みなさん、お健やかにお過ごしでしょうか?コロナに世界が困惑して1年以上、当り前の生活が当り前のことでなくなりました。『人と会うことが一番の情報量だ。』といいます。SNSだツイッターだと外からの一方的な情報は取り込めますが、人と会って顔を見て話せるあたたかさは何にもかえがたいと思えるのです。
私はこの3月に名古屋ウィメンズマラソンに参加してきました。1年前の名古屋ウィメンズマラソンは開催直前に一般ランナーの中止が決まってしまい残念でガッカリしたものです。でもそのあとコロナの状態はもっともっと広がってひどくなり、人々の生活そのものをおびやかしていきましたね。
人が自分の力ではどうしても抗えないものが2つあるそうです。ひとつは年齢、もうひとつが時代だそうです。この今の時代がコロナの時代だとすると、抗えないものだとすると、その抗えない中で自分ができることをできる範囲で精一杯やるしかないですよね。
5年前、大阪マラソンに抽選で通って楽しく初マラソンを走れたとき、走る前は御堂筋の車道を逆走して走ることのうれしさを思っていましたが、もちろんその気持ち良さはすごくあったけれど、たくさんのボランティアの方、スタッフの方、警備の方、多くの応援の方々、このためにどれだけの方々の力とあたたかさがあって走らせてもらっているのだろうと深く感じました。
そして同時に新聞の記事で知った『83才の大阪枚方市にお住まいの女性のフルマラソン制限時間内の完走。』。83才の女性と娘さんとお孫さんの三世代での完走。83才の女性は60才からマラソンを始められたという。じゃあ私もまだ60になってないし、目標を83才に定めて1年に1回フルマラソンをと心にきめました。自分の体と向き合って、その時にできる範囲で精一杯。
といっても人って怠け心があるものです。まあいいっかとかめんどくさいと思ってしまうものです。
カーブスに通って10年目です。わあすごい。10年って。自分で自分をほめてあげたい。どんなことでも10年続ければプロといわれるそうです。ただし本気でやっていればですが。
今年の名古屋ウィメンズマラソンに対しては全く練習しないままのぶっつけ本番の状態だったので、走りきれるんだろうかと不安でした。唯一、毎日のカーブスのワークアウトでの体力維持が頼りでした。時期的にもコロナがおさまらず、オンラインマラソンに切り替えることも可能で、このことにも迷い、決して「さあいくぞ」という気持ちでなく、どうしようという迷いと不安をかかえたままで、でもやっぱり行こうと思いきらせてくれたのはやっぱりカーブスです。
カーブスで会えるコーチ、カーブスで会えるメンバーさんたち。カーブスに通える自分自身。10年通えたんだものね。名古屋走ってこよっと。名古屋城みてこよっと。
やめてしまうこと、中止することはある意味簡単です。むずかしい状態の中でも、そのできる範囲内でどうやればできるか考えて、最大限やってみる。そのためには人の力が必要です。
名古屋ウィメンズマラソンも多くの方々の力とあたたかさがあって、ソーシャルディスタンスをとりながら開催して下さいました。余談ですが、うれしびっくりしたことがありました。出場ランナーの名前がボードにはりだしてあるのですが、5千人のランナーの中に私と同姓同名の人がいたのです。日本で名古屋を3月14日に一緒に走る同じ名前の方がいる、すごい。その同姓同名の方もカーブスに通っているとうれしいな。
カーブスもこのコロナの時代にコーチやその後方を支えて下さっているスタッフの方々の力やあたたかさのおかげで私達は通えることができています。感謝します。
自分の力ではどうにもならないことでも、周りの方々のあたたかさで支えてもらっていることが多くあります。コロナはそのことを気づかせたのではないでしょうか。
カーブスのスタッフさん、コーチ、メンバーのみなさま、少なくとも私が83才になるまでよろしくお願いします。先は長いですよ~。
ありがとうございます。
そして皆さま、お健やかにお過ごし下さいね。
佳作
「人の力とあたたかさ」
カーブスって
どんな運動?
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