私がカーブスに入会したのは今から1年9か月前の2008年6月3日。
 2007年8月、息子たちと我が家に遊びに来た孫を20分ほど抱いた。孫は生後2ヶ月半で体重5キロ。まだ首が完全には据わっていなかったので、抱き方が変に力が入った姿勢だったのかもしれない。
 翌日、腰の左側から左足にかけて電気が走るような痛みに襲われた。親しい整骨院に行く。背中の左側にねじれがあるといわれた。マッサージでよくほぐしてもらったが、ちょっとした姿勢が神経を刺激するため、診察台に登るのも起きるのも容易ではなかった。1週間、毎日通ったが痛みは弱くならなかった。
 夜中、寝返りを打つときも激痛が走り、思わず「痛い!」と声に出すほど。自転車でスーパーに行くが、自転車が重くて持ち上がらず、係りの人に毎回助けてもらう有様。
これでは日常生活も不自由だと感じ、病院できちんと診断を受けようと整形外科へ。
 しかし、徒歩で15分ほどの道のりに倍以上の時間がかかり、杖をついている老人達にも追い抜かれる。信号も途中で赤になっても走れないので、必ず青になってから渡った。
 病院で、レントゲンをとり脊柱管狭窄症(坐骨神経痛)と診断された。治療は腰に電気をかけ、左足を牽引。1日でも早く治したくて自分でも腰用のベルトを購入し着用した。インターネットで脊柱管狭窄症を調べると、孫を抱いて発症したとの症例があった。
 病院へは毎日通院。牽引は徐々に重さが増し、同時に痛みが嘘のように薄らいでいく。
院長の診察の日。今後この痛みは消えるのかと尋ねた。院長は「痛みは完全に消える」、ときっぱりと言ってくれた。その言葉は何よりも励みになり、嬉しかった。ただし、「再発はありうる」とも言われた。脊柱管狭窄症の再発を防ぐにはどうしたら良いかと問うと、腰の骨の周りに筋肉をつけること。それには運動とウォーキングが良いとアドバイスされた。病院へは週に2,3回の割合で3ヶ月ほど通院した。その後、何度か通院を繰り返した。
 嬉しいことに、今では15キロと12キロの孫を抱き上げても腰の痛みは出ない。
 2006年8月の健康診断で血圧が高いという結果がでた。数値は上が160と下が90。
 毎年、健康診断を受けていたが、それまで血圧が高いと言われたことは無かった。早速、近所のかかりつけの医者に相談に行く。血圧を測ると確かに以前より高い数値が出た。少し様子を見ましょうといわれ、3週間毎に血圧を測りに通った。半年が過ぎても高い数値は変わらなかった。
 2007年3月に降圧剤を飲み始めた。初めは一番少ない2ミリだったが、数値に変化は見られず、すぐに倍の4ミリに増量。
 2008年6月にカーブスに入会。すると血圧の数字が上も下も少しずつ下がり始めた。
 2009年8月に降圧剤が半分の2ミリに減った。現在も安定した数字は守られている。
さて、カーブスの
① 体が変われば心が変わる
② 心が変われば毎日が変わる
③ 毎日が変われば人生が変わる
の3つについて自分に当てはめて考えてみた。
 
脊柱管狭窄症が再発せず完治した
血圧の数値が下がり、降圧剤が減量した
季節の変わり目に風邪を引いていたが引かなくなった
35度台の体温が36度になる
考え方が前向きになる
初対面の人と話すのが苦手だったが、今では自分から話しかけられる
毎日の生活にリズムが出来て、家事がテキパキとこなせる
人生には時に、もしもあの時、あの人に出会わなかったら...という瞬間がある。

 2008年4月と5月に友人と出会った。偶然にも2人は3年前にカーブスに入会していた。何か運動をしなくてはという意識があったのであろう。カーブスについて尋ねると、運動すると体と気持ちがスッキリすると言われた。心がカーブスに向き始めた。
 5月28日、初めてカ―ブスの扉を開けた。パンフレットと入会に必要な書類と服装などを教えてもらう。6月3日に来店の予約をする。
 3日は、カウンセリング。脊柱管狭窄症の既往症があると話す。腰に負担がかかるマシーンは無理せず軽めに行うことと、少なくとも2年は継続するように言われた。そのスタッフは管理栄養士の資格があり、かつカイロプラクテックの免許も持っていた。このようなスタッフのいるクラブなら安心して通えると心強く思った。今後なりたいと思うあなたのイメージは?と問われ、とっさにくびれのある体型と答えた。まさにそれこそがカーブスの名前の由来であり、目指すものです、と言われた。
2008年10月に食生活を見直すイベントがあった。提出した食事表から、毎日習慣で飲んでいた缶ビールのカロリーが高いことを知り1日おきに変えた。翌月の計測からがくんと体重が減りはじめた。今回のカーブス・プリンセスでは野菜を手のひらの4分の1量増やしてみてはとアドバイスされ、2週間続けるとまたしても体重は減り、体脂肪率は減、筋肉量は増加した。
 現在は入会時より体重は5キロ減、ウエスト10センチ減、体脂肪率減、筋肉量増と良い結果。贅肉が落ち20代の頃の体形になった。カーブスのおかげと心から感謝している。
娘が私の変化に刺激され入会、隣人も娘さんと入会された。
もしも脊柱管狭窄症にならず、カーブスに通う友人に会わず、カーブスの優秀なスタッフに出会わなかったら、現在の心身ともに健康で明るい毎日を送る私はいなかっただろう。
脊柱管狭窄症で痛みに耐えている人が、このカーブス・マガジンの私の体験を読んで参考にされるなら、きっとあなたは元のように笑顔を取り戻すことが出来るに違いない。そんな人が一人でもいることを心から祈っている。
私にとってカーブスは、明るく元気なスタッフが笑顔と挨拶で迎えてくれる大切なホーム。
毎年9月の乳がん撲滅運動のピンクリボン活動、食べ物を少しずつ持ち寄るフードドライブ活動などを通して、社会とも関わっていくカーブスの活動に大きな拍手を送りたい。