「繁子さん 最近姿勢がよくなりましたね。」肩越しにインストラクターさんの明るい声。彼女らはいつも笑顔で優しく、何かしら声をかけてくれます。
私、母親譲りの猫背、おなかぽっこり、胸ぺちゃんこの体型、年令がかさむにつれ、「もう、これが私のイメージ、仕方のないこと、七十、八十代はなるがまま・・・」と自認しあきらめていました。
丁度、一年半前にここ、「カーブス」を奨められたとき、「ひょっとして、私の体でも胸を張って、おなかすっきりになれたら」・・・フフフっとほくそえんだことを覚えています。効果は今、進行形です。初回から比べると、ウエスト・−3cm、下腹・-2.7cm、体重・同じ、骨格筋律・+1.3、なんと体年令が59歳とは、「これはいける」とまんぞくしています。
わが子等が幼き頃、保育園で音楽教室、スイミングなどへ行って一枚一枚張ってもらうシール、一つ一つ押してもらうスタンプ、それと同じように大人の私の小さな・カーブス手帳・もいつしか7冊目となりました。かわいらしい判が、月々の目標の文字がそれぞれ輝いて見えます。雨の日も、風の日、寒さ厳しき日、じりじりと照りつく太陽の下、続く猛暑の日々も足を運びました。週に2日は日課となっています。
今年の一月二月は"おなかすっきりチャレンジ月間"でした。特化マシン、アブパック、オプリークを使って以前は左程気にも留めていなかった、聞きなれない筋肉の名前、(外内復斜筋)(復直筋)(脊髄起立筋)等も覚えました。マシンの前方に図入りで使う筋肉がわかりやすく大きく描かれています。軽快な音楽に乗って自身のそこの筋肉を意識して身体を動かし、同時に呼吸します。筋肉をつくって、鍛える、筋肉付けば体の美しさ、健康のもとと覚えました。
カーブスへ何度か通ううちに知り合いになった友達から思いがけずも本借りるようになりました。「六十歳からこそ、積極人生」(吉沢 勲 著)は大いに読み応えがありました。また、昨年は日野原 重明さんの講演も聞くチャンスにも恵まれ、「たっぷり生きる」(日野原 重明・金子 兜太 著)の本を求め、おまけにサインと握手までしていただき感激しました。
日野原さんと丁度同年齢の柴田 トヨさんの美しい心温まる詩に出会ったのもカーブスです。お部屋の壁に時々やさしい言葉を見つけます。「くじけないで」、「生きる力」には心動かされ、癒されます。人生の大先輩からも力をいただいています。
じきに七十歳を迎える私です。趣味、読書、外出、集会、友人などを通して日々感じたことから影響を受け、学んで、吸収して現在の自身を維持して前向きでいきたいと思っています。