ここ一年ばかり私の体重はいわゆる「高止まり」状態です。入会当初は体重がスムーズに減少しましたが、この一年は明らかに「高止まり」状態。入会当初より2キロ増えている状態がずっと続いています。順調に体重が減少しているころと比べると、何と6キロも増えているのです。6キロというと、いつも買う1キロ入りの砂糖袋が6袋。いつも買う5キロの米よりもさらに重い。
数値を見るのが怖いので計測をさぼってはどうか。ふと、そんな誘惑に駆られることもありました。でも、店内にはそんな私への戒めのようなポスターが貼っています。数値を見るのが怖くて計測をしないでいると、現在の自分の状態に向き合うことができない。その結果、明確な努力目標を見失うので数値がどんどん悪くなるという悪循環につながる。こんなメッセージです。私の心に刺さります。
そろそろ何とかしなくては、と毎月のように思います。そんなときに姪から結婚式に出席してほしいという連絡がありました。結婚式の時期は夏。出席するなら夏用のフォーマルドレスを着たい。そう考えを巡らせたとき、毎月の「そろそろ何とかしなくては。」を「今から何とかしよう。」に変革しようと思ったのです。
まず、体重が「高止まり」状態になったこの一年について、カーブスアプリのカレンダーを見ながら思い起こしました。その月に何回通ったかがわかるので、そのときの生活を思い出す手がかりになります。そして、だめな自分としっかり向き合おう。これが私の「だめだめカーブス日記」です。

[2023年4月、7回]
 この月は生活に大きな変化がありました。前年の8月末に長く勤めていた小学校教員の職を体調不良で退職しました。3月までは家庭でゆったりと過ごし、カーブスにも月に10回以上は通っていました。半年間の休養の後、半日程度なら職場復帰したいと考え、この4月から非常勤講師という立場で教職に復帰しました。大好きな音楽や英語を中心とした授業のみの仕事内容でしたので、毎日が楽しく、はりきって仕事をしていました。しかし、久しぶりの職場で疲れも出たのか、通う回数は急激にダウンです。

[2023年5月、2回  2023年6月、3回]
 この2か月に通った回数は、今までにないくらいの少なさです。と言いますのが、コロナに感染したからです。症状は軽く、ほとんど風邪症状でしたが、そのあとのじんましんに長く悩まされることになりました。ひじの内側、ひざの裏にかきむしりたいくらいのじんましんが出て、長く皮膚科に通うことになりました。かゆみが激しいため運動は無理でした。このじんましんはコロナの一般的な後遺症ではありませんが、コロナ感染による抵抗力低下で皮膚バリアが弱まったのではということでした。とにかく体を元に戻すのに専念した2か月でした。

[2023年7月、4回]
 やっと元気なった7月ですが、回数は思うほど伸びませんでした。回数が少ないのは、学校が学期末になり忙しかったのと大好きな東京ディズニーリゾートへの旅行に行っていたからです。私がカーブスに入会したときに「体力がついたらどんなことをしたいですか。」とコーチに聞かれ、「ディズニーのパークで一日中歩きたいです。」と答えたくらい、大好きな場所です。回数は少ないですが、コロナからは完全回復し、パークを満喫できたので、ここはよしとしましょう。

[2023年8月、8回]
 仕事が夏休みとなり、前の月よりは回数が増えました。しかし、アイスクリームを食べる習慣がついてしまい、体重に変化なし。アイスクリームを止めればいいのですが、冷凍庫にあればついつい手が伸びてしまうという精神力の弱さが露呈した月でした。夫の「アイスクリームを我慢することのストレスより食べた方が精神的にいいんじゃないか?」という言葉を真に受けてしまいました。その結果、体重の増加という結果が出てしましました。

[2023年9月、5回]
 思ったほど回数が伸びません。カーブスに行っているときは「大きく速く」を意識して運動しています。しかし、体重は現状維持のまま。9月になってアイスクリームも食べなくなったのですが、あまり変化はありませんでした。やはり通う回数が少ないせいでしょうか。

[2023年10月、6回  11月、7回  12月、6回]
 回数に変化もなければ体重の変化もなし。この頃の私は週4仕事、週2は車で1時間かけて孫の子守り、週1の日曜日だけが自分の時間という生活をしていました。また、仕事をしている日は午後に帰宅したら昼寝をしてしまうことが習慣化していました。というわけでカーブスに行くタイミングをなかなかひねり出せず、週1、2回が精一杯という感じでした。そんなタイミングでカーブスに行くと、コーチがいつも「忙しい中でよくカーブスに来る時間を作ってくれましたね。」という言葉を掛けてくださり、本当にありがたかったです。細々とでも筋トレは続けよう。回数は伸びなくても「継続は力なり」を肝に銘じようと思いました。

[2024年1月、6回]
 お正月明けの計測は私の中では一番の鬼門です。年末年始、普段食べないようなごちそうを食べ、確実に体重が増えるというルーティーンを毎年繰り返しています。案の定、やはり「高止まり」の中で若干体重が増加していました。だめだめポイント上昇です。ただ、それが分かっていても計測をさぼらなかった自分は偉い。計測を受けた自分を褒めてあげようと開き直りました。

[2024年2月、9回]
 お正月の計測結果を受け、職場復帰してからの一年では一番よく通った月でした。2月の計測では体重はわずかに減少しましたが、まだ「高止まり」の範囲内です。計測の時、コーチに体の変化を尋ねられますが、このとき「そう言えば今年の冬は風邪を引いていないな。」と気がつきました。また、仕事で4階の教室に上がるのですが、復帰したばかりのころは4階までの階段がきつかったのに最近は無意識のうちに4階まで上がっていることに気がつきました。計測では思ったほどの体重の変化は得られなかったのですが、筋トレのおかげで体の変化は確かにあると確信しました。

 このようにふり返って、私のだめだめポイントは、やはり通う回数が減ったことと体重ばかりに目が行きすぎていることではないかと考えるようになりました。逆に体の変化を見つけることは今後のモチベーションアップにつながるのではないかと思います。
 人間何もしなければ老化は当たり前。でも今の体の変化を意識したらもっと筋トレをがんばろうという前向きな気持ちになります。「風邪を引きにくくなった」「階段を楽に上がれるようになった」という変化は何もしていなければ得られなかったはず。とにかく筋トレを続けよう。そうすれば体重の変化もそのうち見えてくるはず。そんなわけで、回数が劇的にアップすることはなさそうですが、前向きな気持ちで筋トレを続けます。姪の結婚式のころには少しはシュッとしている自分のドレス姿を頭に描きながら。