はじめは、耳の後ろのかゆみからでした。
水疱ができて、それが足、腕にもできてきて2020年12月に皮フ科を受診したところ「水疱性類天疱瘡」と診断されました。そこから、ステロイドの服用がはじまりました。
2022年1月ごろから、左の足のつけ根が痛み出しました。6月にレントゲンを取ったところ、「左大腿骨頭壊死」。大腿骨の頂点部分がすり減っていました。ステロイドの副作用との事。副作用は他にも...。体重がみるみる増えて、68kgぐらいから、ついに80kg越え!!
整形のお医者様から手術をすすめられ、2022年7月に「人工股関節置換術」という手術を受けました。すり減った大腿骨の頂点部分を削って、大腿骨に楔状の人工骨頭を打ち込むという手術でした。それから50日の入院。その間、カーブスは2カ月間お休み...。心の中では「帰って来て、また運動できるかな」と不安でいっぱいでした。
手術前は、かなり左足のつけ根が痛かったのですが、「できるマシンだけでもがんばろう」との思いで、特に上半身を動かすマシンは、がんばりました。
手術後、担当のお医者様から「4週間は、手術した足を床につかない事」と指示があり、トイレも車いすから手すりを使い腕と右足だけで便座に移らねばならず「大丈夫かな?」と思っていたら(カーブスでの成果なのか)握力と腕の力だけですんなり移れました。
入院中、本当は病院食以外の食べ物は、水以外は取ってはいけないのですが、病院側にお願いして、カーブスプロテインを飲んでも良いと許可をいただき、毎日コップ1杯ずつ飲みました。
退院してきてカーブス再開!!入院中に体重が4kgぐらい減りましたが、「筋肉が減ったかもしれない」と思い、あまりうれしくなかったんです。再開してすぐの9月の計測で、骨格筋率が落ちていなかった時のうれしかった事!!それから年内に体重が約6kg減少して、トータル10kg減!!
入院して思った事は、手すりを握るのも、車いすをこぐのも、リハビリをするのも、全て筋力が大事ということです。手すりをつかめず転倒し、骨折や脱臼をして再手術の患者さんもいらっしゃいました。自宅をバリアフリーにされる方も多いと思いますが、段差をなくし、手すりをつけても、車いすを自分で動かせなかったり、手すりをつかめなければ結局、誰かに助けてもらわなければなりません。
今、水疱などは落ち着いているのですが、血液検査の結果は、まだステロイドを続けなければいけないとの事なので、お薬とつきあいながら運動をがんばっていけたらと思っています。
足が痛い時、手術後のコーチの皆さんのはげましが、とても私の力になりました。皆さんのやさしさ、前向きな考え方が、すごく心強かったです。これからもよろしくお願いします。