北の国青森も暑かった夏が終わろうとしていた4年前のことです。
新聞のチラシが目に入りました。
『女性専用、30分だけ、予約不要』のカーブスが、近くのドラッグストアの一角に出来るとのこと。

カーブスの名前は以前から知人に聞いて知っていましたが、何ヵ所かあるお店は自宅からかなり遠いので無理だなあ...と思っていました。
しかし新しく出来るカーブスのお店は車で10分ほど。これは良いなあ...絶好のチャンスと...この機会に行ってみようと考えている自分がそこにいました。

その頃の私は学校給食の栄養士として38年間勤め上げ定年退職後5年程が過ぎていました。その間臨時的に仕事をしたり趣味の時間を楽しんだりしていました。

しかし身体を動かすことが少なく家でソファに座ってテレビやDVDばかり見ていたせいか腰痛が酷くなり朝起きあがることができない日もありました。
またどんどん体重が増えて今まで着ていた洋服が殆ど入らなくなりました。
これはいけない...なんとかしなければ...と考えていた矢先でした。

お店の開店が近くなった頃、ドキドキしながら電話で予約をいれました。
初めて行った日のことは今でもはっきり覚えています。
コーチの方々は、にこやかにハキハキととても感じが良かったのでホッとしました。

やはり第一印象で心が動かされるものです。
その後、週3回を目標にカーブス通いが始まりました。

初めてのお店だったのでマシーンが完全に揃っていませんでしたがその使い方を一つ一つ覚えるのが楽しく、また、その名前と身体のどの部分の筋肉に作用するのかを一生懸命覚えたのを思い出します。
そして全てのマシーンが揃い、私なりに使いこなせるようになってとても嬉しく思いました。

しかし今でも運動中にコーチの方々から『こうした方が良いですよ』...とアドバイスが飛ぶことがあるので、まだまだだなあと反省しています。
こうして通い出したお店は季節やイベントごとに飾り物や楽しいクイズ等があり、単に運動だけではなく休まず通い続けたくなる楽しい雰囲気作りがとても上手いと思いました。

途中コロナ禍があり休まざるを得ない時もありましたが、コーチの方々の励ましとさわやかな笑顔に誘われて今に至っています。

また、コーチの方々から運動と同時に日々の食事の大切さを知らされ、たんぱく質を毎食摂ることの重要性を聞かされました。
私は現職の時、子どもたちに食の指導と称して授業をしてきたのでバランスの取れた食事がとても重要だという事は十分知識としてありました。

しかし、いざ自分が実践するとなると別でした。年々食が細くなり食事だけでたんぱく質の必要量を満たすのはかなり難しいものでした。そんな中で運動の後プロテインでたんぱく質を補うことができるというのはほんとにありがたいことでした。
その結果、劇的に腰痛が無くなり、体重も退職時に戻り現状を維持しています。

遡ること40年程前のことですが、私の母は今の私の二回りくらいふくよかな体型をしていました。
新婚当時の主人はよくこう言っていました。『歳がいったら母さんにそっくりの体型になるのではないか...』と。

自分でも体重が増え続けていった時は母に似て仕方がないのかなあと思っていたのですが、カーブスの筋トレの成果で自分を取り戻すことができたのです。
さらに体力測定で1回もできなかった腹筋が6回もできるようになり確実に筋力が付いてきているのを実感できました。

現在趣味の習い事は、和服の着付け教室、レザークラフト教室、プリザーブドフラワー教室など。でも、いろいろ出かけても疲れることがなく、教室の友だちに若いわねえ...と言われて内心ウフフと喜んでいます。

和服を着る時は帯結びで後ろに手を回したりするので身体の柔らかさが必要になります。まさに筋トレが活かされているのです。

プリザーブドフラワー教室の先生もカーブスに通っていらっしゃいます。いつも階段の上り下りがすごく楽になったのとおっしゃっています。そしてご自宅の1階の教室に2階からトントンと元気に降りていらっしゃいます。

また私の下手な趣味ですが、川柳作りがあります。地元新聞の川柳投稿に定期的に応募して掲載され脳トレに励んでいます。
一句『筋トレで流した汗に金メダル』
カーブス川柳にはまだ入選したことはありませんが、これからも頑張って応募したいと思います。
そして、これからは趣味や友だちとのランチを大いに楽しみたいという目標に向かって筋トレをケッパリます。
コーチの皆さまどうぞよろしくお願いします。