私は特別養護老人ホームの事務員をしていますが、2024年3月にて退職いたします。73歳となり心身ともに元気ですが、世代交代も必要と考えました。若い人が元気に頑張っていることの後押しです。特別養護老人ホームの介護職員、相談員職(ソーシャルワーカー)、施設長を経験し65歳で定年退職しました。その後別の法人の非常勤の事務職員を7年しておりました。合計40年余りにわたり高齢者福祉施設で働きました。4月からは、別の分野での仕事も考えております。事業所見学や事業説明を聞き、ゆっくり考えることも必要かと思いますので。
 
 先日トレッキングに行ってきました。5年前に行ったところですが、それから一度も行っていませんでした。5年前の3倍近く時間がかかりました。5年前はあんなにすいすい歩けたのに登りより下りのほうが、木の根に足を取られないようにそろそろゆっくり下りました。また登り坂もハアハア息を吐きながら一歩一歩確実に歩を進め登りました。5年の身体の衰えにびっくりしました。これがカーブスに通って筋トレしなかったらどうなっていたんでしょうか。月曜日から金曜日、土曜日も行けるときは行っています。
 木曜日は夜コーラスの団体に入り週一回レッスンに通っております。19時から21時の2時間、団員数は70名あまり、混声合唱団です。私のパートはアルトです。趣味としてもとても楽しいですが、喉の筋肉を鍛え声帯の訓練にもなります。
 
 カーブスはコーチとのコミュニケーションを大切にしているところで、一緒に筋トレしている仲間、その輪が広がりトレッキングに一緒に行ったり、コーラスの仲間、コーヒータイムでおしゃべりしたり、その中からその人の人生の歩みを話してもらい感銘を受けています。人それぞれに歩んできた道は違えども苦難を乗り越えてきたところに自分の人生を重ね合わせていることも重く受け止めています。
 
 最近ではファミリーレストランに行くと注文はパソコン、注文品をロボットが運んできます。病院でも受付や支払いも機械、以前は、店員さんの優しい笑顔に癒されたり、病院の受付の係員にその後いかがでしたか、などの言葉かけに癒されていました。そういう機会がだんだんなくなってきました。今、行っているコーヒーショップは大きな店ではないが、店員さんが注文をとり、配膳もしてくれます。ゆっくりのんびり友人とおしゃべりをして、コーヒー一杯でお代わり自由でいられるところです。こういうお店もなくなってしまうのではないでしょうか。そんな時にコーチや仲間のコミュニケーションがよく取れているカーブスっていいなあと思っています。
 
 先日1年ほど顔が見えなかった仲間が筋トレの手続きに来ていました。その人は姿が見えなかったので、昼間の時間帯に来ているのではないかと思っていました。私は夕方の時間帯に筋トレに行っていますので、最近昼間に変えている人が多くなっているので、そんな風に思っていました。体調不良で休んでいたとのことでした。よくなってきたので復帰します。その事で心より喜びを感じ抱き合ってしまいました。「カーブスで筋トレして、筋力の衰えを徐々に改善してゆきたい」誰にとっても希望につながります。
 私も今のところ年相応の体力の衰えはありますが、腰痛などの身体の痛み、治療中の病気、薬を飲むこともなく生活しております。年に1回の人間ドックや健康診断も定期的に受けるようにしています。「今後も食事に気を付け、筋トレを続けて、今の状態を維持していってください」健康診断担当の医師の意見でした。自分史の作成、俳句集の作成、山歩き紀行の作成など本にしていきたいと思っております。
 基礎的体力の衰えは、年齢が高くなればなるほど現れてきます。体の痛みなし、病気治療なし、毎日自分のやりたいことをゆっくりやっています。こんな普通の生活を続けられるように、カーブスで筋トレを続けていきます。「腹圧を確認します。姿勢を正しお腹を引き締めて・・・」、これは腹筋を鍛えるだけでなく、女性特有の骨盤臓器脱を防ぐことにもなるということを医師から聞きました。仲間の皆さん、コーチの皆さん今後ともよろしくお願いいたします。