「行ってきまーす」コロナ禍にあって元気に出掛けて行く所があるのは本当にありがたい事です。医療従事者の方々やコロナ患者の方々のニュースを見ると、やっぱり私にできる事は家にいる事だけと、身体も心もこもってしまいます。けれどもアフターコロナに「元気なばあさん」になりたい私はこつこつ週2回カーブスに通っています。元気に出掛けて行くところがあるのは本当にありがたくこの感謝の気持ちを伝えたくエッセイ大賞に応募しようと思いました。
私が入会したのは昨年2月、その時はコロナもインフルエンザと同じように春になれば収まるだろうと呑気に考えていました。けれども段々恐ろしい程に広まり、緊急事態宣言という初めての経験もしました。カーブスのお休みの後、早速通い始めるとご近所の方は「こんな時に大丈夫?」と声を掛けてこられます。私は「カーブスに行けなかったら病院やスーパー、どこにも行けないよ」と答えます。
換気や消毒を丁寧にされながら店長やコーチは私達の健康を守って下さっています。私達メンバーは30分程度ですが店長やコーチは長時間おられ、多くのメンバーさんと接しておられます。コロナに対する未知の不安を吹き飛ばす笑顔と共に。
私は足を痛めてから筋力が落ち老化を感じておりました。店長、コーチも無理のないようにと私の自主性を尊重しながらワークアウトを指導して下さいました。けれどたんぱく質の話は聞き流しておりました。数年前膵臓の数値が少し悪く、たんぱく質の制限をしていた事があるからです。現在は正常なので、たんぱく質の重要な事に気付きませんでした。だからプロテインの話は自分に関係ないと思っておりました。プロテインのお話があっても、膵臓が悪いのでと断っておりました。担当コーチは「膵臓や糖尿の持病をお持ちの方も少しずつから飲んでおられます」とおっしゃいました。蛋白質という観点からは正反対の例えを出されて、私はまたプロテインは飲まないでおこうと思ったのです。ところが次回カーブスに行くとコーチが声を掛けて下さり、「膵臓や肝臓の悪い方もプロテインを飲んでおられる」と言われたのです。私はハッと嬉しくなりました、勉強して下さったんだと。
カーブスを信用しようと思いました、思えば信用したからこそカーブスに入会、コロナ禍でも通っていたのでした。だから信用するカーブスが勧めて下さるプロテインも信用しようと「ストン」と胸に落ちました。その日早速プロテインの袋を持って帰り、身体に合うように少しずつ毎日飲んでいます。コーチは温かく見守って下さっております。
1年間で悪かった足も筋肉がつきだし、身体も少し引き締まりました、元気なばあさんに向け一歩踏み出しました。
帰りの駐輪場でメンバーさんに「いつもお元気ですね」と声を掛けると「めっちゃ元気やねん。ここ来るのが楽しみやねん」と若々しいお返事が返ってきました。おひとりおひとりが伝道師であるかのように思え、私自身もカーブスメンバーという喜びに包まれ、続けていきたいと思います。
入賞
「元気な「ばあさん」になるために」
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