"うっそう?"128に下がっている!!私の血圧。
"200"もあった血圧が、どんな事をしても下がらなかった私の血圧が、血圧計の中で128を示している。
15年程前の忘れもしないあの日、5月31日。
朝起きようとしても、起きようとしてもベッドから起き上がる事ができない。やっとの思いで職場に電話をし、そしてやっとの思いで病院へ・・・・・・。
"200"告げられた私の血圧。
30代の頃、高血圧の母を連れて病院へ言っていた事、「先生、母が高血圧なのにどうして私は低血圧なの?」と聞いたものでした。
私の問いに返された先生の言葉は意外でした。「娘さんには気の毒だけど、年を重ねるとお母さんに似てくるんだよ。遺伝が大きく影響するんだよ」という事でした。
小学生の頃は月曜日の1時間目は「道徳」の時間があり、校長先生のお話と決まっていました。そのお話中、決まって私は倒れるのです。気が付けば宿直室に寝かされているのでした。低血圧で貧血だったのだそうです。
高校に入ってテニス部に入部しました。体力がなく、メンバーに入れません。来る日も来る日も体力作りのみ。免許証を取得するようになった時、極度の栄養失調と診断され、適性検査が受からないのです。
世の中に物が出回って来たこの頃は、好きな物だけを食し、嫌いな物は食べない、偏った食生活が弱い体を作ってしまう・・・・・・。との所見でした。「レバーを食べなさい、牛乳を飲みなさい、小魚を食べなさい」等々、先生のおっしゃる事は何でも実行しました。そしてやっと免許証を手にする事ができました。
20代、波瀾万丈の時を過ごしました。朝の5時から朝の2時迄働きました。今思えば若かったからできた事だと思えます。
そうせずには生きて来られなかったのです。そんな日々が何年続いた事でしょう。今は、その頃とは違う生活なのに・・・・・・。
眠る時間は20代の頃のままが今も続いています。5時から2時の生活は変わりません。その生活が血圧にはいけないと言われますが、その時間にならないと眠れないのです。
そんな日々の連続が"200"という血圧値に表れたのでしょうか?
"200"と告げられた時、「薬を飲まなければだめですよ」とおっしゃる先生の言葉を素直に受け入れる事ができませんでした。あまりにもショックで・・・。
当分の間抵抗して薬を飲みませんでしたが、やはりそんな事は長続きしません。とうとう血圧降下剤を服用するようになってしまいました。塩分の摂取が血圧とは切っても切れない関係とも言われますが、栄養士になりたかった事もあって塩分には人一倍気を使っているつもりなのに・・・。
努力しても150台迄は下がってくれるのですが、それ以上はどうしても下がってくれません。
時は流れて15年。いっこうに150台から下がってくれない血圧。やけになっていたその時、カーブスを紹介していただいたのです。不安を抱きながら説明会に参加させていただきました。親切に、誠意を持って説明して下さるスタッフに好感が持て何の抵抗もなく入会させていただきました。
「最初の種火が大切なのですよ」そう言われて、仕事、農作業、そして認知症の母の世話、その中で30分という時間を作ろうと思うのですが、思ったよりは大変でした。
でも1週間続けてみると、肩は凝らなくなったのです。2週間目、体の厚みが少し薄くなったように感じられました。そして、何とか1カ月続けられた時は、それはそれは大きな喜びでした。満足感でした。やればできる!!続けられる!!思い上りのようですが、自信にもつながったように思えます。
そして初めての計測日の、わずかではありましたが、体重をはじめとして全ての値が良い方へと変化していました。そんなわずかな達成感に励まされ、3カ月が過ぎました。
7月の計測が終わった7月7日。激痛が走り病院へ。
昔、お腹を手術しており癒着体質と言われておりましたので、激痛の原因は想像がついてはいたのですが、やはり腸閉塞でした。癒着体質の所へストレスが重なったのだそうです。即入院でした。
10日間の入院生活でしたが、カーブスへ行けない毎日は苦痛でした。病院の階段、手すり、庭はマシーンの代用品、それ等を使ってストレッチをする私に「大丈夫ですか?」と勘違いした看護師さんが声をかけて下さる事が何度もありました。
退院後、すぐに出社する事は医師から止められ自宅療養1週間を決められました。出社はできませんでしたが、そのおかげ様で毎日カーブスへは行く事ができました。
8月に入った頃から体が軽くなり、自分の体ではないような変化が起きていました。退院後1カ月。医師から「どこかの病院へ行ったの?」と聞かれました。「えっ?どこへも行きません。私は先生以外の診察を受けてません」と答えて、とっさに「カーブスへは行ってます」と答えました。
血圧が下がっていたのです"128"夢見た値です。
やったあ~!!私の血圧が128に下った!!
「君の体質的にも、腹筋・背筋をつける事はお腹を守る事にもなるしね。カーブスは続けるといいよ。筋力をつける事は大切だからね」
先生のお言葉は私を後押しして下さる言葉でもありました。そして何よりも嬉しい応援のお言葉でもありました。
現在も120台の血圧は維持されています。
それからは縁ある事にお話しを交わす皆さんが「行ってみたいな」とおっしゃって下さり、いつの間にか沢山のお友達にカーブスを紹介する事ができました。
皆さん喜んで下さっています。お友達の喜びは私の喜びでもあります。
軽快なリズムに乗って笑顔で汗を流し、マシーンを移動するカーブスファミリーの姿を見るのが今の私のストレス解消の時間でもあります。
何かに向かい、挑戦する事。私の趣味のようなものですが、カーブスに通うようになって益々その気持ちが強くなったように思えます。
今も大きな夢に向かい、現在進行形の毎日です。
夢をかなえてくれるカーブスは"私の道標"
ありがとうカーブス。そしてこれからもよろしくね。