カーブスに入会して八カ月余りとなり、「本当にカーブスに入会してよかった」と日々実感しています。
 若い頃から肩こりがひどかったのですが、ここ数年は左手が上がらず、肩こりはひどくなるばかりで整形外科に通う日々でした。高い所の物をとる。高い竿に洗濯物を干す、そんな時左肩が痛くて手が伸びず辛くなっていました。そのうえ和紙を切っては貼り重ねる和紙絵画を趣味としているので、海外出品の前には、根気のいる細かい作業の為、腕は上がらず首はまわらないなんて状態になることもありました。今からこんなでは困るなあ。このままずっとこんな状態なのかなあ。年とったらどうなるのかなあ。そう思い悩んでいました。
 娘が結婚し長年勤めた会社を退職し、新しい街で暮らし始めました。友達も知り合いもいない街で暮らすのは、不安で淋しくもありパート勤めをする事としました。慣れた頃、妊娠に気付きました。仕事も慣れたし、仕事仲間も優しいし、お腹が大きくなる頃まで働くつもりでいました。が、流産、安静、仕事は辞める事となりました。
体と心の傷から、ポッカリ穴があいて弱気になった娘が見つけたのが「カーブス」でした。気楽に毎日行けて、体も調えられるカーブスは、ぴったりでした。スタッフの方々に地域の様子を教えてもらったり、買物しているとスタッフの方に声をかけられたりと、カーブスが楽しみの場所になっていました。私も、体も心も元気になった娘に、ほっとしていました。
 「お母さんも、カーブスに通ったら肩の痛いのが治るかもしれないよ。近くにあったらいいね」と話していた矢先、"クロスガーデン前橋"が開設されました。娘に、カーブスの楽しい話は聞いていましたから、入会するつもりで行ったのですが、運動オンチの私にできるかどうか心配でした。早速に肩が痛くて、そっとしかできないマシンがあり、二周が終わる頃には、目の前がまっ白になった感じで、ストレッチをするのも息が苦しくなっていました。「息を吐いたり吸ったりしながら、やって下さいね。」スタッフの方に言われて、初めてストレッチは息をしながらやっていいものかと知りました。今までストレッチはずっと息を止めてしていたので、苦しくてきついものと思い込んでいましたから。
手を上げる脇のストレッチは、左肩が痛くて伸びず、⑥肩・二の腕のストレッチ⑦胸と腕のストレッチ⑧胸・肩・腕のストレッチも腕が少ししか上げていられず大変でした。③太もものストレッチも片足立ちは、壁やバーに、つかまらなければフラフラして全然できません。すっと背筋を伸ばして立っている人を見て、どうやったら立っていられるのだろうと思いながら、ちょっと恥ずかしくなりながら、ヨロヨロとやっていました。
 「マシン」は、バイセップ・トライセップは左手が少ししか上げ下げできず、ショルダープレスは、左手をかばいながら上げ、ペック・デックは、左のグリップを右手で補助して胸の位置まで持って来てからでないと、できません。オブリークは、左肩が痛くてバーの上まで上がらず腕を交差させて持てませんでした。おまけに脚力もないので、スクワットは、痛い肩でパッドを押し上げなければなりませんでした。
 十回位(週三回通っていたので、三週間位行った)通った頃から、背中が段々に柔らかくなってきて、背中の筋肉がグニャグニャと動くように感じられました。そう友達に話すと不思議な顔をしますが、本当に肩も背中も今まで堅く固まっていたのが、グニャグニャと音を出しながら、ほぐれていく感じがしました。いつの間にか手も上まで上げられるようになり、肩の痛みもなくなっていました。
 

 娘が昨年十二月、男の子を出産しました。初孫です。娘と共に孫の世話が始まりました。夜中に何回も起き、首の座らない孫を抱き上げ、娘と共に眠く疲れる毎日が続きました。カーブスは一カ月お休みしてしまいました。孫は3kg弱で生まれたのが、今では6kg近くまで成長し、まるまる太っています。毎日、3kg、4kg、5kgと大きくなっていく孫を抱いているにもかかわらず、肩も腕も全然痛くならないのです。それどころか、6kg近い孫を抱いてスクワットもできるようになりました。片足立ちも、三カ月が過ぎた頃から、つかまらずにスッーと立っていられるようになり、風の中、自転車に乗るのも気持ち良くなっていました。今では、左手をかばってできなかったマシンもなくなり、ステップボードできまり悪そうに足ぶみしていたのが、軽くランニングができるようになりました。肩も腕も痛くならずに娘の手伝いができて、よかったと思います。
 若いスタッフの皆さんに励まされ、楽しくおしゃべりをして、日々の継続の中で筋力トレーニングするカーブスに、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
 気持ちばかりが先走って、はりきりすぎて体力がついていかない年令ですが、私の人生訓でもある「ローマは一日にして成らず」「継続は力なり」をモットーに、これからも励んでいこうと思っています。いつまでも自分の足で、しっかり歩いていける、おばあさんになれるよう、カーブスに出会えたことに感謝です。