私の一日は、朝四時半に起床し、コップ一杯の水を飲んで、コップ一杯のホットミルクとゆで卵二個を食べて、五時半に家を出て、徒歩(十五分)で職場に向います。六時から九時までスーパーの開店準備の仕事をします。九時半頃帰宅し、家族の朝食の皿を洗い掃除をします。その後、午前中にカーブスへ行き、買い物をして午後一時半頃帰宅し、ちょっぴり遅い昼食をすませ、夕方四時に孫の保育園へお迎えに行きます。夕食の準備をし、週二回ほど孫をお風呂に入れます。午後六時半頃から夕食で、その後、八時半頃まで二才の孫と遊びます。夜九時頃から夕食の後片づけをし、翌日の朝食の仕度をし、お風呂に入ります。お風呂から上り(その間、洗濯機を回しています)、干します。こんな私の一日です。なので、布団に入るのが翌日一時半頃になってしまいます。睡眠時間は約二時間ほどです。
こんな慌ただしい毎日の私の体は悲鳴をあげ始めました。体重が減り、手足が細くなりました。そのせいか、今まで大きく速く動かせていたマシンが重く感じ、速く動かすことができなくなりました。また、睡眠不足が原因なのか、腰を下ろすとうたた寝してしまいます。お風呂に入っていて、湯舟につかっていて寝てしまいお湯を飲んでしまったことがあります。一歩間違えば死んでしまいます。また、ベッドに腰かけていて、うとうとしていてベッドから落ちたこともありました。頭痛がしたり、体も重く感じます。
また、食欲がわきません。お腹がすきません。原因はわかっています。ストレスです。冒頭にも書いたように、慌ただしい日々、時間に追われた日々で、精神的なストレスが溜まり、自律神経が乱れてしまったからです。しかし、食べなくては倒れてしまいます。カーブスでタンパク質十二点摂取することの大切さを学んだので、せめてそれだけでもちゃんと摂ろうと毎日心掛けています。
一番の体調の悪化は、「低カリウム血症」です。数年前から、尿の出が悪く、手足や顔がむくんで病院に通っていました。その病院で血液検査をしたら、カリウムの数値が低く内服治療を始めました。しかし、なかなか改善されなく、一年ほど前に、県立病院で治療を始めることになりました。「低カリウム血症」は、手足の脱力感、筋肉痛、動悸などの症状がみられます。私は、この症状の通り、動悸や疲れやすくなりました。慌ただしい毎日のせいだけが私の体の異変ではなかったのかもしれません。
こんな体調ですが、カーブスには週三から四日は通っています。行くのを迷うこともあります。一周で帰ることもあります。以前は大きく速くどのマシンも動かすことができていたのですが、今はそうはいきません。そのことがもどかしいと思うことも多々あります。しかし、ワークアウト一周でも、ゆっくりマシンを動かした時でも、頭がスッキリして、体のだるさが取れて軽くなります。また、何より、コーチが温かく、私の話を親身になって聞いてくれます。私が元気がない、体調が悪い、悩んでいるなど気づいて声をかけてくれます。
こんなことを書くのは恥ずかしいですが、家庭の中のもめごとがあった時です。Aコーチが私の異変に気づき声をかけてくれました。心が折れていた私は涙がこぼれてしまいました。最後まで私の話を聞いてくれ共感してくれました。心も体も一人一人を親身になって向き合ってくれるカーブスが大好きです。だから、こんなにも長く続けているんだと思います。
今年の二月に孫が一人増えました。この春小学一年生になる孫、年小さんの孫、三才になる孫が二人、生まれたばかりの孫の五人になりました。十五年前に離婚し、息子二人と私の三人で再出発した私が、今は、息子達は各々家庭を持ち、外孫三人、内孫二人、総勢十人になりました。
一番上の孫は、泊りに行くと私とお風呂に入りたがります。その理由は、私の体をチェックするためです。私が痩せたのに気づいて、「ばぁばの体チェックするから!」と言います。その時初めて自分の体を鏡で見て、異変に気づきました。泊りに行く度に、「ばぁば、チェックするよ!○○が「良い!」と言うまでチェックするからね」と言います。孫に心配されないように、ちゃんと寝て、ちゃんと食べて元気でいなければならないと思います。他の孫達も、「ばぁばー」と言って走って来ます。一緒に公園へ行って遊んだり、自転車に乗ったり、キャッチボールをしたり、追いかけっこ、かくれんぼなどします。孫と遊ぶにも体力が必要です。途中で立ちくらみがしたこともありました。血圧も低いので、医者から「急に立ち上がらないように」と言われています。
こんな私ですが、カーブスへ行き、他のメンバーさんの頑張っている姿を見たり、優しく元気なコーチの顔を見たり、話をしたりすると、どんなに忙しい毎日でも、家で嫌なことがあっても、泣いてしまった日でも、気分が落ち込んでしまった日でも、居場所をなくしてしまっても、元気をもらってリセットして帰れます。
今は、寝る時間がなく、腰を下ろす時間もなく、慌ただしい日々が続いていて、自分の良い所を見つけてほめること(花まるをつけること)はできないです。しかし、ちょっと立ち止まって、「頑張らないことを頑張る」ことを再び思い出して、体を大切に自分を大切にして、家族のために生きていきたいと思います。
今年ほど、エッセイを書く時間がなく、頭が回らなかったことはありません。この想いをエッセイに書けないと思いました。まとまりのないエッセイですが、書き終え、自分を見つめ直し、これからの自分を考え直すことができ良かったです。来年も、そして、これからカーブスを続けている間は、自分を見つめ直すためにエッセイを書き続けたいと思います。
ありがとう カーブス