせいか、以前はバカ食いをする習慣がありました。健康には良くないと知りながらも、帰宅後すぐにチョコレート一箱を全部食べたり、プリンを2つ立て続けに食べてみたり、食習慣に弱点があったのです。しかし、カーブスに定期的に通うことで、お菓子や砂糖を控える自制心が徐々に芽生えていきました。 カーブスのポスターでスリムになった女性の写真を見て、励まされることもありました。そして、私は「エクササイズ&正しい食生活」の重要性に気付いたのです。甘いものを食べる習慣を減らし、毎食食べる量を制限し、十分なタンパク質を摂取することに心がけるようになりました。 今では、以前はきつくて履けなかったジーンズを再び履けるようになり、驚きを隠せません。

 実は、2ヶ月前、私は鼻の皮膚がんを切除するために手術を受ける必要があることがわかりました。 2年前からカーブスに通っていたおかげで、私は心身ともに健康な状態で手術を受けることができるという自信がありました。カーブスに出会えたことは、「いつも健康でありたい」と以前神様に祈った祈りの答えだと感じています。今なおカーブスに通えることを感謝しています。また、H市のカーブスで、コーチ陣や仲間たちにいつも支えられ、励まされていることにも心から感謝しています。