突然ですが思い切って正直に申し上げると、私は年明けから2ヶ月間行われる「お腹スッキリチャレンジ」が苦手です。ワークアウト中に「お正月に増えてしまった体重はまだ固い脂肪になっていないので、燃焼しやすく痩せやすいんですね。皆さんで目標を持って頑張っていきましょう!」とコーチがマイクで仰るのが聞こえてきます。しかし残念なことに、私は冬の一番寒いこの時期とすこぶる相性が悪いのです。カーブスに入会してから毎日の体重・体脂肪率を記録しているのですが、この時期は特に体脂肪率が上がりやすくなります。カーブス入会前は冬季うつ病の傾向が強く、セロトニン不足のせいで1日中寝ても眠気が取れない上に、常時甘いものが無性に食べたくなり止まらない状況に困っていました。入会してから筋トレを継続し症状は改善してきたとは言え、甘いものを止められない日が結構あります。そんな状況でもカーブスで運動しつつ記録していると、数値が良い日もあるので「せめて計測の時だけでもマシな数値が出ますように」と祈りつつカーブスの体組成計に乗りますが、この時期の計測は祈りが届かないことが多いです。体脂肪率が高め傾向ということは、当然お腹周りのサイズにも悪影響を及ぼします。1月に配られた秘密の紐を翌月の計測で巻くと、まるでお約束のように紐が微妙に重ならない場面に遭遇します。コーチが「何もしていなかったらもっと大変なことになりますから、頑張り続けて本当に凄いことですよ。今月も一緒に頑張っていきましょう」と励まして下さるし、継続して努力しても結果が伴わないことがあると分かっていても確実なサイズアップに意気消沈です。

 しかし計測結果が残念な時こそカーブスに入会した理由を思い出して、私は自らを奮い立たせます。人並み程度の体力を手に入れて、家事で疲れない体力をつける(あわよくば体重-1kg)というささやかな目標を叶える為でした。初回体験の時「カーブスを始めて体力がついたらどんなことがしたいですか」と訊かれても、体力がなさすぎてそんな自分を全く想像できず答えられなかったのに、通うこと数年で家事を難なくこなせるようになり、お出かけした翌日に1日中寝込むこともなくなって、自分の望む姿に変わってきています。確実に成果は出ているのです。当初の目標は達成して次のなりたい姿というのは出てきますし「ほぼ週5回チャレンジハードで頑張っているのだから、この時期でも体脂肪率が少しくらい減っても良いじゃないか」と声には出さずに心の中で愚痴をこぼしてしまう時もありますが、入会のきっかけでもある私にとって一番大事な生活の質向上の為にカーブスを一生続ける一択なのですから、日々の体調を考慮しつつ私はマシンを可能な限りチャレンジハードで動かし続けるしかないのです。

 2ヶ月に渡るお腹スッキリチャレンジは終わりを迎え、私は秘密の紐を握りしめて3月の計測に臨みました。結果は何と入会してから最も体脂肪率が低く、骨格筋率は最高値という驚きの結果になりました。紐もしっかり重なってお腹周りのサイズダウンを実感できました。何故上手くいったのか考えてみたのですが、確実にたんぱく点数を12点にする為にカーブスプロテインを1日2杯飲んだのが功を奏したようです。以前からたんぱく点数を意識して12点取れるよう食生活は気をつけていましたが、やはりプロテインの方が体に吸収されやすいのかもしれません。計測数値が停滞する時は、カーブスプロテインを通常より多めに飲むよう心掛けてみようと思いました。

 今回のお腹スッキリチャレンジが成功して完全に苦手意識を払拭できてはいないものの、来年以降は今までより前向きに取り組めそうです。少しでもお腹スッキリチャレンジに対して前向きになれたことが何より嬉しく良かったと思っています。今後は自分の思うような結果が伴わない時も、精一杯楽しみながらカーブスでワークアウトを続けます。この文章を書いている時点で既に3月の計測時より数値が悪化気味ですが、諦めさえしなければ新たなバージョンアップした目標もいつか達成できるかもしれないですからね。これからもチャレンジハードを忘れずに、カーブスでのワークアウトを全力で頑張ります!