私が「こんにちは」とカーブスに入るとコーチから「節子さん、こんにちは!」と遠くからでも明るく元気な声が響きわたります。「節子さん、髪の毛結んでかわいい。」と誉められ、爽やかに私のカーブス時間が始まります。2020年コロナ騒動が起こり、思うように物事が進まなくなったり、いつになったらトンネルから抜け出せるのかなという思いの中、私とカーブス・家族のつながりについて書いていこうと思います。
次女は京都の大学へ進学して石川と京都と離れてしまった為に、年に二回位しか逢えないので卒業式で娘の袴姿を見ることをずっと楽しみにしていました。卒業式の1年半位前からコツコツと働いたお金を貯めて、卒業式用のスーツ・バッグ・靴などを買ってそろえてきました。それがコロナ騒動で卒業式が中止になってしまいました。ショックでした。
カーブスもコロナ緊急事態宣言をうけて、しばらく休会の期間があり、カーブスの前を通り過ぎる時にさびしさを感じていました。
再開してオープンしたカーブスに行くと中は会員さんが少なく、ガランとしていました。
買い物やジョギングをしている時に、カーブスに来ていない会員さんとばったり逢って話していると「カーブスが再開したのは知っているけれど、うちには年寄りが居るし、ウイルスを持ち帰ったらと思うとこわくて行けない。」「孫もちょくちょく遊びに来るし、カーブスはどうしようかと迷っている。」という話を聞いていく中で、心配して来られない人が多いことを知りました。そこで私は「カーブスは戸を開放して換気にこだわっていますよ。使い捨て手袋もセッティングしてあるし、コーチ達もマシンをせっせと消毒しています。何より短時間でメニューもこなせるし、密にならないように注意を払ってくれているし安心して一緒にカーブスに行こう」と声をかけました。
カーブスとコロナを心配している会員さんをつなぐ橋わたしの存在に私がなろうと決意しました。恋のキューピットならずカーブスのキューピットになろうと思い行動しました。
次女の大学の卒業式は無かったけれど、友だちと記念にとった袴姿の写真の誇らしげに卒業証書を持っている姿に嬉しくなりました。コロナのおかげで出逢えた写真です。京都で就職したけれど、4月・5月は実家で在宅ワークということで思いがけず一緒に生活ができました。これもコロナのおかげです。
東京から石川に結婚してきた当時は、なんとなく北陸の人って話しかけづらいなと人見知りをしていた私です。カーブスへ通うようになり自分から敷居をはずそうと決めました。
隣の会員さんにも「そのカーブスのTシャツ似合っていて素敵ですね。」「なんか、後ろ姿を見ているとスタイル良くなったんじゃないですか。」というように自分から積極的に声をかけるようにしました。皆とびきりの笑顔で応じてくれます。
大阪に住む長女からは2021年2月に京都で挙式を行うという連絡がありました。コロナが心配なのでより広い部屋に変更した為(蜜を避けるため)3月に延期になりました。それも年明けの緊急事態宣言をうけて、さらにさらに延期になりました。そんなこんなをしている時、急に金沢の自分の部屋へと帰ってきた娘。ベッドにもぐりこみ出てくる気配も無くて明らかに変。2日目の夜にぼそっと「結婚やめようかな」とひとこと。コロナ禍の中で彼との結婚や生活について暗中模索して悩んでいるんだなと思いました。それより何よりうちに帰ってきてくれたことが嬉しかったです。どんなことがあっても貴女の家はここよ...と、娘にとって私は母として港のような存在でありたいと思いました。船である子供をこころよく見送って、いつでも安心して帰れる港で、光を放っていたいと思いました。その3日後、娘は大阪に戻り、落ち着いて入籍しました。カーブスも港みたいだといつも思っています。会員さんたちは港が大好きな船のような存在だと感じています。
カーブスで、5年間笑顔で頑張って通ったことでゴールドカードが頂けました。5年より以前は、ちょっとつまずいてはころんで骨折したりヒビが入ったり、年に2回は必ずギブスをしていました。骨密度も年々低下していき本当にめげていました。カーブスへ通うことで筋力もアップして嬉しいことに全くケガや骨折をしなくなりました。コロナは怖いけれどカーブスにしっかり通うことで免疫力もしっかりとつき、何物にも負けない強い心と身体を手に入れることができるとしみじみ感じています。カーブスからのメッセージはまさに
「知は力なり」だと思います。
毎週月曜日に壁に貼り出されるレシピをチェックして1週間のうち必ず1回は作るようにしています。「カラーピーマンが、値段が高かったから人参でかわりにしても美味しかったですよ。」とコーチと会員さんにも話すようにしています。カーブスのレシピは作り方も意外と簡単で安価で気軽にたんぱく質もとれて、低カロリーで見た目も良くて、家族にも喜ばれています。写真をとって多くの友人にもラインで送って喜ばれています。
カーブスって一つ屋根の下、家族、ファミリーだなあって、よく思います。お母さんお姉さんと呼びあえるようなつながりで、居心地よく過ごせて大好きです。会員さんにもいろいろな方がいて、踊りをしている方、寄せ植えの得意な方、知り合いの友人の奥様...密にならないように気をつけておしゃべりをしては楽しくて、世界も広がります。カウンターには生け花展のチラシが置いてあったり、エステの無料体験のお知らせがあったり、カーブスが女性の幸せの為にあるんだなあということが、すみずみから伝わります。何を今すれば、今日の自分より一歩踏み出して輝く明日の自分になるんだろう。そんなステップアップの場だなと確信しています。
「こんな時期だからこそカーブスに行こうよ」
一緒に楽しく壁も乗り越えていこう。これからも一人でも多くの人にカーブスの魅力を知ってもらおう!!カーブス大好きです。ありがとうカーブス!!
長女もとても良い方と入籍できたし一安心です。次女も2021年3月から博多勤務になり、新しい土地で頑張っています。私も還暦を過ぎて新たな人生のスタートをきりたいです。カーブスといつも一緒にどこまでも!!
入賞
「コロナ騒動のなか、私とカーブス・家族のつながり」
カーブスって
どんな運動?
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