コーチへの日頃の感謝の気持ちから、筆を執りたくなりました。
私の入会のきっかけや入会後の変化に乗せて、コーチへの感謝を込めてしたためます。また、メンバーの皆様とも改めてカーブス生活の素晴らしさを共有できたらと、お届けさせていただきます。

私のカーブスへの入会のきっかけは、母になります。
母は、傘寿を迎えました。同居はお互いに気を遣うだろうからと、車で20分ほどの移動圏内にそれぞれの家庭を構えています。
それでも母は、年齢を考えると、今後私たち家族に迷惑をかけないようにと、日々の健康管理を怠りません。それどころか健康年齢を維持向上させるため、時間をみつけては自宅近郊の標高1200メートルほどの山へ登山に向かいます。またある時は、市民公園でウォーキングをしては、「今日は8000歩、坂を登り下りしてきたよ」などと、息を弾ませ電話をくれます。電話の向こう側には、まるで笑顔が見えるようです。母は、まさに体を動かすことの大切さを体現しています。

一方、私はと申しますと、仕事で疲れ果て、疲れたら寝て寝て寝まくる。そして、食事の栄養も一切考えることなく、ただお腹いっぱいになればいいとばかりに食べまくる。これらは、30年近く揺るがない私の生活習慣となっていました。そしていつしか私の仕事が多忙を極めるに連動し、寝まくる、食べまくるは、私の推し活になり、ついには体調を崩し、とうとう笑顔をも忘れるようになってしまったのです。

そんな私に、母は小学校の頃の通信簿を引き出しの奥の方から差し出すと、当時の教師のコメントを読み上げました。「由佳さんは、明るく、笑顔があふれている」そして、母は、その笑顔はいったいどこへいってしまったのかと私に問うと、一瞬悲しい表情で目を伏せました。そして、運動の大切さを身をもって知ってもいる母は、私の地元にあるカーブスへ行ってみてはどうかと私の背中を押したのです。

それでも私は自分を変えず、しばらくはただ寝まくる、栄養を考えずにただ食べまくる生活を続けていました。もはや私は、自分の力だけでは自ら築き上げた筋金入りの生活習慣から抜け出せなくなっていたのです。

いつしか季節は梅雨の時期を迎え、嫌々ながらも始めた20分ほどのウオーキングも、天候で実施できるかどうかが左右されるようになりました。体調と、体力の低下は、季節が移ろうよりも早く加速していったのです。

そして、私はついにカーブスへ向かいました。事前に予約することも無く、本当に自分が始められるのか、この先定着できるのか、未知な気持ちを抱え向かいました。

カーブスの入り口へ着くと、トレーニングを終え、頬をピンク色にして血色良く笑顔でお帰りになるメンバーの方が、扉を開け出てこられました。中に入ろうと身構えする私のために、メンバーの方がご親切に扉を開けて待っていてくださり、私はすっとカーブスの中へ吸い込まれるように入ったのです。予約も無く中へ入った私に、コーチは溢れるばかりの笑顔で迎えてくれました。今困っていることや、なりたい自分像の話について、親身に耳を傾けてくれたのです。そして、目の前にはキラキラと輝いてトレーニングをするメンバーの方々と、温かい雰囲気の場が広がっていました。

母に、「どうだった?」と、感想を求められると、
私は、「メンバーの方々が、生き生きとトレーニングしていて、見ているだけでも元気がでたよ」と答えました。母は、少しでも、前進した私の姿に、喜びを隠せませんでした。

後日、時間を決め再来店し筋力チェックをすると、片足スクワットが一度もできず、自らの体力の低下に直面しました。私は、寝まくる、食べまくるという長年をかけて築き上げた生活習慣がもたらした結果に愕然とし、今ここへ来て本当に良かったと安堵したのです。そして、即座に入会を決めました。コーチはスタートするにあたり何か不安は無いかと尋ね、私の心の部分にまで配慮をしてくださいました。

折しも地域では新型コロナの感染者が増加している中だったため、実のところマシンを共有することに不安が有る旨を伝えました。口にしてしまうことがとても失礼と思いましたが、コーチは私の不安を受け止めると、消毒や清掃を徹底していること、密になりにくい時間帯などを丁寧にご説明してくださったのです。

不安な気持ちはすぐに払拭され、私のカーブス生活は感謝の気持ちからスタートしたのです。最初はマシンの使い方からの習得に始まりますが、コーチがぴったりと寄り添い、明るく笑顔で教えてくださいました。またキラキラ輝くメンバーの方々の動作もお手本にしました。

はじめて1周し、飲んだ時の水の美味しかったこと。お水がこんなに美味しかったのかと驚きました。

コツコツと継続してきた私のカーブス生活は、8カ月を迎えました。朝起きた時に、体の軽さを感じて幸せな気持ちになります。いったい何十年ぶりかの快さでしょう。

また、水を飲む量が増え、自ずと老廃物も排出できるようになりました。キッチンでの横移動も素早くなり、洗濯物を干すときも軽々と肩が上がります。当初は、筋力の低下からトレーニング中に、一時期膝の痛みを感じ、カーブス専用の膝サポーターを着けてトレーニングしていましたが、膝の痛みは筋力がつくにつれ無くなりました。

友人とカフェまで歩く時、それだけで汗が浮かび、代謝が上がったことも実感しています。決して自慢ではありませんが、小さな声でいいますと、ウエストも8cm減ったのですよ。

日々コーチが、タンパク質の大切さと、カロリーの低い食べ物からタンパク質を摂ることの大切さを分かりやすく教えてくださるので、食に対する価値観もガラリと変わりました。はじめて栄養を考えるようになりました。そして、私はついに、食べまくる、寝まくるの長年の私の生活習慣から卒業したのです。

長年の自分よ、さようなら!そして、新しいカーブス生活よ、こんにちは!

カーブスは、私に自分と向き合う場を与えてくれ、コーチは薫風の如く私らしさを引き出し、明るい方向へ導いてくれました。
「○○さん、こんにちは!お待ちしていました!」とのコーチの笑顔に迎えられ、私の一日は始まります。

コーチは、カーブスの場は、自分の花丸を見つける場所でもあると教えてくださいます。褒めるという効用は脳科学的にも証明されており、自分を自分で褒めることにも効果があるのです。だから、私も自分を褒めてあげます。今日も、この素晴らしい場所に来れたね、と。

気が付くと、私には本来の笑顔が戻っていました。
カーブスへ行く。そこには、一緒に頑張るメンバーの方々がいらして、温かさと、笑顔がある。私にとって本当に幸せなことです。

メンバーの方々から、「こんにちは!いい汗、かいてるわね!」と仰っていただく時もあり、心がトキメキます。体と心に大切な宝物をいつも贈ってくださるコーチへ心から感謝を申し上げます。そして、このエッセイの場をお借りし、感謝状を贈ります!

「体が変われば、心が変わる。心が変われば、明日が変わる。」

この言葉を胸に、自分と向き合いながら、明日もカーブスへと向かいます。