25年前、実父と義母の介護、更年期が重なり、身心ともに疲れ果ていた時、友人から気晴らしにと進められスイミングスクールに行きましたが、時間が決められたスケジュールに合わせる事が出来ずに逆にストレスになってしまい半年位で辞めました。神経科と整体(腰痛)に通いながら介護と主婦業と頑張りました。昨年、実父の13回忌と義母の9回忌でした。
 
 8年前に友人に誘われカーブスに入会しました。自分の好きな時間に行けて自分の体調に合わせてマシンを動かしての30分間の運動は、私にピッタリでした。なんと言っても皆の明るい笑顔に逢い、たわいないおしゃべりをして笑い合い、そしてコーチに「文子さん今日も来れましたね。マシンを上手に使えています。姿勢が綺麗です」とほめられ嬉しい楽しい時間(とき)です。
 
 5年前に夫が脳梗塞で倒れ右上下肢不随と失語症になり全て夫に頼り生きてきたのに気付かされ、途方に暮れている私に追い打ちをかけるように胃ガンが見つかり、ステージⅢで8時間の大手術でした。手術前に説明を受けた時、私は生きて帰れないと思い子どもたちに遺言を書きました。そしてカーブスに退会の連絡をしたのです。
 術後、次の日からリハビリが始まり、痛み止めを打ちながら頑張りました。リハビリの先生も驚くほど体が動きました。「カーブスに通っているせいかな?」と先生に話したら「そうだね、普通の人より筋肉が付いているのかも?」と感心していました。
 退院後、抗がん剤を飲んでの通院を一年近くしていました。毎日再発を恐れ絶望し「ああ!もう無理!誰か助けてください!!」と泣き叫ぶ寸前の私に、また友達が救いの手を差し伸べてくれました。「カーブスの皆が、文子さん来ないね?と心配しているよ。皆に逢いに来てみたら...」と言われ次の日、再入会しました。
 
 今日も「おはようございます。こんにちは。寒いですね。お疲れ様でした」といろんな挨拶が飛び交います。そして30分間マシンと向き合い汗をかいて身も心もさわやかになった時、コーチが「今日も良い汗をかいて頑張れましたね。又、お待ちしてます」と言葉をかけてくれます。「はい!明日も来ます」と元気に返事をします。
 カーブスは私のオアシスです。ガンなんかに負けません。私が明るく元気で居ると家族も喜んでいます。仕事で輝いていたアラフォー時代、忙しいけど輝いていました。容姿は変われど気持ちはアラフォー!!今が一番幸せかもしれません。
 ありがとう、カーブス、そして皆さん!輝け私の時間(とき)