50代も半ばになり、更年期とかストレスとか、体調が悪くなると何となくこの言葉を使っている気がする...。良い言葉ではないが、便利な言葉である...。運がいいことに私はさほど更年期なんて感じたことがない...。ストレスなんてどんなものか正直良くわからない...。ストレス太りだと言っているのを時々聞くがただ怠慢な生活の言い訳なんじゃないかと私は思う...。ストレスとかいうものを感じたことがないのは、忙しい毎日と、カーブスのお陰だと感謝している。
毎日当たり前のようにカーブスに通えることを、本当に幸せだと心から実感している。寒い寒い冬から春になり、桜の季節になると、だれもがウキウキしてくる。でも私は桜を見ると淋しくて切なくて、胸がしめつけられるほど悲しくなる。
それは私が19歳の春、父が突然心筋梗塞で亡くなり、桜の花びらが舞う中、煙となった父を、いつまでもいつまでも涙をこらえながら見上げていたからであろう...。だから桜を見ると今でも涙が溢れてきてしまう...。悲しいことがあっても、笑顔でいられる強さがあったらいいのに、と心から思ったものだ...。父の突然の死の悲しみに心を痛め母は、体調を崩し何回も倒れ救急車で運ばれた...。姉は嫁いでいて兄と私は大学生だった。母は病弱ながら女手ひとつで私達を育ててくれた。丁度今の私の年だった...。母こそが頼る人も無く、辛く淋しかったであろう...。幸せなんてあったのだろうか...。何を楽しみに生きていたのだろう...。まだ若かった私には計り知れなかった...。
私と兄はいろんなアルバイトをしながら大学に通った...。経済的には大変だったが、母から愛情と優しさだけはたくさんたくさんもらった。そんな母が良く言っていたのは、幸せとは他人からどう見えても、自分が幸せと感じれば幸せなんだよ...。健康で1日が無事過ごせれば、それが一番幸せ...と。そんな母の言葉がいまでも頭の片隅にある...。
やがて私は結婚して、3人の子供に恵まれ、子育てに奮闘し、目まぐるしく忙しい毎日に明け暮れてきた...。母が父を亡くした年と同じ年齢になった今、私は四人の孫を持つお婆ちゃんになっている。お婆ちゃんなんて呼ばせない!可愛い孫達は私をママと呼んでくれている。ママと呼ばれてもおかしくないように密かな努力をしている...。それは近所にできたカーブスに7年!!オープンから通い続けていることだ!!今の私には毎日の生き甲斐となっている。スタッフの方達はいつも変わらぬ優しさで迎えてくれ、何百人も会員がいるのにドアを開けると『こんにちは、厚子さん!お待ちしてました~』と最高の笑顔で迎えてくれる...。そして私は30分マシンと戦う!一つ一つのマシンに目標の数字が書いてあり、私は汗びっしょりかきながらその数字をこなすのだ...。こなして始めてマシンに勝った!と満足する!それが私とマシンの戦いである...。
そんな私の姿を仲間は笑いながら見ている!!自分でも時々おかしくなるが、毎日数字に挑戦するのが楽しみなのである...。カーブスで私の頑張ってる姿を見るとホッとすると言う人がいる...。私の隣でやると、つられて頑張ってしまうので、私が来るのを待っていてわざと隣でやる友達もいる...。私を目標にして頑張ってる人がいてくれる...。
なんて嬉しいことだろう!なんて幸せなことだろう!私の目標はどんなことに対しても、常に諦めず努力することである。努力すれば、必ず結果は付いてくると信じている。だから私はきっと足腰が動くうちは、カーブスに通っているだろうと今は思う。
しかし大好きだった母が5年前に亡くなり私はカーブスに行く元気も気力も無く、ずいぶん休んでしまった時がある。まわりの関わる全てがどうでもいいと思っていた...。
でも...。度々くれるスタッフのあたたかい電話に私は心が救われた!あの電話がなかったら、きっと私はカーブスをやめていただろう...。久しぶりにドアを開けた私にいつもと変わらぬ笑顔で何も聞かず迎えてくれたスタッフ。それがまた嬉しかった。私にとってカーブスは、心も身体も健康にしてくれる場所なのである。しみじみありがたいと思った。
相変わらずテレビからは毎日悲しいニュースが飛び込んで来る...。パキスタンではテロで何十人者尊い命が奪われ、ロシアでは隕石が落ち、やはりたくさんの命が奪われた...。信頼し、命を預け楽しみに乗った夜行バスが事故を起こし、やはり命を奪われる...。幸せな結婚式を挙げるためにグァムまで行き、無差別殺人にあい、大切な大切な家族を奪われてしまう...。
当たり前の日常がいかに幸せで普通の生活を送れることが、どれほど大切な事か思い知らされる。生きたくても生きられなかった人達の分まで私達は精一杯生きていかなければならない。それが私達の責任でもあり義務でもあると思う。だから常に健康でいなければいけない。毎日健康であるための努力をしなければいけない...。素敵な人生を生きていくために、10年後も20年後も私はきっとカーブスに通い続けている...。
カーブスを始めた頃、主人は『無駄な努力』と馬鹿にしていたのが、今では『今日も行くんだろう?』と心配してくれるようになった。生き生きしている私を見て、主人や息子も負けじとばかりにジムに行って頑張るようになった!カーブスのお陰で家族全員が健康にむかって走っている気がする!
ありがとうカーブス!心から感謝です!