カーブスが近くに出店されました。
 
 カーブスが女性専門の筋トレの出来る所だと知っておりました。初老を迎える私は少なくとも今の体力を維持したいと思い続けていました。カーブスについて詳しく知りたいと興味は有ったのですがフルタイムで会社勤めをしていましたのでカーブスに通い続けるのはちょっと無理ではないかと思い入会出来ずにいました。

 そして62才で仕事を退職する事になりました。ほぼ同時にカーブスに入会しました。自分の都合の良い時間に予約無しで通えてショッピングセンターの中に有って、買い物もして帰ると言う本当に私にぴったりでした。

 特に入会の理由の1つは、退職した事でだらだらとした生活にならない様に体を鍛えよう、そして年齢的に肥満体の私には最後となりそうなダイエットに挑戦し頑張ろうと思い通い始めました。
 
 子供達も続けて結婚する事になり痩せて格好良く留袖を着て結婚式で花束を渡して貰いたくて毎日まるで仕事をしているかの様に、食事や間食の前に食べる品物の重さを測ってから食べて摂取したカロリーを食物成分表を見ながらカウントし1日の摂取カロリーを1500kcalから2000kcalに抑えると言うレコーディングダイエットをしカーブスでの筋トレとプールでの水中ウォーキングで順調に1年半で体重を12キロ減量する事に成功しました。
 
 ところが結婚式と言う晴れ舞台もなくなり頑張りすぎて息切れしてしまいました。
 
 1日の摂取カロリーを1500kcalから2000kcalにする為のレコーディングダイエットが辛くて頑張れなくなりました。辛さから解放されると摂取カロリーは1日2500kcalになり元々食べる事が大好きだった上に私の好きな物は高カロリーの物ばかりです。1日3000kcal以上も食べてしまう生活になってしまいました。

 じわじわ体重は増え始めましたが、まだまだ頑張ってまた減量すれば良いだろうと油断しているうちに何とあっと言う間と言いましょうか2年で体重は10キロもリバウンドして戻ってしまいました。

 5キロ位体重が増えた時に、どうして踏ん張れなかったのだろう、あんなに頑張っていましたのに意思が弱く怠け者になってしまった自分が嫌になり何だかやる気がなくなってしまいました。
 
 そんな中69才の時に溝の細い側溝を落ちるかも知れないと思いつつ近道だったので無理やり通りました、やっぱり溝に落ちてしまいました。「やってしまった。」と思った瞬間、右手首がグニャッと曲がってしまい複雑骨折してしまいました。手術で手首に金属のピンを入れて骨の補強をしていただきました。
 
 骨折手術の5日後には注意しながら1人で車を運転して病院で指や手首のリハビリ等に通いました。元々骨密度が良かったせいか握力やら手首や指の可動域の回復も早く皆さんを驚かせました。
 
 あれやこれやありコロナ禍で、もう以前のような意欲もなくなり惰性でカーブスに通っている感じでした。でも何故かカーブスを辞めようとは思いませんでした。それは姉や何人かの友達のほとんどが血圧やら高脂血症やら血糖値やらコレステロールやら何かしら生活習慣病の薬を飲んでみえます。

 幸い私は全ての数値がほぼ正常で薬を飲まずに済んでいるからです。74才の今も畑仕事等の後に時々膝が痛くなって湿布を貼る事は有っても生活習慣病の薬を全く飲まずに元気にしています。
 
 これって12年近くカーブスに通って筋トレをし、たんぱく質の大切さを教えていただいているお陰だと確信しています。
 
 昨年プラチナカードを頂き遠くにいる3人の子供達に報告した所、継続していることに「すごーい流石お母さん」と誉められ励まされました。惰性になっていた毎日とは少し違ってまたやる気を出して今もずーっと週2~3回はカーブスに通っています。
 
 私の年齢では自分の為に免疫力を付けて健康を維持するためにコーチ達の言われる通りカーブスの筋トレとたんぱく質の摂取が絶対に必要だと思っています。

 カーブスではコーチの方達の優しさや、その都度いろいろな情報を教えて下さるのを嬉しく思っております。そしてカーブスで筋トレをしながらの少しだけの会話やご挨拶するだけですが、いろいろな年齢のお友達も沢山出来ました。
 
 カーブスに通う事で歩数計の数字も上がって生活にもメリハリが出ています。
 これからも「継続は力なり」感謝と共に、出来るだけ長くカーブスに通って筋トレを続けたいと思っております。