カーブスに入会して5ヶ月余。いつの間にか右ひざの痛みがなくなっている。犬の散歩でロープを引っぱられ、急に走らされた時、洗濯物をカゴいっぱい持って階段を上り下りする時、立ちあがる時、買い物で思い袋を下げる時、など。
 フッと「あれ...?」「今、ひざが痛くなかった。」「ひざが痛くならなかった」と気づく様になった。それだけではない不思議はまだある。
 今はいているくつのサイズは2.31/2だが、小さくなり指の先がくつにあたりザラつき、堅くなった。今までは足の指が自然に丸くちじんでいて、両足共、中指と薬指が重なり、大好きなウォーキングやハイキングで10km歩くとその重なった所が水泡になったり、険しい下り坂や砂利道等では爪や指が痛くなり、くつ下を脱ぎ見ると爪が黒くなったり、白く濁った厚みのある爪に変形していた。それなのにくつのサイズが合わなくなってきたので、良くよく考えていると機械マシンを使用する際にコーチが、「足を真っすぐにしてネ」、「足全体で踏んで」、「ひざが曲っている」、「角度が変だヨ」と注意された。
 私は真っすぐにしているつもりでも途中、曲ったり、位置がづれてしまっていた。注意されて思ったのは自分流の足の位置並べ、力の入れ方がおかしいのだと。
 指がちじこまり曲がっているので伸ばそうとした時、伸びきれず筋が切れ、出血。又、足裏全体で機械マシンを押すという事が出来ず、どうしても今までのまちがった指に力を入れてしまう事が直らなかった。それがコーチの助言、助力でどの様な方法か理解できるようになり、くりかえす事で学習し、身について来たらしい。

 

 15年前、ひざが痛く、受診。足の甲の骨が変形していると医師に告げられ装具ぐつを作った。その時検査時、壁に寄りかかり床に座るよう言われたが出来なかった。10年前、ひざの痛みはおさまらず、両足甲の横に「魚の目」が出来、それが歩く時 強い刺激、痛みで変な歩き方をしてしまう。その為、他の病院受診、すると医師は「偏平足による足の骨の異常で、いつとは言えないが歩く事が出来なくなり、車イス使用となる」と宣告された。
 ここでも装具ぐつを作った。両足共、横に広がり3E、4Eの形だ。足の甲は盛りあがらず、平べったい。外側には魚の目、左足には2つ大きいのが並んでいる、右側は小指の横の骨の上、触れると激痛なのでくつの中で足を移動、変形させていた。この時、「本当に歩けなくなる」と見かねた娘が角質を削る用具を持って来てくれ「削れば少しは良くなる?かも...」とけづってくれた。
 素足で歩くと魚の目が畳に触れてしまっていたのだ。
 装具ぐつもはかず、運動ぐつをはき、医者に魚の目を削った事、触れないため、歩くのが楽になった旨を話すとおどろいていた。
 だって、魚の目は手術してもすぐ同じ様に出来るので取っても無駄と言っていたのだから!
 でも、変形は変形で、片足立ちなんて、とんでもない。フラフラしてしまう。
 つま先立ちだっておかしい。骨がぐにゃ!となるようだ。
 重心を上手に取る事が出来ないし、指がつってしまう場合も有る。でもネ、この頃、少しずつ片足立ちが長く出来るようになった。つま先立ちだってけっこう出来るんだよ。手をどこかにつかまっていなくても。
 カーブスに通い、コーチの「足が曲っている!」の言葉を頂いてからの私の足に変化が表われた。今までの習慣化で爪は上を向いてしまい、小指の爪が黒のマニキュアをぬってしまったけど指が伸びて、くつサイズが24cmになった。
 布団に横になった時まだガニ股だなと思うけど動作一つでも意識する大切さを痛感する。
 「介護」と言う仕事で自分以外の負荷を背おい続ける私の足に感謝、今までささえてくれた足をいたわりつつ、これからの歩けなくなる日に向ってがんばって歩き続けて行きたいしコーチにこれからも目を配って下さる事を強く望みます。