友人に誘われてカーブスに通い始めたのは2020年9月。コロナ感染が怖くて介護の仕事を辞めて自宅にこもっていた時でした。それまで20年続けてきた仕事ですが、電車とバスでの移動が怖くなってしまいました。

 そんな私がカーブスに出会い、体力にも自信がつき、21年4月から新しい職場での介護仕事を再開しました。バイク通勤に切り替えました。

 カーブスでは仕事柄、スタッフさんの対応の仕方、運動している人たちの体型や動きを観察する良い機会になっています。いつもスタッフさんの明るい声掛けに励まされています。ごいっしょする女性たちには姿勢の良い人、そうでない人、ふくよかな人、痩せている人、活発な人、きびきびした動きの人、そして認知症や障がいをお持ちだったり、いろんな方がいらっしゃいます。

 80代後半かと思われる人や腰が曲がっている人を見かけると「ガンバレー」と声を掛けたくなります。そして、いつも髪をきれいにセットしている人や笑顔が素敵な人たちからも学ぶことの多いカーブスです。

 職場は入居施設で、最期の時間を過ごされる方がほとんどです。コロナ禍の中で旅立たれる方とご家族の姿に接してきました。最期の時間を穏やかに過ごしていただきたいと思います。

 それでも介護現場はご多分にもれず人手不足です。1階から4階まで階段を走って昇り降りしたり、オムツ交換が次々続いててんてこ舞いだったり。8時間勤務のうち、5時間が入浴介助という日もあります。

 第8波の時にはコロナ感染が拡がり、スタッフにも陽性者が相次ぎました。陽性と診断された入居者さんは行政の指導で施設内留保でした。緊張感が漂い、スタッフはフェイスシールド着用、消毒作業など負担も大きくなりました。仕事を離れても外出を控え、人混みを避けてやり過ごしました。

 そんな状況の中、カーブスは感染対策もしっかりされていて安心でした。何より「筋トレで免疫力アップ!」というアピールに惹かれ、頑張って通い続けました。ハードな勤務とコロナ禍での閉塞感の中、カーブスに支えられました。職場では「もうすぐ70才とは思えへんね」と驚かれています。カーブス効果バツグンです!

 春になり全国的に感染者が減り、京都市内も観光客で賑わっています。私はコロナ感染の波をひとつ一つ乗り越え、ようやく春を迎えたという感慨に浸っています。まだまだパンデミックの終息には至っていませんが、これからも仕事を続け、カーブスと共に明るく過ごしたいと思います。

 お陰様で入会前の猫背や膝の痛みも治ってきて嬉しいかぎりです。体年齢54・56才をキープしています。やったね。