カーブスで筋トレを続けて11年目になります。今年は1月15日に国内初の新型コロナウイルス感染者が確認されました。私が働く特別養護老人ホームは、65歳以上、要介護度3以上に方々が入所されています。施設自体は徹底した感染症予防対策を行い、今現在感染者は出ていません。感染対策とは、毎日の検温、手洗い、うがい、アルコール消毒、フェイスシールド着用、清掃の徹底、定期的に換気を行う、休憩室での着替え、食事は人数制限、プラスチックシールド、小声の会話等々できることは行っています。
しかし未知の感染症の実態がわからず、もし自分が感染したら施設に多大な損害を与えてしまいます。入所されている高齢者は生命の危機にさらされます。令和2年4月から8月末までの5か月間カーブスを休みました。4月7日、7都道府県に「緊急事態宣言」が発令されて、対象が全国に拡大され5月25日東京都などを含め全面解除というような経過をたどりました。趣味のトレッキングも休み、コーラス活動も中止となりました。唯一通勤時間は往復1時間弱徒歩で通いました。土日の休日は外に出ないでステイホームとなりました。5月3日憲法記念日で70歳古希を迎え、家ごもりのストレスから6月中旬に帯状疱疹となってしまいました。症状は左目こめかみがピリピリ痛みましたが、早期に治療したので1週間で治癒しましたが、左目に炎症がおこり、眼圧も上昇し物がかすんでみえました。すぐに眼科で治療しましたが、2か月かかってしまいました。
「筋力をつけて、免疫力をアップしよう」コーチのことばがよみがえり「やっぱりカーブスに行って筋トレしよう」と決心いたしました。コーチから「徹底的に感染予防しています。」今までのように月・水・金の週3日間は休むことなく続けています。1か月間は2周するのがやっとでしたが、10月になると体力も少しづつ戻り、トレッキングも低い山から始めました。高齢の身で筋トレを休むと身体にどんな打撃を受けるか身をもって体験いたしました。自分で決めた日を守ること、仕事の都合で休む時は、火・木にふり替えて通っています。
カーブス歴あしかけ11年、仲間も増え個人的に一緒にトレッキングしている人もいます。カーブスを休んでいる仲間に、感染症対策を個人でもして今までの自分の体験を伝えて、「筋トレ大切一緒に続けていこう」と声をかけています。大事な仲間であるので、コーチより「ウォーキングだけでなく、筋トレして筋肉を鍛えよう」も一緒に伝えています。
「しばらくぶりね」「うん、1年休んだよ」「でもカーブスやめないでよかったよ」その時は本当に感動いたしました。コロナ禍でそんなにうれしかったことはなかったのです。コロナ感染症のことも対策をきちんとし基本を守れば感染が拡がることもないことがわかってきました。「カーブス続けよう!」が仲間の合言葉になりました。コロナに負けない体力づくりを続けていきます。
70歳の体力維持活動の中で、週5回40時間の仕事を続けられること、趣味活動も増やして4月からはコーラスも再開予定です。
プロテインは飲み続けています。コロナ禍で新しい年に向かい「何かできることをしよう」「前向き思考で行こう」昨年念願の俳句集「枝折戸」を自費出版し、次は山紀行として山の写真集を本にすべく準備しています。やりたいことはたくさんあります。無理をしないで少しずつやっています。体力があってこその活動であります。カーブスで筋トレして仲間と交流し、コーチとの関わりを大切にし歩んで行きます。「カーブス、これからもよろしくお願いいたします。」
入賞
「私がカーブスを続ける理由」
カーブスって
どんな運動?
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