2023年4月下旬に体験に行き、ゴールデンウィーク明けの5月からカーブスを始めました。最初はコーチに、「こういうイベントがあるんだけど、誰か紹介したい人はいませんか」と聞かれても冷めた対応をしていた私が、11月下旬には夫に毎日のようにカーブスの話をするようになりました。たまたまカーブスマガジンを読んでいたら、エッセイのコンテストが毎年行われていることを知りました。「誰かにカーブスの良さを伝えたい!」という思いが強いので、11月下旬から少しずつ書き進めてきました。

 私は息子ひとりの子育てをしています。2018年にうつ病にかかり、現在も体調維持のために通院を続けています。子育てしながら働けたら、と思ったのですが、なかなかいい職場が見つかりませんでした。仕方なく、在宅ワークを模索していたときに、「在宅ワークで時間に融通が利くのなら、運動しよう」と思いました。しかし、過去にジムに行っても、ゲームで筋トレしようとしても、長続きしたことがありません。続けるためには、家の近くにあるところに通うのがいいだろう、と思いました。産後で体形が変わってしまったのをどうにかしたい、あと、体力がないのも気になる。そういったハッキリした目的があったので、入会することは迷いませんでした。迷わなかったのですが・・・。どうせ数か月で辞めてしまうだろうと思っていました。

 カーブスの最初の印象は、続けさせる工夫もあるし、宣伝もしっかりするんだな、ということでした。たとえば、「最初の2週間が大事です」と「タネ火カード」を渡されます。「ああ、運動習慣をつけさせて、続けさせようとしているのだな」と思いました。さらに、入って間もないときから「紹介できるお友達はいませんか」と聞かれます。これも、「一緒に行く人がいると続けやすくなるのだろうな」と思いました。最初はとにかく、「ああ、続けさせようとしているのだな、カーブスって宣伝しっかりしているんだな、すごいな」と思っていました。最初からカーブスってすごいな、と思っていたのですが、このときはまだどこか冷めた目で見ていたところがありました。

 カーブスを少し身近に感じられるようになったのは、5月中旬に息子が3日間入院したあと、息子の体調に配慮して家で過ごさせていたためカーブスをしばらくお休みして、6月に復帰したときのことでした。そのときに、コーチに代わる代わる息子の心配をしていただきました。以前通っていたジムでは、スタッフさんとプライベートな話はしなかったので、カーブスのコーチの対応にはとても驚きました。その後も、事あるごとに息子の体調を心配していただき、息子が体調を崩してカーブスに行けなかったときは電話でも息子の体調を気にかけてくださいました。私は結婚を機に今の土地に来たため、市役所や子育て支援センターや、息子が通うこども園以外で息子の話をする場がありませんでした。コーチに「男の子はすぐ体調崩すけん、大変だよね」「熱性けいれんは繰り返すって言うからね~(大変だよね)」と言っていただけたおかげで、私のカーブスでの緊張が少しほぐれたと思っています。

 カーブスって本当にすごいかもしれない、と思い始めたのは、夏の厳しい暑さを過ぎたころでした。ある日帰ろうとしたときに、コーチに突然、「筋トレする前は何に困っていましたか、筋トレして良かったと思ったことは何ですか」と聞かれました。私は「筋トレする前は体力のなさに困っていて、今は夏バテがマシになりました」と答えました。答えるときに、コーチが筋トレ中に「夏バテ予防には筋肉が大事」とアナウンスしていたことを思い出したので、コーチとその話題で少し話をしました。毎月の計測のときは、数値が1センチ改善しても「たまたまじゃないの?」と思っていた私ですが、このときはハッキリと筋トレの効果を実感することができました。「カーブス続けよう」と強く思ったのもこのころです。

 カーブスは目標の立て方もしっかりしていると思います。10月頭の計測のときに、息子の体調不良がすでに2か月続いていたので、カーブスにいつ行けるかわからないなと感じていました。来店回数の目標を立てるときに、「うーん、来れるときには来たいと思うのですが」とコーチに伝えたときに、「じゃあ週に1回はどうですか」と言われ、ハッとしました。目標を立てるときは、できるだけ具体的なほうがいいとどこかで聞いたことがあったためです。けっきょく、「週1回は行くぞ」と思ったので、目標を達成することができました(あとはコーチのお電話のおかげもありました)。これが「行けるときに行こう」と思っていたら、ずるずると行かなくなっていたかもしれません。

 私のカーブス生活に、忘れられない変化があったのは11月のことです。11月中旬に、在宅ワークを続けられないかもしれないと思い、ひどく落ち込んでいました。少し気分がマシな日に、精神科の主治医に「症状を改善するには運動がいい」と言われたことを思い出し、「ほぼ毎日カーブス通い」を決意した直後の金曜日に、コーチに「おうちでカーブス」を組み合わせた「カーブスWプラン」を紹介されました。「家でやるのは続かないのでは」と思いつつ、「でも、もしも外に働きに出たら、カーブスに通えないかもしれない」と心配していた私は、即決で「カーブスWプラン」を申し込みました。
 半信半疑で「おうちでカーブス」の入門編を始めたとき、「家では続かないのでは」という私の心配は一気に払拭されました。お店でやるのと同じように、気分の良い音楽が流れ、お店のマシンを頭に思い浮かべながら、家で筋トレができる・・・。家にいながらお店と同じ気持ちで筋トレができることに、とても感動してしまい、気がつけば30分コースをこなしてしまいました。そのまま土曜日、日曜日、月曜日と、連続で家で30分コースをこなしました。

 「おうちでカーブス」に感動して、カーブスのことが頭から離れなくなってから、数日で私の生活は大きく変わりました。食事のときは、たんぱく質の量が気になり、食べ終わった直後にカーブスアプリを開いて点数を記録します。プロテインはそれまで他社製品を飲んでいたのですが、12月からカーブスプロテインに変えました。夫には事あるごとに「カーブスってすごい、あなたも筋肉をつけた方がいいよ」と話しています。

 精神科の主治医に、「カーブスに通っています。おうちプランというのもあって、お店に行けない日も運動をしています」と話したところ、「とてもいいと思います」と言っていただけました。今までは何かと落ち込んでいたのですが、「おうちでカーブス」に出会ってから、気分も明るくなりました。

 その後、在宅ワークで少し仕事が増え、忙しくなったのですが、「おうちでカーブス」一本に切り替え、運動を続けています。今後も運動を続けて、健康診断の数値を改善させたり、昔痛めたひざが改善したりしたらいいなと思っています。