「また、やってしまった!」横断歩道を小走りで渡る直前、ガードレールに太腿を激突させてしまった時の心の叫びだ。
 
 乗る予定のバスが停留所に着いたとはいえ、青信号がかわる直前とはいえ、夜の暗さがあるとはいえ、目の前の白いガードレールが見えなかった自分が情けなく、とにかく激痛で動けない。

 次の心の叫びは「明日から歩けなくなる。カーブスもしばらく休まなければ...」だった。
 
 何とか帰宅し、湿布を貼り、翌朝の状態を恐れながら就寝した。そして翌朝、私の人生で初めて奇跡が起きた。

 あの激痛はおさまり、歩行可。さらに階段も片足ずつ歩くことができたのだ。

 夢のような出来事に安堵してから、この奇跡の理由を考えてみた。その結果は2つ。

 1つめは、打ち所が良かったこと。太腿を強打したが、ひざの上だったので骨には影響がなかったのではないか。

 2つめは、全身の筋肉、特に大腿筋がガードレールの固さに負けないよう、しっかり支えてくれたのではないか。
 
 4年近く、カーブスで鍛えた成果を実感し、実証することができた"事件"だった。
 
 以前は、ウォーキング中につまずき、ひざを打つこと数回。ついにひざにひびが入り、1か月近くギプス生活をしたことがあった。
 
 カーブスに出会い、日課の一部になってからは、大腿筋のおかげと、つま先を上げる歩き方で改善することができ、歩く速さもアップ。もちろん、ころぶこともなくなった。
 
 食事内容では、たんぱく質12点を遵守したおかげで体の変化、(特に体重)を感じている。
 
 今までの食事にプラス一品ずつ加えて食べるのは、最初はきつかったが、満足感があり、炭水化物を減らせるようになった。

 さらに外食では、ほぼ完食してしまう結果、体重が1kgも増えてしまうのだが、筋トレと炭水化物の減量で体重は元に戻ることがわかった。安心して外食を楽しめる。"筋肉が増えると、体が温まり、代謝が高まる"とコーチが語っている通りを体感している。
 
 夏の酷暑には思いきり汗をかくことできつい夏バテはせず、この冬のきびしい寒さも"3つの首"を暖めることでのりきれた。
 
 自分の体を知ること。どうすれば今の状態を維持し、コントロールできるかを科学的に学ぶことができた4年間だ。
 
 かつての仕事仲間や知人に会うと、一目瞭然。筋肉がつき、細くなった体が単なるダイエットではなく、筋トレと食事内容の成果だと伝えている。
 
 この間、2人の知人がカーブス加入してくれたことはうれしかった。

 また、カーブスマガジンに写真をのせて頂いた時は、しばらく会っていない友人からの"見たよ"メールが何人も届き、カーブスプリンセスが身近に多いことを発見し、とても励まされた。
 
 筋肉は、何才になっても鍛えられ、増やせるという言葉はこれから先の人生を支え、健康な体で楽しくすごせる希望につながる。
 
 カーブスメンバーさんには、80才代から90才代までの先輩がいることも、私にとって目標の一つだ。
 
 5年目を迎え、カードの色がゴールド、そしてプラチナになるまで楽しく筋トレをし、"後輩"の目標になれるプリンセスを目指したいと思う。