私はカーブスが大好きです。大好きで大好きでたまりません。カーブスは私の世界を変えてくれた存在だからです。カーブスに出会う前の私は食べることが大好きで運動が大嫌いでした。学生時代の体育の授業も憂鬱な時間で読書をするのが唯一の楽しみで読書ばかりしていたので身長と体重のバランスが悪かったです。やせたいと思っていても自分に合う最適な運動や食事方法が分からず、やせることをあきらめていました。太っていてもダイエット方法を考えるのがめんどくさくなった私は、考えるのをやめました。そんな私の救世主なんて当然ながらいませんでした。しかし、それで良いって思っていました。やせることをあきらめて生きることを誓った私にはむしろ好都合でした。カーブスはそんな私を助けてくれました。 カーブスに初めて行った日、電話予約もしないでカーブスの扉を開けました。
そんな私を迎えてくれたのは、はじける笑顔の店長さんでした。
電話をしなかった事には触れずに今までの私の事を親身になって聞いて下さいました。その後、カーブスの説明をとても楽しそうにして下さいました。説明を聞いている間に「やりたい」という気持ちが少しずつ出てきて今すぐ始めたくなりました。その数日後の体験の日、コーチについてもらいながらカーブスをスタートさせました。ぎこちないながらも店内に流れている音楽を聞きながら身体を動かすのが楽しくなっていきました。たった1回やっただけで「カーブスならやっていける。続けられる」と思いました。カーブスに通うたびにとても幸せで楽しくなっていき、コーチに会うのも楽しみになっていきました。
~突然の悲しみ~
そんな中、私は深い悲しみに襲われました。2月の終わりにカーブスに入った瞬間、いつもと違うかんじがしました。奥の壁にコーチの写真と手紙みたいなのが貼られていたからです。嫌な予感はしましたが、ストレッチが終わるまで見ないようにしました。30分後、ストレッチが終わり、手紙を読んでみると嫌な予感が当たってしまいました。文章の途中で身体が震え始め、読み終わる頃には口元をおさえて嗚咽が漏れないように努力しましたが、コーチと目が合った瞬間、小さい子供みたいに号泣してしまいました。しかし、コーチはそんな私を更衣室まで連れてってくれて私が泣きやむまでずっと背中をたたいてくれました。少しして落ちついてからコーチに泣いた理由を話しました。話している間にまた涙が出てきて何度も声がつまりそうになりましたが、コーチはゆっくり話を聞いて下さいました。辛い事実を抱えたまま、次の日からカーブスに通えるか不安でした。しかし、重い身体をひきずりながらなんとか中に足を踏み入れて、ゆっくり始めました。やっていく間に少しずつ心が軽くなっていつも通り楽しくやることができました。カーブスは私の中で温かく優しい光でした。辛いことも軽くしてくれる存在でした。カーブスは私の救世主でした。
~ありがとう~
新年度になり、新しいコーチも入社してきて私もマシンをうまく使えるようになっていき、食事にも気をつけるようになりました。仕事でミスをして辛くなってもカーブスが私の心の傷を癒してくれました。絆創膏を貼ってくれました。運動の楽しさを教えてくれてありがとうございます。たくさんの幸せをありがとうございます。大好きなカーブスに私から最初のエッセイです。一方的に伝えるだけ伝えてごめんなさい。こんな身勝手な私を許して下さい。もし、許してくれるならこれからもカーブスを続けてカーブスでしか作れない思い出を作っていきたいです。もう一度言います。私の救世主です。カーブスがあったから運動が大好きになったし、体重維持もできてきて高校生の時より太らなくなり、食事にも前より気にかけられるようになりました。本当にありがとうございます。これからもよろしくお願いします。
佳作
「私の救世主」
カーブスって
どんな運動?
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