元来「健康追求思考」の私、そして「太りやすいタチ」の私は十ケ月ほど前まで身長149センチ、体重はもうすぐ60キロに迫っていました。これまでどれほどの時間とお金をさまざまなダイエット商品につぎ込んできたことか。カーブスに出会えた今なればこそ悔やまれてなりません。テニススクールに二年、スイミングに三年、エステティックサロンに二年、美容針、リラクゼーションサロン、タイ古式マッサージ、それぞれに頻繁に通い、幾種類もの一食置きかえダイエットにも挑戦しました。どれも身体が引き締まったような結果を得られました。しかし結局は元の木阿弥、リバウンドしました。テニスにしろ、水泳にしろ、できなかったことができるようになった、それは素晴らしいことであり日々の楽しみでもあり自信になりました。食事にも気をつけるようになり、炭水化物の摂取を控え、野菜中心の食生活にするなど前向きな気持ちの変化は芽生えたものの、私の第一目標は体重を落としスリムになることでしたからリバウンドしたということは目標達成できなかったのです。
私のこれまでの人生で過去にも一度、ものすごい情熱を持って取り組んだダイエットプログラムがありました。それは朝食と昼食と夕食のカロリーの割合が5対3対1というものです。20代の私はがむしゃらにその食生活を実践しました。半年後8キロの減量に成功、特に何の運動をしたわけでもありませんでしたが、通勤は最寄り駅まで徒歩20分以上かかりましたから、ほどよい運動になっていたのでしょう。年頃の私にとって心惹かれるお菓子やデザートも我慢し、精神的には我慢だらけの試練の半年間でした。その時に取り組み結果を出せたことをもう一度やってみたくて同じことを試みましたが、あれから30年も経ってしまった今となっては同じ努力が続きませんし、私の身体はもはや同じ結果を出せるような状態ではなかったのです。
それでも諦めず、食事の量は常に腹八分を心がけ、大好きなパンや麺類は控えるなど徹底していたものの、肝心の体重は横ばい状態、モチベーションも下がっていき、このままではいけないと焦り始めていた頃、ある日の深夜カーブスのCMを見ました。
私よりはるかに年配とお見受けする女性たちが笑顔でとても楽しそうに楽々とマシンを動かしているではありませんか。「これだ!」と閃き、とにかく訪れてみよう、あの場所へ行ってあれをやってみよう、と久しぶりに新たな意欲を感じ、これから始まる新しい自分にワクワクしました。
平日はどんなに忙しくても、仕事のない土曜日だけでなく平日の勤め帰りにも立ち寄れる教室を探しました。毎日でなくていい、でも週三回くらいは行きたいなと。そして見つかったのです。そんな私の希望にピッタリの駅近の教室が!
あれから十ケ月。まだ十ケ月ですが、カーブスプロテインとも出会い、カーブスの食卓にも挑戦し、大きく変わった私がいます。どんな風に変われたか、私が日頃意識していたり心がけたりしていることを皆さんにお伝えしたくて書き並べてみます・・
①カーブスに行く時間を積極的に作ろう。見つけよう。
②カーブスに行ったら、がむしゃらにマシンを動かそう。体調と相談して時にはチャレンジハードで。
③もっと水を飲もう、毎日1.8リットルを目標に。
④食事は腹八分、塩分控えめ、何より良質のたんぱく質を摂取しよう。
⑤外食や店屋物は要注意、努めて全品自分で料理しよう。調味料は軽量スプーンを使うこと。
カーブスを通じて私の中に芽生えた【筋肉】に対する意識は私をこんな風に変えててれました。大切な【筋肉】を作るにはカーブスのサーキットが最高の場所ですが、カーブスに行けない時でも日常生活の中で取り入れられることはいくつもあります。それは、どんな時でもどんな場所でも【腹圧】を意識することです。
①普段歩く道で、信号待ちの時間にも。
②駅の階段の昇り降り、電車の通路で立っている時にも。
③テレビを見ている時にも。
④台所で料理している時にも。
⑤お風呂の湯舟の中でも、洗い場でも。
こんなふうに【腹圧】を意識していると自然と身体が【腹圧】を覚えてきます。「頭のてっぺんから引き揚げられているような感じで、おへそを2センチ上へ引っぱり上げるような感じで」と日頃コーチが言っている感じがわかるようになりました。そんなイメージを持ちながら動かしているだけでいいのです。
今や私にとってカーブスは勝手知ったるホームグラウンドのような大切な場所です。やすらぎの場所に創り上げていくのは自分次第。明るくて親しみやすく物知りでいつもハツラツとした店長やコーチ陣、それに負けないくらい明るく楽しい頑張り屋の仲間の皆さん、笑顔で会話を交わしながらマシンを動かしていく中にも必死が自分を見つけられる粋な時間は、わが家とはちょっと違う挑戦の時間でもあり、同時に自分を褒めてあげられる嬉しい時間でもあります。自分を褒めてあげられる場所がここにあったなんて!
サーキットではこんな風に努力は無限に広がります。
①それぞれのマシンの目的を知ることで使う筋肉に集中できます。
②マシンを動かす範囲を最大限に、かつスピードを自分なりに最速に頑張る事でチャレンジハードを実践できます。
③ボードでの有酸素運動で呼吸を整え、足踏みを高くしたり低くしたりしながら【腹圧】を感じます。
④正しく力を入れるべき部位、力を抜くべき部位を意識します。
⑤サーキット一周あたり四回水分補給する目安を持つことで間違いなく二周で五百ミリリットルの水を飲めます。
⑥知らず知らずのうちににじむ汗が充実感と満足感をもたらしてくれます。
毎回自分なりの課題があり喜びもあり、もうこれでいい、という終着点がないので、目標は無限に広がっていきます。まだまだ変わっていける自分が楽しみでたまりませんし、努力を継続している自分がすきです。
リビングのカレンダーは私の朝と夜の体重と体脂肪の記録でいっぱいです。カーブス入会時には60キロ寸前だった体重は今54キロ、目標は50キロを切ることです。数値が物語っている私の努力、それは明日の自分への活力でもあります。これから何年先も変わらない私の日課です。
忙しい毎日ですが、家庭と仕事と趣味に加えて、健康づくりに励む自分がうまく融合している生活にとても満足しています。「あなたの趣味は何ですか?」と聴かれたら、迷わず笑顔で「カーブスで筋トレすることです」と答えます。
佳作
「「カーブスにお任せ」ではなく「自分から」」
カーブスって
どんな運動?