私は編み物が大好きで、ベストやベレー帽など何枚も編んで友人にもプレゼントしたりして、喜んで頂いていました。1年半前頃から、編み物がきっかけなのか、冷えからなのか、右手全体が痛くなり、段々と痛みがひどくなり、夜中に「痛いよ~」と起きてしまって、寝不足にもなってきて、編み物は自分で禁止しました。
そんな辛い日々を送っていた昨年の3月頃から、コロナ自粛で外出することも少なくなり、根っからの手芸好きから、毎日毎日ミシンで、マスク作りを楽しみ、周りの皆さんに喜んで頂いていました。
昨年の初夏を迎えた頃からか、からだの異変を感じてきました。身体が重く、動くのがおっくうになってきて、2階に上がるのも辛くなってきたのです。相変わらず、右手は痛いままで、身体全体ふっくらしてきたように思えて、逆に足は細くなってきた気がします。仕事といえば、コロナ禍でほとんどがオンラインになってきたのですが、このままでは、体力的にも、仕事に支障が出てくるのでは?と不安が膨らむばかりでした。
7月頃、ふと目に飛び込んできたのが、ネット広告のカーブス体験記事でした。思い切って体験に行ってみると、バッタリと友人に会いました。みんな、自分の身体のために頑張っているんだなぁ~私も頑張ろう!と決めましたが、孫が夏休みに入ると自分の時間がままならないので、入会を9月まで延ばして頂きました。
まだ行ってもいないのに、色々な場所で「私、カーブスに行こうと思うの。」と言うと、「私はもう何年も行ってるよ。」とか結構お聞きし、まだ体験だけで行ってもいないのに言いふらしている自分が恥ずかしくて、笑ってしまいました。
8月末に「体験で一度来てください」とお電話を頂き、良心的なシステムだなぁ~と信頼感を持ちました。9月からは真面目に毎週3~5回、カーブスの筋トレを頑張り続けて、今、半年が過ぎました。友人や夫が背中を押してくれるおかげ様もあり、気持ちも折れずに続けていられるのだと思います。仕事は相変わらず、オンラインが続いています。
この半年の中で、自分が変わった瞬間を感じる時があります。洗濯物を干す時、タオルなどをシュッシュッと振ることができるようになりました。手が痛くて、手を振ったり伸ばしたり出来なかったのです。また、足場が悪くて、よろけた時に、グッと堪えて体を起こすことが出来るようになり自分でも驚きました。以前は、そのまま転げてしまうことが多かったのです。物を落とした時、スッと受け取ることができるようになり、中腰も平気になりました。できなかったことができるようになるのを感じる瞬間、感謝が生まれることも発見です。そして感じたことをコーチに話すと、とっても褒めてもらえて、また頑張ろう!と気持ちが高まります。
2階に上がるのも、トントントンと軽くなりました。全部、カーブスの筋トレの成果だと、実感しています。
最初は緊張と物珍しさで楽しかったのですが、器具を動かすのがキツくてキツくて、嫌になった時もあり「もう飽きてきたわ」とコーチに話したら「早!紀子さん飽き性なの?」と励まされ「私は飽き性では無いはずだけど...」と奮起し、精神力も鍛えられた気がします。特に、手の運動器具が動かしにくかったのですが、この半年で動かせるようになってきました。
これからもずっと、若々しい身体作りを続けて頑張っている自分を褒めてあげたいと思います。
入賞
「私のカーブスへの扉は、コロナ生活でした」
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