母が83歳の夏、ケアマネージャーさんの勧めでデイサービスのリハビリに通っていたのですが、9ケ月たった頃リハビリ担当者が替わられたこともあり、リハビリに行きたくないようなことを言い出すようになりました。その頃カーブスの壁に100歳のメンバーさんが元気にカーブスに通っていらっしゃる事が貼り出されていた話をしたのですが、「ふーん」と言うそっけない返事で終わりました。
その数日後、TVでカーブスのCMが流れ色々なマシンが映し出される中、「この体験に行ってみない」と誘うと「行ってもいいよ」の返事、気が変わらないうちに体験に連れ出しました。体験後「入会してみる」と尋ねると「通ってもいい」と答えるではありませんか、私は半信半疑で入会の手続きをしました。
いつ気が変わるか判らないので、リハビリの方は1ヵ月程休む連絡をし、カーブスに通い始めました。最初は杖をついてやっと歩ける状態で3つのマシンを回っていました。
マシンに座ることは出来るのですが、降りるのは人の手助けが必要な程大変なものでしたが、半年ほど続けていると杖がなくても回れるようになり、マシンの降り方も要領よく自分で降りることが出来るようになりました。
現在は5つのマシンを回り、できないマシンがある時は、マシンに掴まり脚踏みをしたり、背筋を伸ばして姿勢を正す等、入会当初から見れば凄い進歩です。ストレッチも最初は左手が胸までも上がらなかったのが、今では胸の位置から45度は上がるようになりました。毎日こつこつと続けた賜物です。私のワークアウトが終わるまで椅子に座って待っているので、メンバーさんが入店される度に挨拶を交わす中、だんだんと顔なじみになり、世間話をする人が次第に増えていきました。自分よりも若い人と接する事で会話も増え、認知の症状がどこに消えたのか、今ではケアマネージャーさんが、「どうしてこんなに変わられたのですか」と聞かれる程です。カーブスに通ったおかげですよと答えています。
昨年10月頃のお風呂での出来事です。手すりを握り腕の力だけで、湯船からすっと立ち上がったのです。カーブスに通う前は、手すりを握り背中を湯船の背面に付けズリズリと背中で支えながら立ち上がっていたのですが、腕の力だけで湯船から立ち上がるなんて、考えてもみませんでした。今年の2月15日でS店長が退職される2日前に、インフルエンザに感染し最後の挨拶も出来ずがっかりしていました。2週間ベッドから起き上がれず、ああこれで寝たっきりになるのかと思っていました。ところがメンバーさんから「お母さん大丈夫」「まだ出て来れないの」「ここに来て椅子に座っいるだけでいいから出ておいで」等、励ましの声をかけられた事を、毎日伝えていました。今日は何人から伝言を頼まれたよと母に伝えていたら、ベッドから腰を上げようという気になってきたのです。3週間を過ぎた頃からカーブスに行こうかなと言うようになって、気持は前向きになってきたものの、足元がまだおぼつきませんでした。メンバーさんの励ましの声で33日ぶりに顔を見せにカーブスに行った所、椅子に座った途端まるで囲み取材のような状態になりました。久しぶりに家族以外の人と話せることで、嬉しかったのでしょう。メンバーさんと楽しそうに話をしていました。寝たっきりにならなかったのは、カーブスに通っていた事でメンバーさん、スタッフさんに会いたいと思ったお陰だと思っています。本当にありがとうございました。
母がこの2年で変わった事は毎日入浴するようになりました。これも腕に筋肉がついた事で、浴槽の出入りが楽にできるようになった為だと思います。それと身だしなみに気を使うようになった事です。カーブスのTシャツが赤、ピンク、黄色、オレンジと明るい色が多いので、毎日見ているせいもあり少し明るめの物を好むようになりました。環境が変わるとこんなにも違うものかと思っています。筋トレを始めた頃、体重はなかなか減りませんでしたが、体は少しずつ締まっていき、裸を見るたび、O脚だった膝の隙間が狭くなり高齢者とは思えない位お尻が上がっています。今まで着ていた服もぶかぶかになり、近頃は少しずつ体重も減り始めています。
私が感じる1番の変化は、言い争いの喧嘩をしなくなったことです。2年前は毎日のように些細なことで揉めていた為、そのストレスが顔に出ていたのでしょう。今でこそ笑い話ですが、スタッフから「2年前は凄い顔をしていたよ」と言われた位ですからね。私自身もストレスがなくなったせいで笑う事が増えたように思います。今は本当に平和な毎日を送っています。母の口から痛いという言葉を聴くことがなくなりました。以前は起きるやいなや「肩が痛い」「腰が痛い」を連呼する毎日でしたが、体を動かすことで痛みを感じなくなったのかもしれません。
体が変われば心が変わる
心が変われば毎日が変わる
毎日が変われば人生が変わる
まさにこの言葉を、母は実践したのです。
毎日11時頃になると、ごそごそとカーブスに行く準備を始め、最後にマフラータオルを首に掛け、カーブスに行く準備OKです
86歳の母がカーブスに通う事が出来るのはスタッフの皆さんに受け入れて頂いたおかげです。母に向けられるメンバーさんの暖かい優しさも感謝の気持で一杯です。
年だから筋トレは無理と思わず、まずはお試しあれ、母のように筋トレにはまってしまうかもしれません。
準賞
「カーブスで変わった私の家族」
カーブスって
どんな運動?