運動嫌いな私が、カーブスに出会って早10年になります。きっかけは、仕事をやめて家でゴロゴロしていたら、いつの間にか体重が、すごいことになっていました。薬局で、カーブスのチラシをもらっていたので、友達を誘って、さっそく行ってみたところ、私にもできそうだと思い行きはじめました。この10年間で、いっしょに入会した友達や紹介した友達も、次々と家庭の事情や諸々の事情でカーブスを退会していきました。続けた方がいいとわかっていても、なかなか思うようにはいかないものです。
私といえば、95歳の父と93歳の母をかかえ休みがちな日々を送っていました。介護といえるほどのことはしていないのですが、ほぼ毎日リハビリや入浴、病院通いと父母の予定がいっぱい入っているので、その間をぬってからしか行けない有様です。
今はコロナ禍も手伝って、カーブスに行きだしてはじめて、3ヶ月間にわたって、お休みしています。今までは、ほぼ毎日のように午前中の決まった時間に出勤?していました。カーブスの仲間と会えるのも楽しみだし、何より両親の世話にあけくれている私には、気分転換になります。
休みはじめた頃は、早くカーブスに復帰しようと思っていたのですが、ずるずると3ヶ月も休んでしまい、足が遠のいていきました。
家族の中でただひとり、ワクチン接種をしていなかった母が3回目の接種をおえて、2週間が経過したのでいよいよもって退会するか、続けるか決めないといけないと思いつつも決心がつきませんでした。休んでても、毎月会費は引き落とされるし、コーチから電話はかかってくるし、カーブスの仲間からは「元気にしてる?」「会えるの待ってるね」とラインが入ってきます。退会してしまうと運動は、まったくしなくなるとわかっているので、やめる勇気もなく、続けても今までのようには行けないし、決めかねている矢先、スーパーの駐車場で車を降りた所で、ばったり入会当時のコーチ(今はマネージャー)に出会い、
「カーブスいってる?」「カーブスやめたらいかんよー」と声をかけられました。
本当は、やめようかと迷っていた時だけに会いたくなかったのですが決心がにぶってしまいました。私が続けようと決心したのは、ある腰の痛みからでした。ある日朝起きたら、腰から足の付け根にかけて、座ってても、立ってても、何をしてても、今までに感じた事がない痛さで、何と言ったらいいか重だるい、痛いより気分の方が悪くて、このまま良くならなかったらどうしようかと思いました。
年老いた両親のことが脳裏にうかび、私が入院でもしたら、誰が世話するんだろうかとか走馬灯のように両親のことがうかんでは消えていきました。両親のリハビリ中にもかかわらずリハビリの先生に留守番を頼んで病院にいってきました。レントゲンをとってもらい、シップをもらって帰ってきました。大事には至らなかったものの心配しました。
翌日は、すっかりよくなって、昨日のあの重だるい違和感は何だったんだろう、後日、病院へ行って、先生によくなったことを報告し、なんでそうなったのかをたずねた所、原因は分からないけど、腰の筋肉を鍛えなさいと言われました。そんなことを言われても、自分では何もできないので、カーブスに頼るしかありません。
今までのようにはいかないまでも、いつでも行ける時に行こうと思っています。行けば、運動をしたという自己満足にひたって、帰途も晴れやかな気持ちになります。あの時、コーチ(今はマネージャー)に「カーブスやめたらいかんよー」と背中押されたのも何かの縁だったのかもしれません。今となっては感謝です。今までの10年間よりこれからの10年間の方が、大切なので、これからもうまく時間を使ってがんばっていこうと思います。
いつまで続けられるかわかりませんが、やめなくて良かったと思えるように!!