昨年は、コロナで世界中の人々が健康被害に遭うかもしれない不安に襲われました。
現在も、私達は、見えないウィルスと闘いながら日々過ごしています。
カーブスも、初めて長い臨時休業となり、生活の一部となっていたワークアウトもストップし、コーチやメンバーさんにも会えなくて、寂しい想いでいっぱいでした。
そんな中、令和2年5月にカーブスから一通の手紙が届きました。開封してみると、「メンバーの皆さま、お久しぶりです。体調はお変わりないですか?」と書いてあり、コーチ達の顔写真入りのメッセージが添えられていました。とても嬉かったです。それに加え、毎年1月と2月の恒例行事の「カーブスプリンセス」(~頑張った自分をほめよう!~)のプリントも入っていました。
5月半ばから6月末までの企画で、早速、目標を「健康寿命を少しでも長く保てるようにする」と決め、自宅でのトレーニングを開始しました。
私の通っている教室は、幸いに、その手紙を受け取ってから10日程して再開しました。油圧式の器械を久々に動かしたら、負荷がいかに大事か実感しました。使っている筋肉がよく分かるし、何よりもコーチ達やメンバーさん達と顔を合わせ、楽しく運動が出来ました。筋トレは、一人でやるよりも仲間がいたほうが、いっそう腹圧を意識しますし、姿勢が悪かったらコーチに指導してもらえるので、気分一新に取り組むことが出来ました。
12年半の中には、膝が痛かったり、更年期障害が重かったり、母の介護で大腸がねじれたりetc 挫折しそうになった時が何度かありました。でもその度に、コーチ達が悩みを聞いてくれて、私に合ったワークアウトやアドバイスをして下さいました。辞めていたら、鬱が悪化して、今頃は寝込んでいたかもしれません。年齢は50歳を越えましたが、私一人の力だけではここまでは頑張れなかったと思います。
もうひとつ、風化させてはならない出来事があります。それは、2011年の「東日本大震災」です。今年の3月11日で10年になりました。岩手県と宮城県と福島県の3県では、多くの方が津波の犠牲になりました。今でも、約5千人の方々が避難生活を余儀なくされているそうです。まだ行方不明の方もたくさんいらっしゃいます。特に福島県は、原発の問題もあり、まだまだ明るい未来には、程遠いです。その災害から10年になるというその前に、またもや今年の2月13日の夜中に、宮城県と福島県中心に、震度6という大きな地震が起きました。仏壇やタンスなどが倒れ、停電のために辺りは真っ暗でした。10年前は、母がいたので心強かったのですが、今回は、一人でしたので、停電が復旧するまでは、心細かったです。でも、私の地域は、朝には水が出ましたし、電気も付いたので、恵まれているほうなんだと、自分に言い聞かせ、仏壇などを立て直し、片付けに追われました。立て直す力があったのも、筋トレをしていたからだと思いました。二度も大きな家財道具が倒れたので、壊れた物もありましたが、命が助かったので何よりでした。
最愛の母が病気で亡くなってから、2年になります。今でも、母の笑顔を思い出します。4~5年前くらいだったでしょうか...恥ずかしがりやな母が、一回だけワークアウトを体験してくれた事がありました。つい最近の出来事のような気がします。
カーブスで学んだことは全て母に話していて、体に良いことは実践していました。プロテインも、何回か二人で飲んだこともありました。母と一緒にカーブスで筋トレをしたあの貴重な体験は私の心の宝物になっています。心の障害を患っている私を置いて天国へ旅立って行くのは辛かったと思いますが、コーチ達のお陰で少しずつ少しずつ回復に向かっているので、今は、安心して天国から見守ってくれていると信じたいです。その成果として、今年からは、全部の器械が出来るようになりました(力は加減しています)。コーチ達や一部のメンバーさん達にも温かい言葉をかけて頂き、励みになっています。たくさんの優しさや恩恵を受けて、ここまでやってこられました。感謝しています。
心の障害とは30年の付き合いです。多分、一生付き合って生きていくことになると思います。でも、カーブスとの良いご縁のお陰で、考え方がプラスに転換出来る様になりました。また、家でも、腹圧を意識しながら家事をするようにもなりました(たまには、忘れてる時もあります(笑))。それから、毎年、冬場は膝が痛かったのですが、今年は痛みが少し楽だったように感じました。来年の冬場も今年と同様に全ての器械が出来るように頑張ります。カーブスに行くと、必ず何かしら豆知識も学べるので、ワークアウトをしながら、脳トレにもなり、頭がスッキリします。時々は笑いを交えながら、マイクでコーチがお話して下さいます。だから、カーブスにいる間だけは、コロナから解放されたような気になります。マスクが必需品になり、当たり前の生活がいかに大切だったのか痛感する1年でした。コロナが終息する時が来ることを願って、その時には、長男や次男家族と楽しく団らんしたいです。そのためにも、筋トレを続けて元気に過ごそうと思います。病気の苦しみは、自分自身にしか分かりませんが、カーブスマガジンで、全国のメンバーさんの作文を拝見し、まだ私は、軽いほうなのかもしれない!と元気づけられています。
最後に、私からコーチ達へ昨年のお手紙の返事を伝えたいと思います。「毎日、私達メンバーのために、消毒や手洗いを徹底して下さり、ありがとうございます。マスクや検温はもちろんのこと、20分ごとに10分間窓を開け換気をしてくれたり、30分ごとに器械も消毒して下さり、ほんとにご苦労様です。安心してワークアウトが出来ているのも、コーチ達の努力のお陰です。これからも私達メンバーの目標達成や将来の夢が叶うように、サポートを宜しくお願い致します。」
Thank You!
入賞
「コーチ達のおかげでカーブス生活12年半」
カーブスって
どんな運動?
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