これを書くのは二回目です。二〇一六年に書いてから七年。左膝の変形性膝関節症で筋力を付け、少しでも人工関節を入れる手術をのばす為にカーブスに入会して十年の昨年、自分の事、家族、仕事の諸事情を鑑みて手術をしました。
それまでに娘の引越しの手伝いを引き金に左足をかばっていた右足も痛め、歩けなくなり家では壁を伝い、出かける時は主人に車に乗せてもらい、毎日痛み止めの薬を飲み湿布をはり、一週間に一度病院で注射を打ってもらった時もありました。少し落ち着いてからカーブスに行っても足を使うマシンはできず、足踏みも満足にできませんでした。
でも二〇二一年のオリンピックのボランティアに参加することになりコーチに話してフォローしていただきました。一日だけでしたが参加できてうれしかったです。(予定では五日でしたが無観客になった為一日となりました)
入院の前日、手術の二日前までカーブスに行って筋トレをしていました。手術後三週間の入院。手術前には、やはり人工関節を入れたメンバーさんが病院を調べてくれたり、人工関節のこと等を色々教えてくださいました。
退院後、リハビリを兼ねてカーブスの近くに買い物に行った時、他のメンバーさんたちに会って「待っていますよ。」と声をかけていただき本当にうれしかったです。
退院して一ヶ月後の検診で「足を使うのはまだだめだけど、上半身なら筋トレをしてもいいですよ。」と先生からお許しをいただきました。まだ痛みとはれがあって、転んだらアウト。病院戻りです。カーブスに行っても迷惑がかからないように相談しようと思い早速電話をしました。
するとコーチから「今からこれるなら私がみるのでやってみてください。」と言ってくださったのですぐ行きました。私の前後を空けてもらい筋トレの輪に入れてもらいました。最初の二、三回は足元を気にして下ばかり見ていて笑顔も出ませんでした。その後は間を空けなくても移動でき、メンバーさんと笑顔で話ができるようになりました。
最初の一ヶ月は週三、四回でしたが、その後は手術前のように平均週五回で通いました。やはり筋力が少なからず落ち、体重も減り(これはうれしかったですが)、体力もなくなってしまいました。でもコーチに「無理をしないで今自分でできることをやりましょう。」と励まされ、三ヶ月で立ち仕事にも復帰することができました。
カーブスには優しいコーチやメンバーさんがいて、筋力を付け加齢でも健康な体を維持できる、なくてはならない場所です。手術をしたことでより感じられました。
手術をして一年、カーブスに通い始めて十一年。今ではマシンも全種類できるようになり、これからも続け、孫たちと遊んだり、色々な所に出かけたり、仕事も続けて、いつまでも輝いていたいと思っています。