「私の世界は色がないなあ」

 この気持ちは幼少期~カーブスに入る前まで変わることはありませんでした。幼少期からいじめられることが多く、友達の意味も分からないまま過ごしてきました。少しずつ人が信じられなくなってきて私は人と関わることをやめて、その気持ちが周りの人にも伝わったのか誰も話しかけてくれなくなり、私の世界はモノクロで何をやっても刺激やはりあいはなく、モノクロのまま人生を終えると思っていました。
 
 そんなモノクロな私の世界をカラフルに塗りかえたのがカーブスでした。元々、イオンに買い物に行くことが多かったのでカーブスの前は何回も通っていましたがお年寄り向けだと思っていたのでただ通りすぎるだけの日々でした。さらに運動が苦手だった私。どうせ長続きしない。そう思う反面、体重が重く、肥満気味だった自分を変えるきっかけになるのかな?とも思いました。気付いたら私は電話もなしにカーブスの門をたたいていました。入ったもののどうすれば良いか分からず立ち止まっていた私に「こんにちはー」と楽しく明るい声が私の耳に入ってきました。当時の店長さんです。笑顔が輝いていて明るくて一目見ただけで店長のファンになりました。説明を聞きながら周りを見るとメンバーさんが生き生きしていて笑顔であふれていてカーブスの温かみを感じました。

 苦手な運動のはずなのに、ここなら続けられる、そう思いました。説明の後、数種のマシンを体験してみましたが、全身の筋肉がバランスよく体に効いてる感じがして心地よくて体が軽くなりました。とても楽しい時間でした。
 
 2020年2月~本格的にスタートしました。とはいえ、運動を今までしてこなかった私。筋肉がバキバキでマシンをぎこちなくしか動かせなかったです。それでもコーチが動かすポイントを時間をかけてゆっくり教えてくださったおかげで少しずつマシンを上手に動かせるようになりました。「上手に動かせていますね」「そのままのペースでいってみましょう」と言われるとすごく嬉しくなります。カーブスを始めてから生活の中の楽しみが増えてもうひとつのマイホームができました。コーチの存在も大きかったです。
 
 私は「自閉症スペクトラム」という発達障害を抱えています。軽度なので見た目で分かる人はほとんどいません。そんな障害をコーチ一人一人に話しました。コーチはそんな私を普通に受け入れてくれました。私の障害の特性の中に「辛い時に人目を気にしないで大声で泣きわめいてしまう」というのがあります。実際にカーブスでこの特性がでてしまうことがありました。そんな時、コーチは私が落ちつくまでかたときも離れないで背中をたたいてくれたり手をにぎってくれたりして、ゆっくり話を聞いてくれました。
 
 カーブスに行くと「こんにちはー」「今日もこれましたね」と明るくあいさつしてくれて毎回元気をいただいています。コーチの皆さんはあこがれの存在で、大好きです。
 
 去年の11月にカーブスのWプランがあることを知り、食いついた私はすぐにスタートしました。家でやるのも楽しくて最初はうまく使えなかったバンドも少しずつ使えるようになりました。おうちでカーブスのコーチも明るくて笑顔がはじけていて楽しませてくれています。楽しくて一日で2回以上やっています。どんなに疲れていてもやりたくなるので運動習慣が身についたのだなあと感じます。店とおうち両方で楽しめるので幸せです。
 
 ちょっとした好奇心から始めたカーブス。心と体がスッキリしてカーブスの世界に心をおいてリフレッシュすることができました。モノクロだった世界をカラフルにぬりかえてくれました。カーブスがなかったら今の私はどうなっていたでしょうか。恐ろしいですね。カーブスは私の救世主です。これからもよろしくお願いします。