私は生まれてから64歳まで大阪に在住、私立短大の幼児教育課で音楽教師を40年、勤めました。昔の校舎は防音装置、エレベーターも無く、特に音楽教室は音の問題で4階の角にある教室でした。各学年のクラス毎の授業後には4階の階段を昇り降りして名簿を持ち運び!コーラス指導は立ちっぱなし! 退職時には教師の職業病と言われる右膝の「変形性関節炎」を患っていました。

14年前に終の住み家として千葉に居住した頃は、見知らぬ土地で先ずは整形外科、治療院通いをさ迷いました。運動(筋トレ)をして膝の痛みを治す考えは思いも付きませんでした。

膝痛を騙し騙し60歳から趣味の短期語学ホームステイ(1カ月)を米国3回、英国3回、豪州2回、マルタ島(母国語=英語)1回、計9回、71歳まで続けました。
海外滞在中もマッサージ医院を探しては通っていました。72歳から9回の海外ステイの体験、戦中、敗戦、戦後に育った経験の第1章を加えて10章からなる「シニアよ!大志を抱け!」~還暦からの短期語学ステイ~のタイトルで自分史の執筆に取り掛かりました。運動不足が募る生活は延々と2年も続けて自費出版に漕ぎ着けた時は右膝痛が強くなって外出時には杖が必要となりました。

その姿を心配してカーブス会員の友人に「騙されたと思ってカーブス会員になって筋トレをされたら!」と勧められました。
長きに渡る運動不足と体重増加で殆ど諦めの境地でしたが、取り敢えず近場の教室に電話「半年後に1駅、近い教室が出来る!」の返答でした。開校前に新教室に電話「もう半年待てば加藤宅から電車に乗らずに通える教室が開校する!」の返答、矢張り近い方が長続きすると思い更に待つことにしました。
何と開校日は誰もが予想だにしなかった4年前のあの東北大震災発生の4日後の3月15日でした!
家は大丈夫でしたが道路の液状化で門塀の片方がひどく傾き、付近の水道管は破損で水は出るのに流せない困難な状況になり、カーブス入会の事は頭から吹き飛びました。 その後8ヵ月間、使用後の水を外に運んで流す作業に膝痛だけでなく腰痛も加わりました。

カーブス津田沼教室はオープンしたものの、色々と震災の影響で入会する会員の出足が遅く当時の担当者の方々は大変なご苦労が有ったと聞いています。イヨイヨ右膝痛の回復に待ったなし状況に迫られオープン8ヵ月後の12月に杖と共に入会しました。実に「カーブス」の名前を聞いてから2年近くもの年月が経っていましたが、緑ある赤い糸が切れずにヤット繋がりました!
3ヵ月後に「お腹ぽっこり解消コンテスト」がありました。私は一大決心をして玄米食を中心に「ケーキは夢の中で!」作戦で4kgの減量に成功して表彰状を頂きました。
これを弾みに3年半で約10kgの減量!
膝への負担が減り杖をアチコチニ忘れる様になり、知らず知らずの内に「杖なし!」で歩ける様になっていました。
10kgの減量は洋服、指輪、靴など全てブカブカになりサイズ直しをする費用が必要!なる嬉しい悲鳴!もありました! 
会員になって1年8ヵ月後の8月末日にトレーニング300回を達成!憧れの紫色地にショッキングピンクで「300」の数字の入ったTシャツをゲットしました。

喜びも束の間、翌日から熱中症の様な体調不調が長引き、ホームドクターの投薬、点滴で一時は回復しましたが症状が振り返しました。医師に紹介状を書いて貰って総合病院の諸科で色々な検査を受けました。最後に受けた頭のCTスキャンで「脳血管に問題あり」なる結果を夫と聞き頭が真っ白になりました! 半信半疑でセカンドオピニオンの専門病院で再検査を受けましたが、矢張り結果は同じでした。
結局、高齢なので血圧管理をしながら定期的にMRI撮影をして用心観察なる診断が出ました。夫婦して即に入院、手術でなくホットしました。実家の両親、兄が、ある日、突然に天国に旅立った遺伝的要素あり! で暫くはパニック状態でした。
冬季に向かい朝晩、血圧を計って不安を抱えながら暖かくなる春を待って新緑の5月を迎え少しは安堵しました。

この間、カーブスの係の人に専門病院の診察券のコピーを手渡して「何か緊急時となれば、この病院に運んでね!」と言って無理なき範囲で筋トレには通っていました。係の人は、さぞ驚きと戸惑いを感じられたと思いますが、若いのに腹を据えてシッカリと受け止めて頂き有り難いでした。最初は怖々でしたが、カラフルなTシャツで老いも若きも前向きの女性に囲まれて筋トレするのは最良の気分転換! お腹も空く! 夜は熟睡! 却って心身のバランスが図れて生活のリズムを少しずつ取り戻しました。

再び熱い夏が到来、昨秋には喜寿を迎えました。周りを見ても何が起きても不思議のない年齢、諸事の症状も明日も神の領域に任せて日々を大切に! と今は落ち着いています。神は病の順序を下さり、適度の運動で減量出来たのは「膝痛だけでなく血圧、循環器の為にも良かった!願わくば、もう3.4kgの減量が理想!」医者に言われています。シニアを重ねると誰しも色々の体調の山あり谷ありを乗り越えなくてはなりません。私はカーブでその道すがらを辿っている只中です! シニアを重ねると友人は出来にくいですが、カーブスに行くと先ずは挨拶から始まって、時には喫茶しながら話に花が咲く楽しみもあります。

1年8ヵ月前、思いも掛けない症状を医者から告げられた時、先ず頭に浮かんだ事は「遺影作成!終活の断捨離!」でした(笑)・・(若い会員の方々はキット余りにシニア会員のリアルな事実にヘキヘキされたと思いますが、誰しもシニアを重ねると通る道すがらだと思い敢えていつの日か何かの参考になればと思い有りのままを記した次第です。)

そんな事が笑い話しに思える今年の1月、トレーニング500回のTシャツをゲット! その間、千葉、大阪の友人数人にカーブス会員に勧誘したら、私が杖なしで歩ける姿に感心して入会! カラフルなTシャツを数枚頂きました! 断捨離は未だに進行中なのですが(笑)・・新年からカーブスの友人と英会話を月に2回スタート、2020年の日本で開催されるオリンピックに健在でいて、道案内のボランティアに間に合うかな?なる望みも微かに持てる様になりました?
Do my best !で頑張って来た今「我が人生に悔いはなし!」の心境としては「人生、少し無理しても出来る時に実行!チャンスは逃さず掴む!」を実感しています!
カーブスとの不思議な赤い糸の縁を大切に! 健康と前向きの心の許す限りカーブスの会員で在り続けたいと思います! カーブス入会を勧めて呉れた友人に「騙されて良かった!」と感謝の言葉を伝えつつペンを置きます。

継続は力なり! カーブス! ブラボー!
GO! GO! CURVES!
Practice makes perfect!