2009年11月19日、私は 9年8ヶ月ぶりにモントリオールから長期帰国をしました。インターネットで見つけた家具付きのアパートは藤沢の駅から5分。真っ先に探したのはスポーツクラブです。というのも、私は甘いもの無くては生きていけないからです。
「甘いものを食べられないのなら死んだ方がマシ!」と家族にも友人達にも言い切っているほどです。"運動をしないで甘いものを食べ、その結果太る"は20代、30代に体験済みです。40才を迎える少し前から、甘いものを食べつつ一定の体重を維持するためにスポーツクラブへ通い続けています。
カーブスの存在は日本の親しい友人から聞いていました。体力がついて体重が大きく減った、ということでした。けれど私はカーブスを選択肢には入れていませんでした。というのもモントリオールでアクアフィットネスにはまっていたからです。人間は海がふるさと、と聞いたことがあります。水の中での心地良さは何にも代え難いものがあるように感じていました。
帰国した翌日、プールのある2つのスポーツクラブに体験予約の電話をした後、買い物に駅の方向へ向かっていました。すると「カーブス南藤沢」の社員の方々がカーブスがあるビルの前でチラシを配っておられるのが目に入りました。
何かのご縁でしょうか。私の住むビルの2軒先に「カーブス南藤沢」があったのです。どんな様子なのか店舗の中だけでも見たいと思い
「カーブスの方ですか?」と声をかけました。
「どうぞ 見て行って下さい。」「体験だけでも どうですか?」
このやり取りがカーブス入会のきっかけになりました。
帰国して2日目のことでした。
「長期海外滞在の後帰国すると、逆カルチャーショックを受ける。」と聞いたことがあります。実際、何人かの方から聞かれもしました。ところが、私は全く体験しないですみました。一番に思い当たることにカーブス通いがあります。
実は私は自分が女性でありながら女性が集まる場所は苦手、という気持ちがありました。うわさ話が多いのでは???という印象があったのです。ところがカーブスに通い始めてみると、それは全くの杞憂であったことが分かりました。
通っておられる方達には「健康を保つ」「体力をつける」「やせる」等を始めとする共通のポジティブな目標があります。カーブスにはポジティブな意思を持った方達の、ポジティブなエネルギーが流れていることに気がつきました。
入会して3ヶ月目、転居をした為「カーブス南藤沢」から「松戸西口」へ移籍しましたが、どちらのカーブスでも私がお見かけした限り、ほとんどの方が お一人で来られます。そして「こんにちは~。体調大丈夫ですか?」
と笑顔で声をかけて下さるインストラクターの方々。その言葉でここは私の居場所、という安心感・所属感が生まれます。
会員の方々とも 運動をしながら短い言葉を交わすこともあります。運動、食べ物、カーブスに飾ってある季節の花に関してなど・・・。
先日もカーブスの帰りに駅ビルで食事をしているとお隣のグループのお一人が カーブスでお見かけしたことがある方では?と気が付きました。その方が食事を終えて立ち上がれた時に目が合いました。微笑むと「カーブスでご一緒ですよね?」「どうぞ よろしく。」と声をかけて下さいました。
私は口の中に食べ物が入っていたので、頷くことが出来ただけでした。
ポジティブな雰囲気でご挨拶を交わせる・・・思ってもみなかったカーブス効果です。
このことは海外からほぼ10年ぶりに帰国し、家族とは離れて暮す一人暮らしの私が孤独感を味わうことなく日々を過ごしていけることにもつながっています。藤沢市から松戸市に転居し、新しい土地で暮し始めても同じことが言えました。カーブスという馴染みのある場所のおかげで、カーブスを拠点にして行動範囲が広がっていくのです。
毎朝起きるときょうの予定を考え、どの時間帯でカーブスに行くかを考えるのが日課です。
これらのことが帰国後の精神的な安定に大きな役割を果たした、と思える所以です。
次に体です。カーブスの器械を使う筋肉トレーニングを通して日々、普段使わない筋肉を鍛えている、という実感があります。もっと分かり易く言えば
「こんな所にも筋肉ってあるのね!知らなかった!!!」です。スラックス全体にゆとりが出来て来ました。締まってきたことが実感できます。
「やせると皮膚ってどうなるのかしら、ぶよぶよと残るのでは?」
という長年の疑問は自分の下腹部を見て分かりました。脂肪が筋肉に変わるにつれてちゃんと引っ込むのですね!これは新たな発見でした。
還暦まであとちょうど1年ですが、気分は40代!松戸のカーブスまで片道2キロ余りの道のりを歩いて通っています。藤沢市では30歩ほどの距離でした。「カーブス南藤沢」で鍛えた成果なのでしょう、歩いて通うことが全く気になりません。
更にカーブスでは、栄養指導もあります。炭水化物、淡色野菜、緑黄色野菜、たんぱく質等を一定量取ることの大切さが常に掲示してあったり、取り組みの週間があったりします。
栄養について学んだことは、むかしむかしの出来事になってしまい、ついおろそかになっていた私にとってとても良い刺激になっています。
「きょうも、野菜とたんぱく質をちゃんと取りました。牛乳も飲みました。」
とカーブスの掲示物に向かって呼びかけている気分です。
もちろん、甘いものは毎日欠かしません。甘納豆、栗饅頭、お団子、あんみつ、アンパン、おかき、ゼリー等、帰国後口にした甘味は書ききれません。甘いものを口にすることはお酒もタバコもしない私にとっては、甘味中毒のようなものです。
「きょうのおやつは何にしよう?珍しくて美味しそうなものは無い???」
この楽しみと一定の体重を維持するためにカーブスに通うことは、天国に行くまで続けようと密かに決めています。
10年近くの海外生活からの帰国を逆カルチャーショックを体験することなく果たすことが出来た、精神的な安定感につながる所属する場を持っている、体全体が少しずつ引き締まって脂肪が筋肉に変化しつつある、甘いものを心置きなく楽しむことが出来る!!!
カーブスが私の日常を心身共に健康を保つ意味で本当に大きな役割を果たしていると実感します。
この私の体験から、体を鍛える場を共有しつつポジティブなエネルギーのカーブスコミュニティが広がっていくことが、ひいては日本全体社会のポジティブさにつながっていくのではないかと思っております。
女性がポジティブなエネルギーを発すれば周りの男性にもそのエネルギーは伝わって家庭円満、社会も平和になります。
全国の女性のみなさん、心身の健康のために、社会の平和のために カーブスで一緒に筋トレと心(しん)トレをしませんか?