優しい夫は、痛い苦しむ手術するよりこのまま、我が家で
「お母さんのお世話であちらにいきたい」
偶然にも最期の晩は、狭い介護ベッドに
「お父さん、たまには一緒に寝たいの」無理やり私は横にもぐりこみました。
そして、若し怖かったら、私の手を掴んで離さないからギューとね。
安心したのでしょう、私の腕の中で、明け方、笑っている様に
淋しさと空虚さ、ガラアンとした部屋と時間、これからどう過し、生きて行くのか涙の日々でした。
フッと、すぐ近くにあるカーブスの看板、私は飛びこんでみました。コーチ陣の一斉の笑顔、声かけ。
こんにちは、痛いとこないですか。「エエー」と 用具を使った30分程度の体操なんて、たいしたことないでしょう。どうせ料金を払うならもっと施設の整った指導者の元へ行こう。そう簡単に身体の改造が出来るわけが無いと、馬鹿にしてました。
見るより実技、実際入会して驚きました。心身共に細胞が活性化され元気になっていく自分に気づきました。
カロリ摂取、食生活の指導、ガラス越しに映る歩く姿、信号待の立姿、呼吸のとり方等々、カーブスを通して
「今日と今を逃すな」入ってみなかったら解らなかった様々な事柄でした。
若いコーチ陣に励まされ心身とも健康な喜び尊さを得、学ぶことが出来ました。