気がつけばカーブスに入会して、丸十年が過ぎる。文字に表わすと「三文字」この三文字の中には余りにも多くの事があり、走馬灯の様に思い出す。
 
 入会のきっかけにしても、長い入院生活で体力、気力、精神的に自分でも驚く程どん底の状態。ある日、今は更地になっているがスーパーマーケットがあり、いつもとは別の出口より帰る。はじめて見る看板「女性だけの30分体操カーブス」の文字が目に飛び込む。今ではT.Vコマーシャル、新聞の折り込みチラシ等情報が溢れている。当時は全くなし。しかし、迷いながら教室の扉を開けると係の方がすぐ来てくださり、宜しければ見学だけでもと言ってくださる。色々説明していただく。その間にも会員さんの方は、皆様楽しそうに体を動かしている。係の方、即ちコーチの方と話しながら説明を受ける。自分の体力に合った動きが出来るので、心配しなくても大丈夫ですよと告げられる。その日は一晩考えて又伺いますと言って帰宅する。
 翌日迷いながら教室に行く。コーチの方も覚えていてくださり、再度説明していただく。取り敢えずコーチの説明を聞きながら一周する。30秒で動くのは非常にきつい、苦痛である。ストレッチの仕方も教えていただく。その後迷いながら入会手続をする。残暑の頃であり教室まで歩いて20分は大変だけど、元気になりたい思いで通う。
 
 入会当時よりほぼ毎日同じ時間に会う方がいらして、時々声をかけていただき、一年が過ぎた頃、その方が転居。私に元気になって良かったねと最後にお声をかけていただき、挫折しそうな時もあり、色々な方が見ていてくださり、続けて良かったと改めて思います。
 カーブスに通い出して5年位が過ぎた頃、大変お世話になったコーチの方が退職と聞き、大きなショックを受ける。ある時、次の様な話をしていただきびっくりです。入会当時のこの会員はどうなるかとハラハラドキドキだった様です。コーチの方がおっしゃるには、入会当時の私と現在の私を会わせてあげたい位だと言われ、本当に嬉しいお言葉で今でも脳裏に焼きついています。私自身も元気なったと実感している、嬉しい限りです。
 
 ある時、膝の痛みで病院に行く。レントゲンを撮り、結果を見てくださり、即刻病院送りだと宣告される。先生一寸待ってください。一人歩いて来て、女性だけの30分体操カーブスに通っています。毎日数千歩は歩いていますと話す。すると筋力がついているから歩けている。これからもしっかり続ける様にと告げられる。その痛みなし。
 日々の積み重ね「継続は力なり」「貯筋」の言葉が実感です。声を大にして叫びたいです。
 
 何人かの方にお声かけして、入会して良かったと喜んでくださる方、色々な都合で止められる方様々です。
 コロナの期間も長く、私も疾患があるので、教室に行き、会員さんが多い時は帰宅する日が多く、自己防衛するのみ、マスク生活も長く生涯離す事はないでしょう。
 やはり一口に十年は長い。肉体的に老化は進んでいるが、自分で意識を感じたくないだけで、意識を抹消しているのかな?続けていると健康以外にも嬉しい事あり、カードの色がきれいになった事、二千回記念Tシャツ色もステキ、前身頃のデザインもおしゃれで着るのが楽しみです。(年齢をどこかに置いて着用)
 
 私が目標にしている90才の会員。会う度に笑顔がステキ、幸せオーラを感じる。私も日々気をつけて、元気を取り戻させていただいたカーブス止められないわ。ありがとうございます。
コーチの皆様、会員の皆様に感謝
自分が続けられた事に感謝