「母さん、カーブス始めてみたら!?」埼玉から帰省していた長男に突然勧められたのは、去年の正月の事でした。長野で暮らす還暦を過ぎた母の健康を案じていたのは大阪在住の長女、東京在住の二男も同様で、賛同していました。行きつけのお店内にカーブス店舗があることは以前から知っていましたが、全く興味はなく、いつもその横を素通りしている私でした。でも、その時やっていた週1回の社交ダンスと月1回のヨガでは物足りず、健康のために何かを始めたいと思っていたところでした。半信半疑のまま『鶴の一声』に心が動き、一大決心!!さっそく息子は母の入会申し込みを済ませ、埼玉へと戻って行きました。
 すぐに店舗で入会を済ませ仕事帰りに通い始めると、身体を動かす事への爽快感や達成感が次第に楽しくなり、平日はほぼ毎日足を運ぶようになりました。コーチとも顔見知りになって気軽に声をかけてもらえるようになり、久しく会っていなかった友人たちとの思わぬ再会もあり、カーブスでの日々の何気ない会話が楽しみと励みになってきました。ところがちょうどその頃、新型コロナウイルスの感染者が全国で次第に増加し始めました。肺疾患を持つ身の私には不安な思いが募るようになり、子どもたちと話し合った末、やむなくその時点で休会することに決めました。自分と向き合い、自分を変えられる、せっかく手に入れたカーブストレーニングの中断。それは私にとって、予想以上の喪失感でした。悶々とした不完全燃焼の日々が続き、身体も重く気持ちも荒んできたのを感じ、「このままではいけない!」と、あせり始めてきていました。
 コロナウイルスが収まったら、離れて暮らす子どもや孫たちとの国内や海外旅行、山登り、そして友だちグループでの食事会などお楽しみがいっぱい待っています。その時を楽しむために今できる事は、「体力を付け、健康な心と身体でいる事」。ところが、長野の田舎暮らしでは大人一人1台の車が当たり前で、自宅前には人数分の車がズラリと並んでいます。玄関から職場まで車で移動し、ちょっとした近場へもつい車に乗ってしまうのです。自分で意識しなければ、歩かない、動かないで一日が終わってしまいます。
 そんな時コーチから『おうちでカーブス』へのお誘いの連絡が入り、私は迷わず即申し込みました。タブレットの映像を見ながら自分の好きな時間に毎日自宅でできる気軽さや、マシンを使った時のように全身を気持ちよく動かせる爽快感と達成感は予想以上でした。おうちでカーブスが毎日の日課となり、始めた9月から土日も含め無理なく楽しく続けられています。おかげで筋肉もだいぶ付いてきた事が自覚でき、さらに「もっともっと身体を動かしたい!」というやる気スイッチが入りました。これは自分にとっての、大きなカーブス効果でした。
 そこで、
① 朝はラジオ体操で身体を目覚めさせる(以前から続けている)。
② 仕事では子どもたちと野山を思いきりかけ回って遊ぶ。
③ 帰宅後はウォーキングに出かけ清水坂の急斜面を登り、その日の気分によってその日のコースを選んで歩く(1日1万歩以上が今の目標)。
④ 帰宅後は30分のカーブスメニューをこなす。
 常に腹圧と姿勢を意識しながら取り組み、三食共に身体を動かした後にたんぱく質を入れた食事を摂るようコーチの指導を元に心がけています。すると毎年罹り、肺疾患があるため治るのに1ヵ月はかかっていた大風邪をひかなくなり、免疫力効果を実感できる喜びが生まれました。そして、筋肉が付いて身が軽くなった身体は、テニス部だった45年前の高校生時代以来ではないかと、自分でも驚いています。
 毎日同じメニューをこなしているうちに、トレーニング内容をすっかり覚え、タブレットを使わなくても自分でできるように思えてきました。そこで今後について長男に相談してみたところ、「月7700円を高いと思うか、安いと思うかだよね。お金が掛かるからこそ毎日やろうという意識にも繋がるよ!」と長男の嫁が答え、私を後押ししてくれました。本当にその通りですね!!
 『自分の身体の健康は、自分で意識しながら自分で守る!』
この思いを大切にしながら笑顔で毎日が送れるよう、これからの夢の実現のために一日一日を大切に生きていきたいと思います。
 カーブスさん、これからもよろしくお願いします。