私は、カーブスを始めてこの7月で4年目になります。先日カーブスに行ったときに「カーブスエッセイ」募集の案内が目に留まりました。還暦の年に今の気持ちを何かに書き記したいと思い、今回応募することにしました。私はもともとあまり運動が好きではありませんが、健康にはすこし興味をもっていたので、以前他のスポーツクラブに通ったことがありました。しかし長くは続かず、何回か入退会を繰り返していました。そういう私が今もカーブスを続けていることが信じられないくらいです。
カーブスに入会するきっかけになったのは、友人のSさんからの紹介でした。私の性格を分かっているSさんは、その時すでにカーブスに入会して楽しんでいました。カーブスが家の近くにあることもあって、「絶対貴女向きだから一度見学・体験をしてみたらいいよ。」とお誘いを受けたのが始まりでした。
ある日見学に行った時のことです。私より高年齢の方が元気に音楽に合わせて体を動かして楽しんでいました。その時のカーブスの印象が深く、しばらく記憶に残りました。高齢者の方たちは自分たちの健康を考え頑張っているのに、他の趣味で自由気ままにしていた私はこのままでいいのかと自問自答しながら、改めて自分の健康を考えるようになりました。何もしなければどんどん体力・筋力は低下していくだろうし、それを維持するだけでも大変なことなのに、今まで気づかずにいたのですからもったいないことをしていました。徐々に今やらなければいつやるのという気持ちが膨らんでいったように思います。
今でもマイペースにカーブスに通っていますが、あの時行動を起こさなかったら今の私はいなかったと思います。最初の頃は、お天気が悪い時は気が乗らないからカーブスに行かない。カーブスに行くことを予定していたが別の予定が入るとカーブスは後回しにするなど月2~3、多くて月4回くらいのペースでした。こんなペースでやっていると老化をくいとめるどころか現状維持すらできないと思っていましたが、Sさんに「もっと回数を増やした方がいいよ」と言われ、最近では月6回になりました。
私自身に変化が芽生えたのはカーブスに入会して数か月頃だったと思います。Sさん、スタッフに勧められて「カーブスの食卓」に参加したことです。我が家では子供達が家を離れ、夫婦だけの食事になり食生活が疎かになっていたので、その話があった時は食生活を改善するチャンスだと思い、何の迷いも無く参加することに決めました。大変であることは後でわかりましたが...
その企画に取り組むためには、まず1か月余りカーブスを優先することに心がけました。気合いを入れていたので大変な作業のように感じましたが、家族の食事を作ったり運動したりすることは、日常のことで当たり前なことなのです。毎日料理本を見ながら食事の献立を考えカロリーを計算したり、体重を図り記録表に記入したりまじめにやっていたことを思い出します。規則正しい食生活をすることで以前よりは料理のレパートリーが増え、食卓が明るく豊かになりました。この期間、Sさんと自分で作ったお弁当を持って出掛けたり、普段より歩くように努めていました。御蔭で少しずつでしたが成果が出るようになり、最終的には掲げた目標を達成することができました。一緒に参加したSさん、他の仲間、カーブスのスタッフの方たちにも励まされ、最後までやり終えることができた時の喜びは今でも忘れることができません。今思えば、そのことが自信になり今の私につながっているのだと思います。
子育てを終えのんびりと生活していましたが、最近では何かやろうと目標を持つとスイッチが入り、頑張りたくなる自分がいます。以前は疲れてあきらめてしまっていたことでも体力があると挑戦してみようという気持ちになるのです。こんなにも自分自身が変わり、前向きに物事を考えるようになるとは不思議なくらいです。これが、カーブスのパワーですね。これからも元気でカーブスに通って筋トレに励み、健康寿命を延ばしたいと思っています。
佳作
「カーブスを通して変わった私の毎日」
カーブスって
どんな運動?