リルル、リルル・・・午前6時10分、目覚まし時計が私を優しく起こしてくれます。
さあ、私の一日の始まりです。
エプロン着けて、万歩計をポケットに入れて、洗面台の前に立って、鏡の中の私に「おはよう」と笑顔で声をかけます。
声を出すと、なぜかしら気持ちが晴れやかになって、今日も一日元気で頑張ろうと気合いが入るからです。
気合いが入ったところで、朝食の準備と主人のお弁当を並行して作ります。主人には、もう少し元気で働いてもらいたいので、カロリー控えめの「厳妻弁当」を作ります。作りながら私も青汁をコップ一杯飲みます。
そうしているうちに、主人が起きてきます。さすがにハイタッチはしないけど「おはよう」と声を掛け合って、お互いに今日も元気なことを確認しあいます。夫婦二人だけの生活になって10年、朝の、声掛け挨拶は欠かせません。
7時35分、主人がオートバイで出勤します。曲がり角で必ず手を挙げてくれる主人に、私も笑顔で手を振り返します。これで、無事に朝の章が終わりです。
誰もいなくなった家で、テレビの前にクッションを置いて、どっかりと腰を下ろして、おもむろに朝食をとります。
でも、この日常の動きに、一年ほど前からちょっとした変化が出てきました。クッションに座る前に、洗濯機を動かすという作業が入りました。あとは、今までと変わらず、どっかりと腰を下ろして朝食をとるのですが、「ピーピー」という洗濯終了のサインを聞くと、どっかり下した腰が反射的に浮くのです。次の動作へと体を動かすことがスムーズにできるのです。それこそ、若い頃は、3人の子育てと、会社勤めで、時間との戦いだったので、体を無理にでも動かしていました。でも、今は無理をすると「危険」「怪我」が怖いので、無理は厳禁です。それが、毎日の生活の中でのちょっとした見直しで、時間にも体にも余裕ができてくるのです。この、出来た時間をどう使おうか。そこで頭に浮かぶのが「迷ったら、筋トレ」です。
私は、今年の4月からカーブス歴4年目に突入しました。この間に膝の皿の骨折をしました。そのためにカーブスを2ケ月お休みしました。その時、整形の先生が私の回復力には驚いてみえました。これは、日々の積み重ねの賜物と信じています。「継続は力なり」「石の上にも三年」など、先人達は本当に上手いことを言うなと思います。もちろん、この継続ができたことは、自分ひとりの力とは思っていません。コーチたちの熱い励ましや、カーブスを通じてできた友人たちのおかげと感謝しています。気持ちいい汗をかいた後のランチやお茶は、ますます体をリフレッシュにします。そろそろ、自由時間の章は、終わりです。
さあ、家に帰って、孫を学童に迎えに行きましょう。一日お仕事をしてきた主人を、笑顔でむかえ、労いの言葉をかけましょう。夕方から夜の章が始まります。
佳作
「「私の一日」」
カーブスって
どんな運動?