「なんでよ?!私できるわよ(◎`ε´◎)」

公たんは自分の力で生きていこうとしていました。

自分の荷を降ろし、

他人に寄りかかる事を拒んでいました。

でも、それが無理な事は、

他人(ひと)の目には明らかでした。

次ちゃん(公たんの旦那様)が天国へ行ってすぐ。

公たんの病は、本人の意思とは裏腹に

隠れんぼをする事ができず、

鬼に見つかる前に姿を現しました。

脊髄小脳変性症という難病にプラスされた認知症。

「ごめんね、公たん。
 私1人ではお世話できないのだよ(TдT)
 公たんの脳の為、体の為、デイやヘルパーさんを利用させてね(-人-)」

最初は顔を紅潮させて怒るくらい

嫌がっていたデイ。

赤の他人(ヘルパーさん)が

台所に立つ屈辱。

プライドなくなっちゃうよね・・・

でも、いつの間にか公たんは、

人に頼る事を受け入れて

むしろ、やってもらう事が当たり前になってしまった頃。

自力で生きたかった公たんを

無理矢理変えた私のわがままも忘れ

「少しは自分の力で生きてくれ o(><o))((o><)o」

そう思ってしまう、可愛くない私が、

公たんをどうしても責めてしまう時間が多くなりました。

「私は公たんのお世話係ではないのだよ_| ̄|○」

と。

でもね。

公たんは言ったんだよ。

ある時、

「公たん、幸せ?」

って聞いたら

「幸せだよ!だって、チカちゃんが笑顔だもん!」

って。

ねぇ、公たん。

そんな公たんの笑顔はもっと素敵だよ。

公たんにその笑顔を戻してくれたのは

カーブスのみんなだったよね☆

今でもディで苦手な施設もある公たん。

でもカーブスだけは

自分から行くんだよね( ̄▽ ̄)ノ

カーブスだって、

最初は強張って表情のなかった公たん。

スタッフさんと2人で抱えなきゃ

マシーンの移動も出来なかった公たん。

恥ずかしい思いもしたんじゃないかな?

でも、頑張ったね!

毎週1回、一緒に通ってきた

この1年半。

そして今では名前も知らないみんなが

「こんにちゎ!」
「お母さんすごく(マシーンを上手にできるように)変わったよね!」
「頑張ってね!」

って声をかけてくれて、

「公たーん!!待ってたよー!!」

って名前で呼んでくれるスタッフさん。

少し照れ屋の公たんは

はにかんでるだけだけど( ´ー`)

可愛いなぁ(*´∇`*)。O0

"親バカ"

ならぬ

"子バカ"?!

心のトゲを採って、

そんな公たんの

お世話をさせて頂ける

日々に

私は今、とても幸せです。

あなたの娘で本当に良かった。

ありがとうね♪