カーブスに出会ったのは、いつも行く大型施設の看板。2023年11月新規オープン、入会金無料が目に飛び込んできました。同じ施設の別の店舗にあるのは知っていましたが、その店は自宅からは遠く、通うのは無理だなーと思っていたから、すぐに無料体験の番号に電話しました。
思えば、前職を早期退職し、1年ほど悠々自適な生活を送っていたのに、ある頃から目に違和感が。新聞や本がうまく読めなくなり、夜の運転に不安を感じていました。これは白内障かなあと思い、近くの眼科に行くと、目の視野で見えていない部分があり、すぐにMRIをとった方がいいと勧められ、大きい病院へ。やっぱり脳の下垂体の部分に腫瘍があり、視神経を圧迫しているから、すぐに手術をしないと、失明する事もあると言われ、そこから紹介された県外の医科大学病院へ入院・手術。当初2週間の入院だったはずが、再手術もあり、4週間の入院でした。病名は「頭蓋咽頭腫」という聞いたこともない病気で、下垂体はほぼ切除。成長ホルモンが出ないため、いくつかの薬を一生飲む&注射しなければなりません。
入院中は食事管理されていたので大丈夫でしたが、退院してから、あっという間に太り、気づけば1年後には15kg近く増加してしまいました。薬のせいで太ることもあるからと言われていたけど、これはやばいと思い、先生に相談し、薬の一つを少し強いものに変えてもらうも、なかなか体重は減りませんでした。
自己流で、本を読んだり、ステップ運動をしたりしても、長続きせず、挫折の毎日でした。自己流でウオーキングをしたりもしましたが、息が苦しくなり続かず、数日でやめてしまいました。
入院のせいで体力が落ちたことや、間食のせいかなとわかっていても、どうすることもできませんでした。洋服がMサイズからあれよあれよと3Lサイズに、おしゃれをする気にもなりませんでした。また、太ってから以前煩った椎間板ヘルニアのせいか、年に数回ぎっくり腰になっていました。そのたびに病院に行き、腰に注射を2本打ってもらいます。若いときに作った腰のコルセットはウエストが入らず、型を取り直して作り直しでした。腹筋・背筋をつけなさいと先生から言われていました。
そんな私が巡り会ったのが、『カーブス』でした。仕事帰りにたまに寄る大型商業施設の一角に、新規オープンの案内が貼ってありました。『入会金無料、最初の1ヶ月月会費無料』これはもう私にとって最後のチャンスかもしれないと思いました。人生まだまだ、この先もこんな諦めた体型で過ごしたくない、おしゃれをしたい、気に入った洋服を着たいと思いました。
教室の場所も、仕事帰りに寄ればいい場所で、駐車場も広いし、洋服も着替えなくていいし、30分だから重い腰も上がるはず、と思い、思い切って入会しました。
思えば若い頃1度だけジムに入会した経験もありましたが、何より、仕事を終え夜通うのは大変でした。行ったら行ったで、最初の1回はコーチがついてくれるものの、後は自己判断。どのマシーンをどれくらいの時間行うか自分で考え、運動しなくてはなりませんでした。やっていても、このフォームでいいのか、おもりは軽すぎないのか、不安な気持ちで行っていました。プールもあり、水中歩行や泳いだりもしたけど、水着に着替えたり、終わった後のシャワーで、2時間近くはかかり、平日の夜は足が遠のくばかりでした。休日は休日で何のかんのと言い訳ばかりで、気づけば、会費を払うだけで、月数回しか通っていませんでした。
その点、カーブスはたった30分と思えば、腰も重くならず、着替えなくてそのままの服装でできるし、行こうと思えばさっと行く気持ちになれます。また、行けばコーチが回ってきて「腰の位置、腹圧、いいですよ。もう少し、早く動かしてみましょう」と一人一人にアドバイスしてくれます。入室したときも「こんにちは~」と元気よく挨拶してくれ、「〇〇さん、今日も来れましたねー」と褒めてくれます。
月初めの測定は恐怖ですが、少しずつサイズも減り、体脂肪率も少しだけ減りました。測定の時は、カードにコーチが数値を記入してくれますが、連動してアプリの記録にも入るので、後で自分がどれくらい変わったかの確認もできます。あと、アプリでお店の混雑状況もわかるので、とても便利です。行く前に見ると、今空いているから今から行こうとか、先週はこの曜日のこの時間帯が空いているとかが一目でわかります。
また食事のタンパク質も意識してとるようになり、記録してみると、自分は全然タンパク質が不足していたことがわかりました。先月くらいから、教室で食事のレシピももらえるようになり、気をつけて肉や魚、豆腐などとれるものを欠かさず食べるよう心がけています。
最初はとても重く感じ、4、5回くらいしか動かせなかったマシーンも、いくつかは回数を多く動かせるようになり、ステップの所では腹圧を意識して運動するようにしました。まだまだ体重的には変化はありませんが、筋肉は重いので大丈夫とコーチから言われ、信じて続けていこうと思っています。
最近はアプリの「みんなの成果」を読むのが楽しみです。同年代の方、自分よりずっと年上の方の頑張っている記録を読んで励まされ、10年以上も継続して通っている方を見習いたいと思いました。人生100年時代と思えば、自分にもまだまだ先の人生があり、教室でも77歳と言われる方がいらっしゃって、自分も元気で過ごしたいなあと思いました。まだ通い始めたばかりですが、自分を変えてくれたカーブスに巡り会えて本当によかったと思います。
入賞
「私がカーブスに巡り会った理由」
カーブスって
どんな運動?