最初に言いたいのは、この文章は内容も文章的にも酷いものだってことです。こんなことを書いて後で私自身後悔するかもしれません。だから読めばきっと後悔すると思います。

 2009年4月18日。その日を絶対忘れない。私がおかしくなった日だ。部活の帰り、たまたま寄った図書館の職員さんに言われた一言に耐えられなくなり、図書館を飛び出して泣いた。どうにかして家に戻ってから母親に部活がうまくいかなかったことを電話で伝えて、1週間後?位に母親が来るまでほとんど何もしなかったと思う。病院を探して病院に行ったのが、2009年5月21日。詳しいことは何も言われなかったけど、自分がおかしいことだけはわかった。先生は母には病名を伝えたのだろうか?前兆らしきものはあった。まずは顎関節症、次に過食症。でもそれは、自分がだらしないからと割り切った。その結果、自分がおかしくなった。好きだったものも好きだったこともまったく楽しくなかった。朝がつらい。ベッドから起き上がるのがつらい。何もしたくない。楽しくない。でも学校はあった。教育実習も卒論も部活も。みんなも前では、と必死に昔の自分を思い出して昔の自分を演じて通った。帰ってきたら疲れてくたくたで虚しかった。そこまでして私は自分のことを偽って生きなければならないという現実が嫌だった。毎日がつらかった。ようやく学校が終わるとさっさと帰ってこいと言われ、しぶしぶ東京を後にした。1人のほうがよかったのに。地元に帰ってからも、特に何もしなかった。笑顔は?って毎日のように家族に聞かれた。気分のいいときは家事をしたりしたけど。だからどうしてカーブスに通うようになったのか覚えてない。平でアルバイトをするからって理由だっただろうか?でも自分が大嫌いだったから、少しでも自分を変えたかったのかもしれない。今年の2月から通っている。最初は仕事もカーブスも全然駄目でつらかった。周りの人に後ろ指を指されているようで。劣等感を感じていた。やっぱり私は変わらない。変わることなんてできないんだ、そう思っていた。その頃ようやく病院の先生に自分の病名を聞いた。抑うつだった。うつの一歩前みたいな症状で、自分に極端に自信がないんですよ、って先生は言ったけど、私に自信があったときなんかあったかな?あるのは自分に対する劣等感。誰かに笑われているんじゃないかという不安。それだけ。
 そんな私が、心と体の変化を感じたのはいつからだっただろう?確かカーブスの作文募集の張り紙を見たころだった。タイトルが「カーブスを通じて変わった私の毎日」。なんとなく書いてみようと思ったけど、書くことが毎日に変わった。その日の気分・体調によって180度違う作文が出来るものだから、何度も何度も書き直した。書いている途中に去年の優秀な作文を見て愕然とした。なんて前向きな文章だろう?私は書かないほうがいい。そう思ったのに・・・なんだか自分に負けたみたいで嫌だった。それだけは絶対にしない!と思ってパソコンとにらめっこの日々。こんなんで締め切りに間に合うのかな?
 3月になって形体測定をして驚いた。1.8キロも痩せてる!そういえばズボンが緩い。髪の毛も切ってみた。そしてコンタクトにしてみた。これだけで世界は優しくなった気がした。アルバイト先では誰にも気がついてもらえなかったけど、カーブスのスタッフさんはしっかり気が付いて褒めてくれた。それってこんなに幸せなことだったんだ。そう思って自分以外の世界を見渡せば色々なものが見えてきた。例えば、カーブスに来ている人は、朝なら人生をエンジョイしている雰囲気を漂わせているアクティブな人たち。夕方ならお仕事帰りに一汗かいて行こうとしている人たち。来る時間帯によって、カーブスの雰囲気が変わって新鮮だった。時々話しかけてくれる人もいる。うまく会話は続けられないけど。この気持ちを一言で表すなら、楽しいとか嬉しい。それに限る。スタッフさんとの会話も楽しい。くだらない私の話題に笑顔で応えてくれる。それに話した内容をしっかりと覚えていてくれるから、本当に嬉しい。
 そう、踏み出したら簡単なことだったのかもしれない。踏み出す勇気が足りなかっただけで。4月からの私の予定は真っ白で、反対に同級生の友人たちは正社員として仕事を始める。昔はそれが嫌で嫌でどうしようもなかったけど。でも、今は少しだけ違う気がする。続けないと駄目だから無理して就職しても、辞めたら意味がないって思えるようになった。将来について投げやりな態度ではなく。しっかりと考えられるようになった。自分の好きなことも思い出して実行できるようになった。次に病院に行く時は、ポーカーフェイスの先生が目を丸くして驚くかもしれない。薬が減るかもしれない。もう通院しなくても大丈夫ですよって言ってもらえるかもしれない。そう考えると笑顔になれる。今なら信じられることがある。私はまだマイナス思考かもしれないけど、正負の数でマイナスとマイナスを乗法したり、除法するとプラスになるようにそんな奇跡みたいなことが、私にも起きる可能性があることを。ううん、私はどれだけ時間がかかったとしても起こしてみせる!
 私はまだ人生のスタートラインにすら立っていないヒヨッ子だけど、生意気だって思われるかもだけど、伝えたいと思った。伝えなくちゃ!と。私は変われた。身体的にも精神的にも。1人じゃ変わることはとてもつらい。支えてくれる人がいるとそれだけで心強いってことを。その人はとても近くにいる。それを教えてくれたカーブスのスタッフさん、目標は違えど一緒にカーブスで運動をしているメンバーの皆さん、そして応援してくれている家族にここで感謝の気持ちを伝えたい。「まだ完璧に病気が治ったわけではないけど、私は大丈夫になってきました、それは皆さんのおかげです。ありがとうございます!これからも心と体を健康にするために頑張って行きますので、どうか温かい目で見守ってください!!」だから、同じような病気に苦しんでいる人にこそ知って欲しいと思う。どうか諦めてしまわないで!私だって変われたんだからって。世界は自分が思ったよりも優しいものなんだよって。

 最後にこんなマイナス思考で支離滅裂な文章を最後まで読んでくださった方、本当にありがとうございました。