「マリコさんはカーブススタッフより来てるよね~」と、声を掛けられた。そうなのだ。"継続は力なり"なんて気はまったくないのだが、ただ私の一日のルーティンにカーブスの筋トレが組み込まれていて自然に足が向く、という感じなのだ。
福島駅ビルにある、このカーブスはオープンしたのが2年前。通う一番の理由は、やっぱりスタッフやメンバーさんとの楽しい会話があるからだろう。
サーキット中でも「あら、背中がスッキリしてきたね!」なんて、メンバー同士が声を掛け合い、お互いの努力の成果をサラリと表現できる温かい雰囲気がある場所なのだ。
カーブス入会時、私が考えた3つの目標がある。
1つ目は「毎日カーブスに通う」ということ。これは現在もほぼ目標を達成している。
日本人は座っている時間が長いと言われているが、私もまったくその通りで、机に向かって仕事をしていると、肩がバリバリ張ってきて頭が重くなる。そんな時にカーブスのマシーンで身体全体の筋力を動かし、その後のストレッチで体をほぐすと、いや〜気持ちが良い。私のご褒美の時間だ。以前は腰痛もあったが、今ではすっかり痛みともおさらばである。
次に2つ目の目標「カーブスエッセイ大賞に応募する」も挑戦してみた。結果はなんと入選。袋一杯の身近に使える賞品を戴いた。スタッフが記念写真を撮ってくれ、入選したエッセイと私の笑顔の写真が並べて現在も貼ってある。
最初は照れくさい気持ちも多少あったが、「マリコさんは頑張っているよ。マリコさんから元気がもらえる」と、言ってもらい、ここは素直に受け取って「よし、これからもカーブスで頑張っていこう!」と思っている。
実は私、同人誌でエッセイを書いている。遠い昔の中学時代、私が初めて書いた投稿が新聞に掲載され、たくさんの人から「読んだよ。また書いてね」と、声を掛けてもらった。"作文は苦手"と思っていた私が、それから急に文章を書くのが楽しくなった。そして今では有り難いことに、カーブスエッセイの文章隣りに、毎月の同人誌エッセイも貼ってもらっている。メンバーさんに「よく書けているよ」とお褒めの言葉を戴く度、また次も頑張ろうと力がわいてくる。
もちろん、カーブス店内掲示板には私以外のメンバーさんのものも貼ってある。「今度マジックショーに出るの。このポスター貼ってくれる?」とか、「仔猫の飼い主さん募集のポスターを貼ってくれる?」もあり、スタッフはニコニコと対応してくれる。
また、お喋りしない時でも壁には、料理レシピや健康情報が貼ってあり飽きることがない。
そして3つ目は「10キロ痩せて体を軽くしたい」という目標だ。
15年くらい前になるが、私は3L、4Lサイズの洋服しか入らない肥満体型だった。家の階段もやっと上がり降りしていたし、体重のせいで膝痛もあり正座ができなかった。その頃から比べると自分で言うのもなんだが、ずっとスリムになり、体力もついた。
カーブスに毎日通って気付いたこと。それは「目標を持って生活していると元気がわいてくる」ということだ。カーブスには、幅広い年齢層の方がたくさん通っている。家に帰れば悩みもいろいろあるだろうが、ここではそれを考えないで済む。
家の玄関をエイッと出て、カーブスの筋トレ30分。心も体もリラックスして、終了頃にはしっとり汗をかいて気持ちが良い。
「お腹に力を入れて下さい」といつもスタッフに言われているから、メンバー達の立ち姿がスッとしていて若々しく見える。
「ああ、今日もよく頑張ったぞ、私」と、自分を労ってカーブスを後にする。それが毎日続けられる秘訣なのかな、と私は思っている。
入賞
「福島駅の楽しいカーブス」
カーブスって
どんな運動?